楽しいことがあり過ぎる

楽しいことがあり過ぎる

世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるみたいですよ。

『めちゃイケ』最終回を終えて思うこと

めちゃイケ最終回集合写真


『めちゃ2イケてるッ!』最終回が放送されて1週間が経った。

中学生の頃から続けてきためちゃイケの毎週録画を解除し忘れていたことに、さっき気付いた。HDDレコーダーの録画ランプが点灯していて「何予約してたっけ?」と確認したら19時から放送している『ENGEIグランドスラム』を録っていた。しかもMCはナインティナイン。なんてセンチメンタルな展開…。こんなことで終わったことを思い知らせれることになるとは。

 

最終回は5時間10分の超スペシャル版での放送だった。放送時間を知ったときは「いくらなんでも長すぎないか?またネットで叩かれやしないか?」とやや心配していたのだが稀有に終わった。放送中はtwitterでもトレンド上位を維持しつつけ、世間での評判も上々だったようだ。5時間以上に及んだ放送も、中身を見ればコーナー物を連発する構成になっており、どのタイミングでも見やすかったように思う。また往年の人気コーナーをバンバン復活させたことも「最終回くらいは見るか」と感傷に浸りたがった層には、ぴたっとハマったのだろう。今まで散々叩かれてきたネタを「最終回だからやってしまえ」精神で解禁したことも高評価の要因だったようだ。まぁこれはある程度予想していた展開だったのだけど、こんなにもダイレクトに視聴者に対して「怖いものなんてないんですよ、何せ最終回なので」ということをアピールしてくるとは思わなかった。スタッフや出演者の意地を見た気がする。

 

それにしても、テレビではどちらかというと優等生な面しか見せてこなかった(とわたしは思っている)岡村隆史があんなにもあからさまに世間を皮肉るとは…痛快だった。彼は今までも青少年の犯罪やイジメ問題等をバラエティ番組の影響だとするBPOやら世間に怒りをぶつけ続けてきた。しかしそれらの主張はあくまでラジオ番組で話されるにとどまり、あんなにも直接的にテレビでこの手の発言をしたことは珍しいのではないだろうか。今でこそご意見番(笑)的ポジションになったりもしているけど、そもそも岡村隆史という人は世間では優等生的お笑い芸人という立ち位置にいた人だ。芸人らしくないマジメさや努力家な面が人々から好感を得ていた。だから彼が長期休養し、相方の矢部浩之が代役として旅猿に出演した際、東野幸治が放った「岡村隆史ってすごいでしょ、国民の弟みたいなもんやん」という一言に、当時のわたしは強く同意した。彼はめちゃイケに於いては優等生な面しか見せてこなかった。世間への不満やボヤキ、いわゆる厄介な面はラジオでしか見せてこなかった。それはある種、めちゃイケの視聴者が求めている岡村隆史像を演じていたように思う。しかし最終回での彼は違った。

 

でも良かったんじゃないでござるか。このコーナーがなくなったことで世の中からイジメがなくなったんでござるから

(他メンバーから「なくなったかな?」の声)

一切、イジメがなくなったんでござるよ!

 

 

岡村隆史は、自身のラジオで常々言っていた。「我々が叩かれたりぶたれたりする様子を見ていじめられている子が笑ってくれればいい。 我々お笑い芸人は『マジメにふざける職業』なんです」と。わたしは彼のその考えが本当に好きで、だからこそ青少年や学校が抱える様々な問題や事件をバラエティ番組と安易に関連付ける一部の視聴者が大嫌いだ。そして、そういう奴に限って普段は番組を見ていないくせにちょっとした取っ掛かりを見つけるとここぞとばかりに叩いてくるからタチが悪い。子どもが真似したらどうするんだとか言っている保護者の方々には「バカか」と言ってやりたい。わたしは子どもの頃からめちゃイケを見続けてきたけど、それなりにまともに育っているよ。バラエティ番組に影響されて問題起こすような人間は、遅かれ早かれ問題を起こしているだろう。それをバラエティ番組のせいにするだなんて浅はかだ。「子育てサボるなこのバカ親が」と言ってやりたくなる。

だからこそ、あの岡村隆史が『しりとり侍』冒頭で放った皮肉が堪らなかった。いいぞいいぞもっと言ってやれ!と思った。めちゃイケで受けた傷に、めちゃイケで片を付ける。それが叶ったようで何だか胸がアツくなった。

番組の最後。岡村隆史の妄想結婚式という設定のもと、各出演者が最終回への想いをお祝いスピーチという形で披露した。この場でたんぽぽの白鳥久美子が、自身が学生時代に受けたイジメに絡め「ここにめちゃイケに救われた人間がいます」と語ったシーンには、めちゃイケが今まで受けてきた様々な傷が報われた気がした。

 

 

このお祝いスピーチには、各出演者のそれぞれの想いが溢れていた。最終回だからこそ口にできた想いも多かっただろう。中でも、光浦靖子のスピーチが素晴らしかった。以下がそのスピーチ全文書き起こしです。

 

隆史さん、隆子さんご結婚おめでとうございます。えーっとぉ、隆史さんと出会いましたのはかれこれ25年前……

 

ーここから片岡飛鳥氏によるインタビュー映像

光浦:うーんと、とぶくすりの頃から劣等感が、いちばん…

片岡:お笑い劣等感?

光浦:そうですそうです、一番ダメな子だったんで

片岡:今、自分がもうスベらない状態になってるかとか思うことない?

光浦:うん。あの、ある程度…60点くらいの回答は…

片岡:いろんな職場のディレクターが貴方いたら絶対頼りにするよなっていう演者になってるよね

光浦:オファーがない……

片岡:オファーがない?

光浦:オファー全然ないです

片岡:「さんま御殿」の(オファーも?)

光浦:「さんま御殿」も飛鳥さんに褒められて以来、一回も呼ばれてないです

(光浦・片岡 笑う)

片岡:すげー面白いと思ってメールしたのに

光浦:あれ、、、選球眼…ははははははっ

ーインタビュー映像おわりー

 

(涙目でスピーチ続き)そんなことも乗り越えるくらい長い時間が経ったので、もう自分にコンプレックスもないし、えー、わたしよりこの人が笑いを取ってる、この人の方が前に出てるとかそんなことも一切思わないとこに行きまして、普通にホントに、あのぉメンバーのことが全員好きなんですね、わたし今。でも、そういう時に、あのー、いかんですね、終わるんですね。で、わたしの中のジンクスで、バレンタインデーの時にみんなにチョコ配りながら、その年に一番素敵だった感謝する人に、わたしテディベアを作って渡してたんですね。で、毎年いろんな男子メンバーにあげてて、わたしのクマを5つ集めたらわたしはその人と結婚しようと思って。誰が5つ早く集めるのかなって俯瞰で見てたら、ある日みんなが前室で「クマ4個貯まったら死ぬで」って言ってて…。なんかねぇ、わたしもうショックがデカ過ぎて「なんて素敵な発想する仲間たちだ」と思っちゃった。だからもうその辺りから狂いだしてるんですよ、わたしの感覚も。

 

彼女のこのスピーチを聞いて、 飛鳥さんがメンバーの出演番組をチェックし、メールを送っていたという事実にただただ驚いた。やっぱり彼らめちゃイケメンバーにとっての片岡飛鳥という人は大きな存在なのだ。それこそ加藤浩次が語っていた「飛鳥さんに加藤頼むって言われたら『はい』しかないです、僕」という言葉に集約されているように。彼らにとって、片岡飛鳥という人はバラエティ番組に於いての『正解』そのものなのだろう。

また、光浦は、かつてのコンプレックスや劣等感みたいなものが一切なくなったとも話している。何というか、この言葉の持っている意味は非常に大きい。「めちゃイケ」という番組はそもそもナインティナインが、もっと言えば岡村隆史が絶対的なエースだった。岡村隆史めちゃイケの主役であり、売れっ子のナインティナインとそんなナイナイを羨むその他の芸人といった構図が番組の大きな要素となっていた。だからこそ岡村隆史は優等生でいなければならなかったし、極楽とんぼはヒール役に徹し、そんな極楽とんぼの山本と本気で喧嘩する光浦靖子の構図が生まれたりしていた。演者同士の本気のいがみ合いもネタにするぐらい仲が悪かったりもした。また、それとは逆によゐこ濱口優鈴木紗理奈が余りにも親密だったため、交際を疑った岡村や加藤が収録終わりの彼らを尾行したといったエピソードが披露され、検証企画が行われたりもした。今でこそめちゃイケファミリーと呼ばれ和気あいあいとした雰囲気のメンバーだが、かつてはもっとトゲトゲしていた。ネタなのかマジなのか分からないような緊張感が。しかし22年が経過し、彼らも歳を重ねた。それぞれが経験を積んで、それぞれがそこそこのクラスの芸能人だ。光浦が言うように互いへの劣等感みたいなものを抱えているような関係性ではなくなってしまっているだろう。だから、きっと、かつてのような設定のコントを今のメンバーで演ったとしても面白くなるかどうかは分からない。いや、きっと難しい。だって彼らがどんな関係性なのか、少なくとも毎週めちゃイケを見てきためちゃイケ大好きなわたしはその変化を知っている。家庭を持っている人も、大きなレギュラー番組を持っている人も、芸人とは異なるフィールドに活躍の場を見出している人もいる。ナインティナイン一強状態だった昔の構図には戻れない。

もちろん時代の流れもあるし、世間の冷たい声に晒され続けたこともあるけれど、バラエティ番組が放送開始当初のメンバーのままで長く続けていくというのは本当に難しいことなのだと思う。だって演者の成長とともに当初のコンセプトは嫌でも変えていかなければならないんだもの。特に、めちゃイケのような若手芸人独特の関係性やパーソナルな部分をさらけ出して笑いに昇華させてきたタイプの番組であればあるほど、彼ら出演者の立場の変化が番組に与える影響は非常に大きいだろう。開始当初は分かりやすかったメンバーの立ち位置も、22年も経てば変えざるを得ない。そのギャップを埋めつつ、視聴者が望む「面白さ」を提供し続けるなんてめちゃめちゃ難しくない?冷静に考えて無理だよな、って思う。光浦靖子のスピーチを聞いて、そんなことを考えた。

 

だからもう本当に、こんなこと言ってしまいたくないけど、本当に本当に言いたくないけど、めちゃイケが最終回を迎えるという事態になったことは仕方ない。仕方ないというか、これを回避するのは途轍もなく難しい。だって22年だよ。番組が始まって22年も経ったのだ。単純に考えて20代だった岡村隆史が50歳手前のおっさんになってしまったのだ。それだけでも番組にとっては大打撃だ。ご存知の通り、岡村隆史という芸人はその身体能力の高さを活かした芸で多くの笑いを生み出してきたタイプの芸人だ。そしてめちゃイケは彼のそういった面に頼った企画で数々のヒットを飛ばしてきた。そんな彼ももうおっさんだ。かつてのようなキレッキレな動きは難しい。『岡村隆史のオファーシリーズ』を通して、そんな彼の老いを目の当たりにするのはファンとしてはしんどい。加藤浩次が爆裂お父さんでジャイアントスイングを繰り出すとき「加藤さん、しんどそうだ…腰とか大丈夫なのか」とか心配しながら見るのもしんどい。キレッキレだった彼らの面白さに慣れてしまっている身としては、彼らの老いを考慮しつつ笑うというのは、何ていうかツライ。そして、そんな風に番組を見てしまうのは彼らにとって失礼かもしれない、とか余計なことを色々考えてしまうこともツライ。

加藤浩次は最終回を迎えて「悔しい」と語っていた。「もっと歳をとったらダメなおっさん達がもっと面白くなるんじゃないか」とも言っていた。すごくよく分かる。このままめちゃイケが続けば老いていく過程を笑えるようになる日も来るかもしれない。でも、きっとそうなるまでの数年間は「彼らの老い」に慣れないまま、停滞期みたいなものを過ごさなくてはいけない。それを考えると、22年という年月の流れはある種の足枷のようにも感じてしまう。若々しかった彼らが老いていく様子に、わたしは、まだ順応できずにいる。いつでもあの頃を求めてしまい、そのギャップにちょっとだけ切なくなってしまったりする。そして、そんな風にめちゃイケを見てしまっている自分にガッカリもする。

最終回を迎えてしまったことは仕方ない。一応、わたしの中ではそういう結論に至った。至ったというか、無理やり自分の中で決着をつけた。本当は全然納得していない。

 

「あなたにとってのめちゃイケとは何ですか?」という問いかけに光浦靖子は『宗教』と答えた。めちゃめちゃ分かる。わたしにとってもめちゃイケはある種の宗教だった。だってわたしの中の『面白い』の基準はめちゃイケだ。全ての面白さはめちゃイケを基準に図られ、めちゃイケこそが王道であり、いつでもめちゃイケは正しさの象徴だ。多感な時期に、最もよく見ていたテレビ番組がめちゃイケだったので、ただの『いちバラエティ番組』では終われないほどの影響をわたしの人生に与えている。無条件に正義なのだ。どんなに番組が批判されていても、わたしは常にめちゃイケ側の立場であろうとした。とてもヘンテコなことを言っている自覚はあるのだが、なぜかわたしはめちゃイケ側の立場であろうとしたし、どんな時も全力でめちゃイケを擁護してきた。

 

だから、最後のスピーチで岡村隆史が号泣しながら「めちゃイケは僕の青春でした」と言ってくれたことが本当に嬉しかった。分かってはいたことだが、わたしがこんなに大好きな番組が岡村隆史にとっても大きな存在であったことが堪らなく嬉しかった。最終回であんな風にグシャグシャに泣いてくれたことが嬉しかったし悲しかった。

最終回が終わって、多くの出演者が番組への想いをSNSに投稿する中、岡村隆史は自身のInstargamでこの件に関して一切触れていない(2018年4月8日現在)。そんなところも非常に岡村隆史っぽい。 

 

『めちゃ2イケてるッ!』は終わってしまった。でも、またいつか何かの企画で復活してくれるような気もする。あれだけ数々の人気企画を生んできた番組だ。特番復活も十分に期待できる。濱口優も「またやりましょうよ」と言っていたし。

最終回のエンディングで流れていたBGM、サザンオールスターズの『みんなのうた』にはこんな一節がある。

 

いつの日か この場所で

逢えるなら やり直そう

 

その日はきっとやってくると信じています。 

 

 

そうそう、最終回で流れていたBGMと言えばスピーチの際の選曲はなかなかニクイ演出だった。加藤浩次のスピーチでは彼が大好きなバンド・エレファントカシマシの『今宵の月のように』を流し、岡村隆史のスピーチでは竹内まりやの『人生の扉』を流していた。岡村隆史が涙で言葉が詰まってしまった瞬間に「信じられない速さで時が過ぎ去ると知ってしまったら どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ」部分を持ってくるあたり全力で泣かせに来ていて、案の定、号泣してしまった。めちゃイケ大好きな人間(わたしだ)は、岡村隆史の涙にはとことん弱いんだよ……

 

 

改めて『めちゃ2イケてるッ!』22年間ありがとうございました。バラエティ番組の最終回の正解なんて分からないけど、あの5時間10分、日本中がめちゃイケで盛り上がっている様子は、めちゃイケファンにとっては堪らなくうれしかったです。久しぶりにめちゃイケを見た多くの人が「めちゃイケ面白い」ってツイートをしていて、何故だかわたしが誇らしかったです。こんな気持ちになれるテレビ番組は、おそらくめちゃイケ以外にありません。本当に本当に面白い土曜8時をありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 

最終回の収録テープも多くがカットされたんだろう。通常のスペシャルであれば後日こぼれ話が放送されるのだが、今回ばかりはそれもない。きっとカットされたシーンにも面白いシーンがたくさんあっただろうに…。ちくしょう、やっぱり納得できないや。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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エレカシ×スピッツ×ミスチル『ド・ド・ドーンと集結決定!!夢の競演』感想

エレカシ×スピッツ×ミスチル 夢の競演
先日さいたまスーパーアリーナで開催された『エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR“THE FIGHTING MAN SPECIAL” ド・ド・ドーンと集結決定!!~夢の競演~』に行って来た。もちろん一番のお目当てはミスチルだったのだが、前々からスピッツをライブで観てみたいと思っていたし、エレカシに関しては今までフェスで3回ほど観る機会があり、その度に「やっぱりエレカシかっけー!!!」と感動する素晴らしいライブだったので、ミスチル目当てと言いつつも楽しみ度的には3バンドほぼ同じといった心境だった。わたしはMr.Childrenのファンであるが、エレカシにしろスピッツにしろ、学生時代から彼らの音楽には大変お世話になっている。運動会BGMで流れたり給食の時間に流れたり通学途中の電車の中で聴いたり…ファンとは言えないまでも彼らの作品の中に「この曲が好きだ!」と胸を張って言える楽曲が何曲かある。自転車に乗りながら『悲しみの果て』を聴いて泣いたことだってあるし『楓』で泣いたことだってある(危ない)。

そんな彼らが競演するのだ。素晴らしいライブになるに決まっている。そう、決まっていた。それなのにこんなにも素晴らしいライブになるとは!!!!と度肝を抜かれたので感想を書きます。いろいろ整理して…と思っていたのだが結局整理できないので、あの時のあの高まりが消えないうちに勢いのままに書くのが一番アツい文章になるのではないかと開き直りもうそのままに書く。それぞれのバンドのファンの方で気分を害される方がいたら申し訳ない。でも書く。

 

 

スピッツ 感想

セットリスト

01 春の歌

02 恋する凡人

03 8823

04 初恋クレイジー

05 チェリー

06 愛のことば

07 スターゲイザー

08 浮雲男 ※エレカシカバー

09 みなと

10 涙がキラリ☆

11 さわって・変わって

12 スパイダー

13 トンガリ’95

分かっちゃいたけど草野マサムネという人はめちゃめちゃ歌が上手い。以前、ミスチル繋がりの友人から「スピッツのライブはヤバい、マサムネさんの歌声はCDのままで本当にヤバい」と聞かされたことがあった。本当にその通りだった。あんなにもCDクオリティで歌う歌手、そうそういない。なんじゃあの純度100%みたいなピュアボイス。歌声をろ過しまくってろ過しまくって残った部分だけで歌ってます、みたいなピュアボイス。優しくて憂いを帯びたような不思議な歌声。素晴らしかった。

しかし今回のスピッツライブでわたしが最も心を撃ち抜かれたのは草野マサムネの歌声ではなかった。草野マサムネの下手側にいる人、そうベース担当の田村明浩さんだ(名前を調べました)。田村さんの動きがハチャメチャで最っっっっっ高にかっこ良かった。本当に失礼なことなのだが、わたしはマサムネさん以外のメンバーのお名前を存じておらず、ファンキーな風貌のギターと優しげな表情のドラム、あとベース。といった感じでベースの田村さんの印象はほぼ皆無だった。しかし観終わってみたらどうだろう。もう田村さんの虜だ。彼の演奏を観るためにスピッツのライブにもう一度足を運びたい!!!と思ってしまえるほどに。ステージ上を走り回り、ジャンプしまくり、時にはベースを置いて観客を煽り、シンバルを素手で叩く。最高だ。めちゃめちゃロックだ。スピッツのライブであんなに「ふぉぉおおおおおお!!!!!」みたいな気持ちになるとは思わなかったです。本当にかっこ良かった。音楽が大好きなんだ!ベースを演奏するのが楽しくて仕方ないんだ!!という気持ちが溢れ出ていた、本当に。

あと驚いたのは思っていた以上に自分がスピッツの歌を歌えたことだった。こんなにもわたしはスピッツの歌を歌えたのか、と驚きながらマサムネさんの歌声に合わせて口をパクパクさせていた*1。中でも『涙がキラリ☆』は、学生時代の思い出が一気に頭の中を巡って懐かしくて懐かしくて泣けた。まさかわたしが“歌を聴いて懐かしさで泣く”という事態に陥るとは…。涙は止まらないのに「わたし何でこんなに泣いてるんだ」と不思議な気持ちになって、どこか俯瞰で自身を見ているような気分になった。『さわって・変わって』も楽しかったなぁ。あのギターの《ジャジャジャジャジャジャジャジャッ、ジャジャジャジャジャジャジャジャッ》って部分めちゃめちゃ好きなんだよなぁ(伝わっているか不安)。『スターゲイザー』もかつてあいのりで毎週泣いていた世代としては「懐かしぃ~~~~」って痺れました。『みなと』も改めてじっくり聴いて「なんていい曲なんだ」と感動した。特に《汚れてる野良猫にも いつしか優しくなるユニバース》のユニバースの歌い方がめっちゃ好きだと気づいた。あんなに優しいユニバースは草野マサムネ以外に歌えない。スーッと浸透してくる、ポカリスエットみたいな歌声だ。

もし機会があったらスピッツのライブに行ってみたい。チケット激戦なんだろうなぁ…

 

 

Mr.Children 感想

セットリスト

01 Everything(it's you)

02 HANABI

03 innocent world

04 太陽ギラギラ ※エレカシカバー

05 and I love you

06 here comes my love

07 himawari

08 やさしさ ※エレカシカバー、ワンフレーズのみ

09 名もなき詩

オープニングSEがまさかの『prologue』。いやぁビビったビビった。「こここここれが流れてるってことはまさか一曲目はあの曲なのか!!?」からのタ・タ・タ・タン!というドラムから始まる『Everything(it's you)』の流れ、ヤバいだろ。泣かずにはいられないだろ。過去のエントリーでも書いたが、2番のサビから最後の大サビの流れには今までの人生で何百回と泣かされてきたので本当にヤバかった。語彙力の喪失、ヤバい以外の表現ができない…。関係ないけど『Everything(it's you)』のジャケットの桜井さんはハチャメチャにかっこ良くて、わたしの中でTOP OF 桜井和寿(CDジャケット部門)に君臨し続けている。

そして会場モニターに映るナカケイを確認した瞬間、涙目で「か”っ”こ”い”い”~~~」って声に出していた。この日のナカケイは黒のタートルネックに黒のジャケットという坂本龍一も真っ青のイケてる紳士感丸出しの格好だった。それはもうドチャクソかっこ良かった。控えめの照明の中、淡々と演奏する寡黙なベーシスト中川敬輔の魅力はとどまることを知らないのか…。去年行われツアー『Thanksgiving25』でナカケイのかっこ良さを嫌ってほど再確認したはずなのに、上には上のナカケイがいた。恐るべし。

演奏はその後『HANABI』『innocent world』と続き、会場全体にJ-POPの頂点感を見せつけているように感じた。ファンの欲目なのは重々承知なのだがinnocent worldのサビで見せた会場の一体感は、ミスチル以外には難しいんじゃない?って思ってしまえるくらい異常な盛り上がりだったように思う。何だかんだ言ってもミスチルすごいね、みたいな。現に、わたしの後ろにいたエレカシファン(恐らく)の女性は「うわぁ持っていかれたじゃん…」と呟いていた。心の中でガッツポーズした。

4曲目に演奏された『太陽ギラギラ』はエレカシ楽曲のカバーだ。わたしはオリジナル版を聴いたことがなかったのだが、ベースの音がゴリッゴリに目立っていてテンション爆上げだった。桜井さんの歌声の暑苦しさが良い感じに押し出されていて素敵でした。めちゃめちゃ高音になるサビも桜井和寿感が如何なく発揮されていて良かった。喉がちぎれてしまうのでは!?って心配になるような桜井さんの高音サイコーだ。

その後は『and I love you』『here comes my love』『himawari』と愛について歌った楽曲を立て続けに3曲。わたしが今回のミスチルライブで最も楽しみにしていたのが新曲『here comes my love』だ。この曲はライブ映えする曲だろうなと思っていたがやはり素晴らしかった。特にギターソロ!!!!CDで聴いた時から「うわ、このギターソロ超かっけぇマジやべぇ…ライブで聴きたい」と思っていて、実際に聴いて「やっぱり超かっけぇマジやべぇ…」となった。Thanksgiving25以来、久しぶりに聴いた『himawari』もやはり何度聴いても歌詞が悲し過ぎて「なんて悲しい曲なんだよ」と泣いた。最後にミスチル最大のヒットナンバーである『名もなき詩』を持ってくるあたりもニクイ演出しやがって、とグッときた。定番中の定番を演ってオーディエンスを魅了するって凄くかっこいい姿勢だ。長年に渡ってトップを走り続けているバンドだからこそ成せる業だよな…。

終演後にtwitterで感想を読み漁っていたら「ミスチルには大きな会場が似合う」的なツイートを見つけてとても嬉しかった。そうなんだよ、ミスチルにはデカい会場がよく似合う。あのモンスターバンドにはデカい会場が本当によく似合うんだよ。ミスチルミスチルっぷりを存分に見せつけるデカい会場のミスチルライブ、最高なんだよ。それはつまり日産スタジアムってこと(唐突)。

 

 

エレファントカシマシ 感想

セットリスト

01 RAINBOW

02 奴隷天国

03 悲しみの果て

04 星の砂

05 風に吹かれて

06 笑顔の未来へ

07 桜の花、舞い上がる道を

08 風と共に

09 ガストロンジャー

10 今宵の月のように

11 Easy Go

12 FLYER

やっぱりエレカシはかっこ良かった。本当にエレカシのライブって観終わるたびに「やっぱエレカシかっけー!!!」と思うのだけど今回もやっぱり思った。だって登場からもうかっこ良いんだよ。薄暗いステージに宮本さんが出てきたと思ったら「お願いします」ってボソッと呟いて暗い中で1曲目『RAINBOW』をワンフレーズ歌う。そこから照明とともにバンドの演奏が加わって…マジであんなに渋いライブの始まり方ないだろ!!?ってくらいかっこ良かった。『奴隷天国』では死ね死ね叫ぶ宮本浩次に圧倒されてあまりの迫力にちょっと笑ってしまった。人間って、自分のキャパを超えた感情を抱くと処理しきれずに笑ってしまうものなんだな。

3曲目の『悲しみの果て』、ほんっとうに感動した。この曲は学生時代に本当に繰り返し聴いてて何度も助けられた曲だったので、なんかもうヤバかった。『風に吹かれて』も『今宵の月のように』も今まで何度も聴いてきたのに、改めて聴くとやっぱりいい曲で泣いてしまった。先に述べたとおりエレカシのライブは今まで数回観てきたが、今回のライブで気付いた。宮本さんは、自身の体中から集めたエネルギーを放出するように、それこそ体全部を使って歌に乗せた想いを伝えようとしてくる。想いを叫ぶように歌うのだ。それが本当にビシバシ伝わってきて、エレファントカシマシの楽曲が多くの人にとって支えになっているのは、そういうことなんだろうなと思った。なんかもうエネルギーが凄い。歌に込められた想いの主張がめちゃめちゃ強い。それ故、その主張が自分の心境とリンクした時の感情の揺さぶられ具合がエグいのだと思う。今回、わたしにとってのそれは『今宵の月のように』だった。ここ最近、色々と停滞気味の自分とリンクし過ぎてしまって涙ドバドバ流して泣いてしまった。そんで、今、思い出してまた泣いてるよわたし。『今宵の~』演奏前の宮本さんのMCも素晴らしかったんだよな。「僕たちの一番のヒット曲です、僕も大好きな曲です」って素晴らしいMCじゃないですか?一番のヒット曲を大好きと言い切れる男前っぷりに痺れた。宮本浩次どこまで男前なんだよ…。『桜の花、舞い上がる道を』も素晴らしい曲だし『ガストロンジャー』もめちゃめちゃかっこ良かった。『ガストロンジャー』はRIJF2016で聴いて衝撃を受けた楽曲だったので再び聴くことができて嬉しかった。

あとやっぱりギターの人を引きずり回す宮本さんは何度見ても笑ってしまう。どんだけ自由なんだよ、と。ロッキンの時はギターの人をステージセンターまで引っ張ってきて「弾け!」って言ってギターソロ弾かせて、挙句「6点!!」って言い放ったことにめちゃめちゃ笑ったんだけど、今回はギターの人のギター奪って演奏しだすという暴挙に出ていて最高だった。

 

 

E.c エレカシ×スピッツ×ミスチル

アンコールではエレカシスピッツミスチルによるエレカシの『ファイティングマン』共演。テンション爆上げの宮本さんとその勢いにやや圧倒されるマサムネさん、めちゃめちゃ楽しそうに歌う桜井さん。ボーカリスト三者三様っぷりがそれぞれのバンドが持つカラーを表しているようだった。

それぞれがそれぞれのやり方で長年突っ走ってきたからこそ「みんな違ってみんないい」をここまで強く感じられる、それこそ夢の競演が実現できたんだろうなぁ…。どのバンドのファンもみんなが幸せになれる対バンだった。エレカシスピッツは30年、ミスチルは25年活動してきたバンドで、それこそあの会場にいた観客はそれぞれ追ってきたバンドは違えど同じような時代を生きてきた人たちの集まりだ。だからどのバンドのどの曲を聴いても、その時代を共有した仲間として楽曲の持つ時代性や想い出をシェアできるというか…。長く活動しているアーティストの作品にはそういった強さがあるなぁと感じだ。長い時間を積み重ねることで培われた説得力というか。

 

スピッツMr.Childrenも このバンドに共通して言えるのはみんな音楽が大好きで、素晴らしい音楽をみなさんに届けたいと思ってる」みたいなことを宮本さんが言っていたけど、本当にその通りなんだと思う。みんな本当に音楽が大好きで、その純粋な想いに共感できるからこそ今回の夢の競演が実現したのだろう。本当に素晴らしい夜だった。

 

エレファントカシマシさん、改めて30周年おめでとうございます。そして素晴らしいライブを企画して実現していただき、本当にありがとうございました。

 

それでやっぱり最後には「バンドっていいなぁ」と思わずにはいられないんだよね。

ほんと、バンドっていいなぁ…

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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*1:マスクの下で口をパクパクさせるだけで実際に声は出していないですよ!

最近のこと_『アンナチュラル』とかネイルとか子供用お箸とか

久しぶりに電車に乗って出かけたら世間があまりにも春だったので焦った。

取り立てて大きな出来事がない毎日だけど、そんな生活に「自分はもう以前のように正社員雇用での生活に戻れないのではないだろうか…」と気分が落ちていくだけなので気晴らしのブログです。最近の出来事や思ったことなどを書いていこうと思います。

 

金曜ドラマ『アンナチュラル』 

金曜ドラマ『アンナチュラル』

いやぁ、久しぶりに見た連続ドラマが『アンナチュラル』で本当に良かった。もうとにかく毎週見終わった後に「なんてドラマだ」と思わずにはいられない見事な脚本。視聴者の予想を裏切る展開でありつつも、そのあまりの華麗な裏切りっぷりに「アッパレ!」と清々しさすら覚えるほどだ。特に第7話『殺人遊戯』から先週放送された第10話までは物語としては別々の不審死を扱っているはずなのに、何かひとつの大きなテーマが通じているように感じた。

物語の舞台となる「UDIラボ」の面々は『人間の死』に対して必要以上に湿っぽくならない。その丁度良さもこのドラマの魅力だろう。視聴者に対して『人間の死』を武器に無闇矢鱈とお涙頂戴をしない。だから『死』という重くなりがちなテーマを扱っているにも関わらず、作品全体に漂うムードは軽やかだ。

彼らは食事をしながら『死体』の話をするし、昼食を摂る同僚に向かって躊躇なく『解剖時に撮影した写真』を見せる。作中でのそれらは何気ないやりとりとして描かれているが『人間の死』と距離を置いて生きている我々からしたら信じられないような世界だ。だからといって彼らが『人間の死』を軽んじている訳ではないということも作中で十分に描かれている。そこら辺のバランス感覚が実に素晴らしい。

わたしは、このドラマを録画視聴している。最終話直前回でもあった第10話は先週金曜の就寝前に見たのだが、あまりにも衝撃的な展開に目が冴えまくってしまいなかなか寝付けなかった。無職で半引きこもり状態のポヤポヤした毎日を送る身にとって、アンナチュラルは緩みまくった自身の脳内をフルスロットル状態に引き上げる劇薬と言っても過言ではない。明日放送予定の最終回にどういった展開が待っているのか…。物語の最後ではUDIの皆さんが楽しそうに美味しいもの食して欲しいなぁと思っていたりします。このドラマでの食事シーンには他のドラマにはない大きな意味があると思っているので。

余談だが、石原さとみ演じる三澄ミコトが着けているネックレスがとても可愛い。あのネックレスどこのなんだろうか。気になる。

 

 

ネイルサロンに通うのをやめた

そのままの意味になるがネイルサロン通いをやめた。最後に行ったのは1月末のこと。今、わたしの爪には何も塗られていない『自爪』のまま。長さも白い部分はほぼない超ショートネイルだ。ネイルサロンには1ヶ月ごとに5年以上通っていた。もともとセルフネイルが好きで自分でフレンチネイルにしたりしていたが、いかんせんポリッシュはすぐに剥げる。早いと1週間とかで剥げる。そのメンテナンスをするのが面倒になりサロン通いをすることにした、といった次第だ。1回の施述で5,000円を予算にし毎月のご褒美感覚で通っていたのだが、インターバルもなく5年以上も通い続けるといい加減自爪もうっすうすになり「そろそろ一旦サロン通いを休んでみても良いかもなぁ」とちょっと前から思っていた。ちょうど転職活動も本格的に動き出したし、まぁ今どきネイルをしているから不採用!なんてことはないと思いつつも、良い機会だし一旦お休みしましょうか、といった感じだ。あと何だかんだで無職にとっての5,000円って大きいですしね。転職活動以外で外出することも多くはないので、そんな爪にわざわざプロ仕様のネイルを施すのも勿体ないでしょ、というのも理由の一つだ。

サロン通いをしていた頃は最低でも3ミリ〜5ミリ程度の長さをキープしていたのでここまで短い爪での生活に新鮮さを感じている。コンタクトを着ける時もシャンプーをする時も、伸びた爪を気づかう必要がないというのはこんなに楽なものなのか…。それと同時にちょっとでも白い部分が見えると「伸びている…」と気になってしまい、3日に1度のペースでヤスリを掛けてしまう。自爪がうっすうすになってしまっているので少しでも伸びるとすぐに割れたり欠けたりしてしまうのだ。

新しい仕事が決まったらお祝いも兼ねてネイルサロン通いを解禁しようと思う。こうしてちょっとしたことを『仕事が決まったらやっていいことリスト』入りさせる日々。

 

 

子供用のお箸がなかなか売っていない

わたしには今年で4歳になる甥っ子と3歳になる姪っ子がいる。彼らは割と頻繁に我が家(彼らにとっては祖父母宅)にやってくる。甥っ子は少なくとも2ヶ月に1度、姪っ子に至っては隔週末で訪ねてくる。そうして訪ねてきた際には夕食を共にして帰っていくパターンがお決まりなのだが、そんな中でそろそろ彼らの分の子供用お箸を買いましょうか、という話になった。こういった時に、ここぞとばかりにヤル気を出すのが独身実家住みの叔母ちゃん(現在無職)ことわたし。「甥っ子姪っ子関連で欲しい物がある場合は独身実家住みに頼め!」とばかりに今までも洋服やら靴やらリュックやら傘やらを所望されホイホイと買い与えてきた。わたしは「どうせ買うならそこそこ良いものを」と考えるタイプなので、今までもそこそこ良いものを彼らに与えてきた。少なくとも子供連れファミリーの強い味方こと西松屋で買うといった行為に出たことはなかった。というか、わたしが甥っ子姪っ子関連グッズを買う場合、通勤経路内の駅ビルで済ませることが圧倒的に多く、そうなると自然とそこそこの価格帯の商品を買わざるを得ないといったことになるのだ。

今回の子供用お箸購入を母から頼まれた際にも「100均で買ってきて」と言われたが「そんなのダメだよ、もうちょっと良い物を買わないと!」と妙なこだわりを見せ、今までどおり御用達の駅ビルへと足を運んだ。ところがだ。子供用お箸がなかなか売っていない。というかそもそも駅ビルには生活雑貨を扱う店がとても少ない。あっても2〜3店舗だ。その中で子供用品まで網羅しているお店などほぼない。辛うじて扱っていたとしてもせいぜいお皿やコップ程度。お箸なんて気の利いた物はまったく置いていなかった。わたしは絶望した。世のお父さん・お母さんはお子さんのお箸を一体どちらで購入しているのですか。あまりにも見つからないので少し足を延ばして東急ハンズまで行ってみたのだが『お箸訓練用のお箸』みたいな商品は数種類置いているのに、ただ単純な子供用お箸は1種類しか置いていなかった。

仕方がないので、帰りがけに家の近所にある100均ショップを覗いてみたら可愛らしい子供用お箸(男女用)を売っていたので、結局、最初の母の依頼どおり『100均お箸』を買って帰った。あくまで『とりあえず』の間に合わせ用です。

やはり自分に子供がいないと、こういった入り用の時にどんなお店に行けば良いのかという情報が圧倒的に不足してしまうな。

 

 

___

 

と、ここまでが昨夜のうちに書いていた文章だ。今日、アップする予定だったのだが目覚めにtwitterを開いたらとんでもないニュースが目に入った。

natalie.mu

 

とんでもねぇ。とんでもねぇですよ…。

今年はhide没後20年ということもあり色々な企画が予定されているとアナウンスされていたが、ここまでとんでもねぇとは思わなかった。映画はまぁ「こんな仕上がりだろうな」という想像を大きく上回ってくることはないだろうと思う。hideを追っかけてきた人からしたらそこまで目新しいエピソードはないだろう。それでも未公開映像という部分には大いに期待してしまうのだけど。悲しきファンの性だな。お涙頂戴な内容にはやや食傷気味なのだ。どうせならイケイケなロックスターであるhideをたくさん見せて欲しい。

彼の没後に生まれた様々なもの(音源・映像作品・イベント等々)に対して「解せぬ」と思っているファンが少なからずいることを知っている。特に生前(この表現も好きじゃないんだけど)からhideを追い続けてきた人には「これじゃhideがあんまりだ」と思えてしまうことが多々あったことも容易に想像できる。一部で『死人商法』なんて揶揄されていることも知っている。というか彼について色々と調べている過程でそういった声を目にしてきた。わたし自身も実際にモヤったりもしてきた。

 

それでも今回のニュースはめちゃめちゃ嬉しかった。とはいえ、それは先に述べたドキュメンタリー映画のことではない。今回の没後20年に関するニュースでわたしが最も嬉しかったのはコレだ。

www.hmv.co.jp

 

そう。

わたしが前回のエントリーで熱望していた『hideのオールナイトニッポンR』全4回が音源化されるというのだ。夢が叶うのが余りにも早過ぎではなかろうか!!!?しかも彼が立ち上げたレーベル名『LEMONed』を冠したレギュラーラジオ番組『RADIO LEMONed』内のコーナー『hide’s voice』も収録されるらしい。素晴らしい…!!!この『hide’s voice』というコーナーについてを情報としては知っていたのだが、音源を聞いたことはなかったので非常に楽しみだ。こんなに色々収録されて約15,000円というお手頃価格も素晴らしい。秒で予約しました。

 

そんなこんなでここ最近の嬉しい出来事は今朝のとんでもねぇニュースがブッチギリで優勝となりました。これで5月までの楽しみができた。あぁ楽しみ楽しみ。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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hide(X JAPAN)の動画をひたすらオススメするから、みんな見てくれ。

相変わらず引きこもり無職生活を送る毎日。退職したころは冬真っただ中だったのに気づけば梅の花も咲き始めたようで…。季節巡るの早いな!?2018年の1/4を無職のまま消費してしまった。『1年の1/4、無職』って字面怖すぎでは…?

こんなことを考えているとあっと言う間に思考がダークサイドに引きずり込まれてしまうので、今日は気分が上がることを書こうと思う。ブログくらいは楽しくいこうぜ!ってなもんだ。

 

そんなこんなで3月も引き続きhideにどっぷりの日々です。

最近は過去のラジオ音源(しかもフル尺という神仕様!!!)を某ニコ動で発掘したのでそれらを聞きあさっている。彼はあんなにもエキセントリックな風貌であるのに、実はとっても親しみやすい語り口で話す人だ。ビジュアル面やパフォーマンスにおいては『HIDE(X JAPAN)』もしくは『hide』というキャラクターを演じることに徹底していた。しかし、ラジオや雑誌のインタビュー記事等を見る限りだとそれらにおいての彼はとてもナチュラルだ。そのギャップも彼が多くの人から愛され続ける理由ではないかとわたしは考えている。というか、わたしがそうなのだ。まぁわたしみたいに自らが愛でる対象に関しては比較的全肯定になりがちな人間が言っても説得力がないだろうけど…。

 

話が逸れた。

 

2017年の年末からYOSHIKIやToshlが立て続けにメディア露出した影響か、このブログでもX JAPAN関連エントリーのPVがじわじわと伸びてきている。コレとかコレとか。こういった状況の時、オタク的発想の人間(わたしだ)はこう思う。

「今こそ布教のチャンスでは!!!?!」

そう、チャンスです。未だにhideの魅力に気づいていない人に「ほらほら~こんなに素敵なアーティストがいたんだぞ~」と教えてあげなければ!!!!!

 

ということで、まだまだ新規のわたしだけれど新規は新規らしく想いのままにhideについて書こうと思う。とは言えどういった切り口の内容にするか、それが問題だ。『自らが好きなhideの楽曲をおすすめする』という王道エントリーもいつか書きたいなぁ…と思っているのだが、どうせならビジュアル面にも相当なこだわりを持っていた彼の魅力を一度に伝えられる動画を扱ったテーマのほうが布教にはピッタリな気もする。動画かぁ…動画ねぇ……と考えながら眠りに就いたのが昨夜のことでした。そこから日課になりつつある動画サイト巡回(日々「hide」や「X JAPAN」等でワード検索をして新着動画や未だ出会っていない神動画がないかをパトロールする作業。)をしていてふと思いました。hide関連の動画で視聴回数が最も多い動画ってどれなんだろうか、と。

 

という考えから導き出された今回のテーマ。

 

YouTubeで『hide』と検索した場合の視聴回数上位5作品についてオススメします!

 

公式・非公式関係なく視聴回数のみでピックアップしたので気分を害される方がいたら申し訳ない。先に謝ります、すみません。ランキングは2018年3月6日午後時点のデータを元に作成しました。

 

ちなみにこれがたった今『hide』で検索した結果(2018/3/6 14:15)。

hide検索スクショ画像

 

当然のようにhideのサムネイルが並ぶと思っていたのに全く知らん外国の方がいらっしゃる。そりゃそうよな…。これだから盲目オタクは!!!!!第1位の動画なんて視聴回数1.7億回となっている。あまりの数字に理解が追いつかないな…。

 

ということでスクロールしまくって我らがhideの動画のみを拾っていく。

いよいよパーティーの始まりだぁぁぁぁぁ!!!(紅だぁぁぁぁぁ!!!のテンションで読んでほしい)

 

 

 

第1位『ROCKET DIVE』(視聴回数3,813,405回)

 

 

いきなり1位から発表する潔いスタイル。単に検索順をひっくり返すのが面倒だったんだけども。

さて第1位は1998年2月7日に放映された『POP JAMNHK)』出演時の映像。hideについて詳しくなくても『ROCKET DIVE』だけは知っている、という人も多いのではなかろうか。hideと言われて多くの人が思い浮かべる姿も、このピンク髪に黄色のブルゾン姿なのだろうなぁと思う。前年の1997年大晦日をもってX JAPANは解散。hideはソロでの活動をhide名義からhide with Spread Beaver名義へと改め、これからはこっちのバンドでめちゃめちゃ活動するぜ!みたいな勢いだったらしい。冒頭の「オハヨウゴザイマス」の一言がとってもhideらしいなぁと感じる。夜帯の番組で「オハヨウゴザイマス」の一言。最高だ。もともとはhide with Spread Beaver名義第一弾とする予定がなかった曲だが、X JAPAN解散で絶望のどん底に突き落とされたファンに次の一歩を促すため第一弾シングルとしてリリースした、とどこかのネット記事だかインタビュー映像だかで見た。こういったエピソードにも彼の人柄が表れているよなぁ…としんみりしてしまう。ところで、最初から最後までお客さんがキャーキャー歓声を上げていて「当時の歌番組の公開収録って毎回こんな感じだったのか?」と不思議に思うのだけど実際はどうだったのだろうか。POP JAM、もしくはX JAPAN界隈がレアケースなだけ?当時を思い出そうとしてみてもまったく思い出せない。ソロ活動に関しては彼のファンになるまでMV以外での歌唱姿を見たことがなかったので、初めてライブやテレビで歌う映像を見たときは「hideってこんなにちょこまか踊りながら歌うんか!?」と驚いた。めっちゃ踊るし謎のステップ踏む。ギター持ってないし。個人的には間奏部分後半のヒザをぶんちゃかさせる動作(伝わってほしい)が好きです。

 

 

 

第2位『hide- Tell Me (live 1996)』(視聴回数3,592,180回)

 

 

1996年に行われたhide名義での2ndソロツアーで4th Single『Tell Me』を演奏するライブ映像。ROCKET DIVEやピンク スパイダーのイメージが強い人にとっては新鮮な驚きがある映像かもしれないなぁと思う。まず、こんな曲調の作品も作っていたのかという驚きと、こんな優しげな表情で歌うんかい、という驚き。わたし自身もめちゃめちゃ好きな1曲です。歌詞もいいんだよなぁ…。ちょっぴり落ちてる時や真っ暗にした部屋の中でこの映像を見ると、その優し気な表情に涙せずにはいられません。hideの数ある魅力のひとつに『瞳の美しさや強さ』を挙げる人も多いと思うが(あくまでわたし調べ)、その点においてもこの映像は素晴らしい働きをしている。このhideの瞳は本当に美しいし強い。いやまぁ常時カラコン入れてる人だったので実際の瞳の色とは違うじゃん!って言われたら何も言い返せないんだけども。でもそう言うことじゃないんだよなーとも思う。あのキラッとしたりウルッとしたりする瞳には不思議な魅力が詰まっているのだよ……。余談となるが、1stも2ndもソロツアーのサポートギターを務めているのはX JAPANのギタリストでもあるPATAである。HIDEとPATAの並びにグッと来てしまう人にとっては嬉しいことだ。間奏のギターソロも最高!さすがギタリストだぜ!!!と高まらずにはいられない。ギターソロ明け、CD音源上ではすぐに次の歌詞である《Tell me,誰かtell me,Please tell me/君には僕が見えているか》と続くのだが、ライブでは1コーラス分楽器隊だけの演奏となる(本動画上では3:15~)。この部分で観客に向けて「ありがとう」と言うのがライブでのお決まりの演出だったっぽい。素敵だ。

わたしはhideがストラップを外してギターをおろす仕草が堪らなく好きなのだが、この動画の最後にもそのシーンが収録されている。ハチャメチャにカッコいいので是非見てほしい。ちなみに彼はギターを背負う(という表現で合っているのだろうか)ときにもギターストラップを頭からかぶるのではなく背中から肩に通して装着するタイプのようだ。その仕草も最高にカッコいい。あの爆発しまくりで頭からかぶるのが困難だったであろうX時代の名残と思われる。あとドサクサに紛れて白状してしまえば動画冒頭のイントロ部分、特効後に映る、唇をとがらせている横顔もめちゃめちゃカッコいいと思うのでオススメしておきます。しかしこの部分に関しては分かる人だけ分かってくれればいいです。ギターストラップに関しては多くの人に分かってもらいたいけど…。

 

 

 

第3位『hide with Spread Beaver - ROCKET DIVE』(視聴回数3,407,977回)

 

 

予想が外れたー!!!!!MVの中ではピンク スパイダーが視聴回数最多だと思っていたのに外れた。めちゃめちゃポップな色使いのセットで歌い演奏する様子が描かれている超有名なhide with Spread Beaver第一弾Single『ROCKET DIVE』MV。世界観がぶっ飛んでいて流行りとか関係ないぜ!って勢いが感じられる。とは言え彼のファンであるわたしが「今見ても全然古く感じない」とか言っても、それはファンの贔屓目フィルターが成せる業かなぁと思ってしまって我が事ながら信用できない。全くファンでもない一般的な人々の目にはhideの映像作品がどのように映っているのか、という部分には非常に関心を持っています。しかし調べる術がない。動画サイトのコメントだって結局は少なからず彼に好意的な人たちの集合体だしなぁ……。ちなみにこのMV内でも間奏部分でひざをぶんちゃかしています。やはり素晴らしい振付だ。

このMVに関してはメイキング映像がリリースされている。それによると曲中のワイワイガヤガヤしたシーンはhideとSpread Beaverの面々が宇宙船に乗って楽しく宇宙旅行をしている様子らしい。しかしそれら楽しい宇宙旅行の記憶は全て過去のことであり、MV上での現在のhideはたった一人で宇宙を彷徨っているんだよ、というオチがあるそうで。なるほどそういう設定だったのね、とメイキングを見てようやく理解した。

 

 

 

第4位『hide with Spread Beaver - ピンク スパイダー』(視聴回数3,017,559回)

 

 

これもめちゃめちゃ有名なhide w/SB名義第二弾SingleのMV。このMVを見るたび「この女性モデルさんは今ごろ何をしているのだろう」と考えてしまうのはわたしだけではないだろう。本作はhideというアーティストが持つ幅広いキャラクターの中で、イッちゃってる側面が前面に押し出されたMVだと思う。その印象の強さからhideをアブナイ系アーティストだと思っている人も多そうだな…とも思う。曲中には女性の声で台詞が挿入されている。この部分、当初は峰不二子の声優を務める増山江威子さんに依頼する予定だったらしい。しかし様々な事情から実現が難しくなりhide自身の声を加工することで対応、その後リリースにあたるCM内で増山さんご本人によるナレーションが実現した、という経緯がある。ちなみにこのMVも先のROCKET DIVE同様メイキング映像がリリースされていて、制作の経緯や歌詞のコンセプトがhide自身の口から語られてる。この曲、リリースされた時期のことやMVの印象が強烈だけど、歌詞の内容をじっくり読むと実にストレートなことを歌っているなぁと気づかされる。今のネット社会を揶揄するような内容なので興味がある方は調べてみてほしい。ちなみに『ROCKET DIVE』『ピンク スパイダー』、そしてその後にリリースされた『ever free』の三曲は三部作として制作されています。

それにしても、この曲はイントロがドチャクソカッコいいです。ギターギュインギュイン系で堪らない。そして中盤の《借り物の翼ではうまく飛べず/まっさかさま墜落していく》から次の《ピンク スパイダー》までにちょっとしたブレイクが入るのだけど、それもドチャクソカッコいい(本動画上2:30~付近)。

あと一瞬だけ映るこのカット、めちゃめちゃシュールで好き。遊び心だ。

hide-ピンク スパイダー MV

ROCKET DIVEとピンク スパイダーは丹修一さんが監督を務めている。彼はMr.Childrenの『REM』のMVも手掛けているらしく、それを知ったときは何故か「言われてみれば通じるものがある!」と妙に納得した。

 

 

 

第5位 『hide-MISERY』(視聴回数2,317,295回)

 

 

やったーーーーーーー!おめでとうわたし!!何を隠そうわたしはこの5th Single『MISERY』という曲が大好きなんだ!!!そしてライブでこの曲を歌うhideが大・大・大好きなんだ!!!!この曲にはhideの優しい部分が詰まりまくっている。それゆえどうしても泣いてしまう。泣いてしまうんだよなぁ。特にここ最近《降る星の数 数えたら 泣くのに飽きたろう》部分に関しては百発百中で涙ぐんでしまうんだよなぁ……。

タイトルの『MISERY』という単語は「苦しみ」といった意味を持つ。歌詞を見ても「痛み」「傷」「悲劇」「悲しみ」と多くのネガティブな言葉が散りばめられている。それなのに何てポップで明るい曲調なのか。ネガティブなことを明るく歌うことほど涙を誘うものはないと個人的には思っているので、そういった面でもこの曲には泣かされてしまう。また冒頭の歌詞《ハレルヤ レ・ミゼラブル》。「ハレルヤ」はキリスト教歓喜・感謝を表す感嘆詞のようなものらしい。その後に続く「レ・ミゼラブル」はヴィクトル・ユーゴーが残した文学作品のタイトルであり、「悲惨な人々」「哀れな人々」といった意味を持つようだ。主人公であるジャン・ヴァルジャンの19年間に渡る監獄生活を描いている、とwikiには書かれている。

『MISERY』は、hideの大ファンであり難病を患っていた少女との交流をきっかけに作られた楽曲であると云われている。そういったバックグラウンドを含めて《ハレルヤ レ・ミゼラブル》について考えると、「喜び」「悲しみ」の単純な対比表現のほかにも何か意味することがあるような気がしてしまう。そして曲の最後には《SAY!ハレルヤ》で結ぶんだよね。……うーん、文章に書き出すことが難しいな。まぁでも、こんなわたし個人の考察なんかは抜きにしても本当に素晴らしい楽曲だと思うので、多くの人に知られてほしいなぁと強く思う。ROCKET DIVEやピンク スパイダーを歌うhideしか知らない人には特に。

hideというアーティストは最期が最期なだけにセンセーショナルな情報ばかりが先行してしまいがちだけど、そうではない一面がもっともっと広く知られれば良いのになぁ…と思うことが多々ある。これだけ過去の作品を手軽に見たり聴いたりできる環境なのだからこそ、なおさら思う。

 

 

 

いかん。しんみりしてしまった。

 

さて、以上が2018年3月6日午後時点でのhide関連動画視聴回数上位5作品だ。

このどれか1曲でも誰かの心に刺さってくれたらとても嬉しい。最後にひとつ言い訳が許されるのであれば、ここに記した作品に関する知識や考察はネットの海で得た情報を元にしたものが多く(映像や書籍として手元にあるものは別だけど)、どれも「あくまでわたしはそう思う」を前提としてお読みいただければ幸いに思う。それこそ彼に関して調べれば正誤に関わらず無数の情報がネット上には放流されていて、その膨大な量はどれを信じるかによってhideというアーティストへのイメージが大きく変わってしまうと言い切れる程だ。ソースを突き止められるものに関しては自らの足や財力に物を言わせて調べることも可能だが、全てがそうできるかというと難しい。だから、まぁ全肯定派のいちオタクが好き勝手に想いを垂れ流しているな…くらいの気軽さで受け取ってもらえたらと思う。

 

それにしても、今回のエントリーは久々に「書いたなー!」と充実感を得られる仕上がりになった。好きなものについてオススメするというのは楽しいものですね。

最初に述べたとおり、毎日のようにhideの出演したラジオ音源を聴いている。彼は1998年当時ニッポン放送の「オールナイトニッポンR」のパーソナリティを務めていた。残念なことに彼の肉声による放送は4週分しかなかったのだけど。それで以前からその4週分の音源を探しまくっていて、つい先日ようやく第2週放送分の音源を発見した。これで手元にない音源は第3週放送分の音源だけだ。もし何か情報をお持ちの方がいたならば、こそっと教えていただけるととても嬉しいです。ネット社会に願いを託します…。

既発の映像作品も廃盤になってるものが多かったりで、ひたすら情報を集めては財布と相談しながら購入する日々。メジャーどころを買い揃えたら満足するかと思ったけどそうもいかず…沼は深い。なので早いところ仕事を決めて財力をつけなくては(結局これ)。好きなものを好きなように楽しむには金がいるのだ!!!!!!

 

 

 

最後に、わたしが大好きなhide楽曲の動画を貼っておきます。ランキング入りはできなかったけど大好きな曲です。とっても可愛い曲なのですよ。

 

番外編『hide "LEMONed I Scream" LIVE ~New Version~』

 

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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▼hide関連記事

hideのお墓がある三浦霊園に行ってきました。

X JAPAN『DAHLIA TOUR FINAL完全版』が非常にエモかった。

世間から遅れに遅れて、今さらながらhideの魅力に気づいてしまった話。 

最近のこと_平昌オリンピックとか

仕事が決まらない。こんなにも決まらないものなのか、と嫌になる。まぁ嫌になるほど就職活動をせっせと頑張っているのかと問われたら「否」なんですが…。とはいえ何だかんだで志望した企業を2〜3社受ければ決まるだろうなと思っていたのだが、どうやら甘かったらしい。どうせすぐに転職できるだろうと思っていたので失業保険やら国民健康保険やらの手続きも不要だ!と強気だったのだが、そうも言ってられない状況になってきたなという感じである。

元々が極度の面倒くさがりということもあり、用事がなければ一日中自室で過ごすことも全く苦ではないので今月の外出日数はたったの4日間という見事な引きこもりっぷり。やばい。いい加減に「無職」も飽きた。社会との接触がここまでない日々を送っているとちょっと不安にもなってくる。

 

こんな代わり映えしない毎日を送っているのでわざわざブログにするような出来事があるはずもなく、しかし何かしないとマジで廃人まっしぐらなので最近のことをつらつらと書いてみようと思います。転職サイトをチェックするためにせっかくPCを立ち上げたので…。いろいろ便利な時代になってスマホで転職活動をすることも容易になっているのだが(専用アプリもある)やはり長文をタイピングしたり様々な情報を見比べるにはPCのほうが良いなと思うのですが、これも昭和生まれ特有のアレなのだろうか。ちょっと前に、最近の若者はスマホ世代なのでPCを使えない方も多いのだとどこかのネット記事で見た。世の中の流れって面白いなと思う。

 

 

平昌オリンピックについて

もう開幕から毎日めちゃめちゃ楽しんでいる。無職ゆえにテレビを見る時間は腐るほどあるので世間で注目されている競技に関してはほぼ全てをリアルタイムで視聴しているのではなかろうか。この暇な毎日に潤いを与えてくれてありがとうオリンピック!と感謝しています。オリンピックを楽しむうえで重宝しているのがほぼ日の『観たぞ、平昌オリンピック!』というコンテンツ。にわかスポーツファンもにわかなりにオリンピックを楽しもうぜ的なコンセプトのもと立ち上げられた本コンテンツ。以前は専用サイトからのメール投稿をメインに展開されていたが、twitterの発展とともにコンテンツ自体も着々とファンを増やし続け、今回の平昌オリンピックで14回目の開催らしい。わたしは以前からこの『観たぞ!』を通して国際的なスポーツイベントを楽しんできた。過去のデータを調べてみたら2014年のソチオリンピックの時から参加していた。ちなみに、わたしの場合はtwitterからの参加がメインです。公式ハッシュタグの『#mitazo』とともにオリンピックについてのあれこれを呟けばいいという、非常にカジュアルに参加できるのでとても楽しい。『にわかスポーツファンのためのコンテンツ』という基本コンセプからなるコンテンツなので「こんな初歩的なことでも呟いちゃっていいよね」的なユルさが許されるのも大きな魅力です。今回の平昌オリンピックからは『観たぞ!』専用のtwitterアカウントも作り、気合い十分で日々の観戦を楽しんでいたのだが、数日前からそのアカウントが検索に引っかからない不具合が発生している…なんでや。ということで、ひとまずの救済措置としてここ数日はブログ更新用に作成したアカウントで『観たぞ!』している。

興味がある方はぜひとも『#mitazo』で参加してみてほしい。みんなで一緒に観ている感があり非常に楽しいです。

それにしても男子フィギュアの羽生結弦選手と宇野昌磨選手はすごいな。結果もさることながら彼ら二人のキャラクターも見事に正反対で素晴らしい。あそこまで見事な逆張りは珍しいなってくらい正反対。事実は小説より奇なり感すごいと思います。

 

BUMPのBlu-rayについて

先日行ったBUMPのたまアリ公演で先行販売されたライブ映像作品をようやく観終えた。

これは‪PATHFINDERツアーの新木場スタジオコースト公演を映像化したもので、恐らく最小限のコストで制作されたのだろうなぁって感じの仕上がりになっている。なので当然ながらパッケージも簡素だしBUMP恒例の隠し映像等の特典もない。しかしライブハウス公演に参加できなかった身としてはとても有り難い作品です。DVD版は3000円、Blu-ray版は4000円という価格もめちゃめちゃ良心的だと思うのですが一般的にはどうなのでしょうか。音楽ものの映像作品メインで買い漁ってる身としては大体8000円〜10000円が相場の世界で生きているので、本作品の価格を見たときは「やっす!!!」と驚いた。さらに言えばここ最近はHIDE界隈のX JAPAN関連の映像作品を高値で購入していることもあり、余計に「なんて良心的…」と感動した次第です。だってX界隈の映像作品って軒並み廃盤になっているから中古をメルカリやらヤフオクやらで落とすしかなく、アホみたいに価格高騰しているんだもんな…。再販してくれまいか。

 

話を戻します。ライブ映像自体はとても素晴らしかったのだが、一点だけめちゃめちゃ不満がある。わたしは基本的にライブを映像作品化する際にはライブ本編以外の演出を加えて欲しくないと思っている。例えば曲と曲のあいだに繋ぎとしてメンバーのインタビューを挟み込んだり、よく分からんアニメーションを入れてみたり…そういった演出を目にするたび「余計なことをするな!」と毎度怒りを覚える。ライブ映像作品はライブ映像作品として、当日の様子をそのままパッケージングしてくれよな、と常々思っている。以前、ミスチルの未完ツアー最終公演が映像作品化された際も、最後の曲の最後のキメ部分で桜井和寿が盛大なミス(最後のワンフレーズの歌い出しを間違えた)をやらかした部分で、そのフォローとしてアニメーション映像が挟み込まれるという演出が加えられていた。初めてその映像を目にしたときは「こんなことするなら引きの映像に別公演の音声を当て込んでくれたほうがマシだ」と憤った。もうどう考えても違和感しかないだろこれは、ユーザー舐めるなよと思った。ライブ映像のあいだに下手な演出を加えられると、その会場の熱気を追体験している身に突然冷水をぶっ掛けられたような気分になる。BUMPのWILLPOLISツアーを映像化した作品でも、あいだにメンバーインタビュー等が挟み込まれていて、それはそれでとても嬉しい映像満載だったのだけど、欲を言えばライブ映像部分とそうではない部分は切り離して楽しみたかったと思ったりもした。まぁあの作品に関してはドキュメンタリー色を強く打ち出したかったのだと思うが…

で、今回の作品である。今回の作品も途中数カ所でライブ映像にエフェクトを重ねたような演出がとられており、それが非常に残念だった。見ながら「あーぁやっちゃったよ」と思った。ライブハウス会場ならではの空間の密度感や、演者と観客の物理的な距離の近さによって生み出される熱気に、最先端のテクノロジーを無理やり乗っけたような演出に違和感を感じてしまいどうにも受け入れられない。あれが大きな会場で行われたライブだったら感じ方も違ったのかもしれないが、あくまでライブハウス公演なのだ。ライブハウスならではのスケールに最先端っぽいデジタルアート的な演出は「なんか違うよな…」って思ってしまった。それだけは本当に残念です。

 

旅猿DVDについて

岡村隆史が出演してる『旅猿』という番組が好きだ。番組DVDも多数持っており、平昌オリンピック開幕前はそれらを見返すことで時間を潰していた。そんな中で気付いたことがある。どうやらわたしは、あの番組の食事シーンが大好きであるということだ。我が家には同シリーズのDVDが40本近くあるのだが、見返す作品を選ぶ基準が「食事シーンで美味しそうなものを食べていたかどうか」という基準に則っているのではないかと気付いた。そう考えると『モヤさま』での好きなシーンも食事シーンだし、やっぱり人間が美味しそうなものを美味しそうに食べる様子というものは非常に大きな魅力を秘めているのだな、と思う。あとこれは好みの問題だが、ジミー大西をゲストに迎えた旅については見返す頻度が非常に低い。わたしはガキ使のジミーちゃんは好物なのだが旅猿のジミーちゃんは苦手なようです。それに引き換え旅猿出川哲朗はとてもいい。やはりあの番組は『東野・岡村の旅猿』というタイトル通り、主役はあくまで彼ら二人でなければいけない。その点、出川哲朗はそこら辺のバランス感覚が絶妙で「出るところは出て、引くところは引く」を徹底しているなぁと感心する。旅猿に於いてはジミー大西だとやや毒気が強い。やっぱりわたしは岡村隆史のファンなので、やはり岡村隆史に輝いて欲しいのだ。ちなみに、オンタイムではここ数週はE.L.Tの持田香織と三人で大間のマグロを食べに行くシリーズが放映されている。彼女がゲストで登場する旅は今回で5回目くらいだと思うのだが、彼女も素晴らしい。旅猿を通してもっちーの好感度は爆上がりしている。

 

今期ドラマ『アンナチュラル』『anone』について 

在職中は連続ドラマを見る習慣から距離を置いていたのだが、無職ということもあり今期は2本の作品を追っている。野木亜希子脚本の『アンナチュラル』と坂元裕二脚本の『anone』だ。

『アンナチュラル』に関しては第一話の再放送をたまたま見ていたら、スピード感溢れる展開と視聴者の度肝を抜くドンデン返しだらけの脚本に「めっちゃおもしろいな、このドラマ!」と感動し、毎週見ようと心に決めた。主演の石原さとみはもちろん、市川実日子井浦新松重豊と脇を固める俳優さんもツウ好みっぽい布陣だ。窪田正孝は言わずもがな最高だし。一話完結という構成も有り難い。

反して『anone』は基本的には湿っぽいムード漂う作品だ。坂元裕二は『Mother』や『カルテット』で知られる超一流脚本家らしい。まぁわたしはどちらも見たことないのだが…。彼の作品のファンからすると、坂元裕二作品には彼ならではの隠しスパイスみたいなものが随所に散りばめられているらしく、それらを読み解きながらドラマの本題を探り当てるといった視聴スタイルが醍醐味らしい。それにはある程度の基礎知識が必要となり、坂元裕二作品素人のわたしは専らそれらの解読をネットに頼りながら楽しんでいる。今のところ何とかついて行ってはいるが、その熱中度は『アンナチュラル』に比べるとやや低い。しかし、そんな中でも田中裕子の演技は素晴らしいなぁと思う。あのさり気なさや影を背負ってる感じは彼女でしか出せない味だろうなぁ。彼女は声も素晴らしいしな。伊達に『もののけ姫』のエボシ御前の声優を務めていない。

 

 

とまぁこんな感じで相変わらず堕落した生活を送っている。何とか4月までには転職先が決まるといいなぁ…。当初は2月から新天地で頑張っている予定だったのに、人生は思い通りに進まないものである。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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BUMPライブ感想_PATHFINDERツアーを終えて。

BUMP OF CHICKENライブ


ついに終わってしまった。何がってBUMPのPATHFINDERツアーです。

 

今までも散々書いてきたけど、今回のツアーは狂ったようにチケットを取りまくり給料と貯金を惜しむことなく費やしたツアーだった。終わってみれば全29公演中11公演に足を運んでいたようだ。本当は2月10日のファイナル前日も行きたかったけれどチケットが手に入らなかった。くそ!悔しい……

 

ツアー最初の地となった幕張メッセ2daysに参加し、今回のツアーはセットリストが毎公演組み換えられるということを知るや否や「可能な限り足を運ぼう」と決意。ひたすら希望公演のチケット先行受付にエントリーしまくり、落選に終わったものに関してはtwitterに張り付いて何とかかんとか譲り受けたりした。希望していたのにチケットを手にすることができなかった公演は新木場スタジオコースト公演と先述したファイナル前日の公演だけです。とはいえ、ツアー初日と最終日を現場で観ることができたのはとても幸せなことだった。ひとつのツアーでこれだけ足を運んだことも初めての経験だったので、色々と感じることも多く発見も多かった。

その中でも最も強く感じたのは「ライブが育っていったツアーであった」ということ。よく音楽雑誌のライブレポなんかでこの手の表現を目にするが、まさかこの言葉の意味するところが分かる日が来ようとは…自分でも驚いている。こんな言い方はツウぶってるようだけど、でも本当にそう感じたんだから仕方ない。公演を重ねるごとにメンバーはよりリラックスして演奏していたような気がしたし、観客との距離感も近くなっていた。そして、その距離感や空気感はMCや楽曲アレンジにも表れていたように感じる。特に『fire sign』の間奏部分なんかは、それが如実に表れていた。ツアー開始当初はコーラス部分を観客も一緒にシンガロングする程度だった。しかしツアー中盤から(わたしが参加した公演としては宮城公演以降だと記憶している)Gt.増川弘明による煽りMCが導入された。彼の煽りMCは決して上手といえるものではなかったのだが、BUMPを良く知るファンにとっては「それでこそ増川弘明!」と思えるグダグダ感で会場全体の妙な一体感を生んでいた。そして、その『決まり切らない感じ』こそBUMPの魅力だと思うのです。

これほど長期間に及ぶツアーであったので、複数公演足を運ぶファンが多かったことも「ライブを育てるツアー」になった所以だろう。Ba.直井由文のMCに応えるファンの声援やMCの合間合間に行われた会場名を連呼するコール&レスポンスも、複数公演参加したファンが多かったからこそ実現できた演出だと思う。数年前に発売された映像作品『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』の中で直井は「以前であればライブの構成を毎回変えることを大切にしていたがWILLPOLISツアーを通じてセットリストや特効のタイミングをお客さんが分かったうえで演るライブにも価値を見出せるようになった。分かりきった予定調和を演者と観客で一体となって楽しむこともありなのでないかと気付いた」といった旨の発言をしていた。まさしく今回の‪PATHFINDERもそういった予定調和を楽しめるツアーだったように思う。

 

そういえば本ツアーで初めてライブで聴くことができた楽曲も多数ある。そして、その経験によって大好きになった楽曲も多い。特に『Ever lasting lie』は今回のライブで何回か観ることができ、そのたびに「なんてカッコいい曲なんだ!」とハートを撃ち抜かれた。間奏部分のギターはCDで聴いてもカッコいいと思っていたが、ライブで聴くことでそのカッコよさを存分に味わうことができた。ギャンギャンにギターを掻き鳴らす藤原と増川は超絶カッコよかった。ツアー途中からは、あの間奏部分を聴きたいがために本曲のセットリスト入りを熱望したくらいだ。そして同じくらいセットリスト入りを願っていた曲がある。『ラフ・メイカー』だ。この曲も相当アツかった。もともと大好きな曲であったがライブを通してより好きになった。悲しみの歌をあれだけ激しく歌ってしまうのが、どうしようもなくBUMPっぽいよなぁ…とジンとくる。

『Merry Christmas』や『スノースマイル』を聴くことができたのもレコ発ツアーではなくセットリストが流動的なツアーならではのことだった。本当に貴重なツアーだった。熱望していた『ロストマン』や『66号線』を聴くという願いは叶わなかったが、とてもとても素晴らしい時間を過ごすことができた。感謝しかない。

遠征も数多く行った。札幌、静岡、仙台、金沢、神戸…これから先の人生、短期間でここまで動き回ることは早々ないだろうと思う。各地の名物や観光名所を訪ねたことも楽しい思い出です。大雪の金沢で転んで以降、ヘルニアは悪化しまくっているけど…。

 

2月11日のさいたまスーパーアリーナ公演では「これでわたしが参加するライブも最後かぁ…」と初っ端から感傷的になってしまい、オープニングSEの時点でしんみりしてしまった。『涙のふるさと』の〈会いに来たよ 会いに来たよ 君に会いに来たんだよ〉部分や『流星群』の〈こんな魔法のような夜に 君と一緒で良かった〉部分の〈君〉を勝手に『=わたし』解釈をしてしまい、めちゃくちゃに泣いてしまったりもした。それこそ藤原基央がライブのたびに口にしている「お客さんが数人でも数万人でも、演奏するときは1対1の関係」とはあの瞬間のことだろう。あの瞬間、間違いなくBUMPとわたしは楽曲を挟んで1対1の関係だった。

当日は座席が400レベルということもあり、会場中を見渡せる環境だったこともまずかった。コンフェッティが舞い散る様子やPIX MOBが曲に合わせて点滅する様まで俯瞰で観ることができ「あぁこんなにたくさんの人が、いま、この瞬間の幸せを共有しているんだ」と勝手に高まってしまい、楽曲とはまったく関係なく突然に泣いてしまう…というライブあるあるも頻発した。

 

こんな風にブログを書きつつ振り返ると、次から次へとツアーの思い出が浮かんでは消えていく。どれもこれもいつまでも思い返すことができればいいのになぁ、と思うがそうもいかないだろう。

ファイナル公演の最後、直井由文は「今でもライブをやるのが怖くなる時がある。なんでこんなことやらなくちゃいけないんだろう、ライブやりたくないって思う時がある」と言っていた。そりゃそうだよな、と思う。わたしだってそれなりに社会人経験を積んできたので、彼らにのし掛かるプレッシャーがどれ程のものなのか、少しは想像できるし、実際にはその数百倍のプレッシャーが彼ら4人にのし掛かっているのだろう。考えただけで嫌になる。それでも彼らは音楽を届けるためにライブを演ってくれる。増川弘明は毎公演、去り際に「また来てね」と言ってくれる。だからわたしも「また行くよ」と思う。彼らのライブにはそれだけの価値がある。少なくともわたしにとっては。

藤原基央はこのツアー中に何曲か曲を書いた、と言っていた。そしてその中の1曲、まだメンバーにも聴かせていないというその1曲をサプライズで弾き語りしてくれた。以前、サイトで期間限定された『流れ星の正体』のデモ音源といい、こういった粋な演出を用意してくれるんだよなー、藤原基央という人は。

 

ちょっとした事情により延期となった福岡公演が終われば、ライブでBUMPに会える日はしばらく来ないだろう。ちょっと、、、いや、だいぶ寂しくもあるけれど、それまでにわたし自身の人生を前に進めておかなくてはな…と思う。ここ数ヶ月は「BUMPのツアーが終わるまでは…」を理由に様々なことを先送りにしてきたけれど、ファイナル公演が終わった今となっては、その言い訳も通用しないのだから。

 

それでは最後に。BUMP、大好きだぜー!!!!!

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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BUMPライブ感想。ツアーPATHFINDER 12/16 石川公演

まるで本物だ!という衝撃_東京都美術館『現代の写実ー映像を超えて』感想

先日、東京都美術館で開催されていた『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』に行ってきた。ゴッホと日本の浮世絵の関係にスポットをあてた展示内容でとても興味深かった。彼は日本に憧れを持ちつつも、一度も来日することなく生涯を終えている。日本に来なかったからこそ、来日経験を持つ友人や渡仏していた日本人づたいに見聞きした知識をもとに自由に『憧れの国 日本像』を抱けたのかもしれないなぁ…なんて思った。もしゴッホが実際に日本に来ることがあったなら芸術の歴史も変わっていたかもしれない、などと色々と想像することができ充実した時間を過ごせた。会期終了ギリギリで混んでいたのだが行って良かったです。

 

ところで多くの美術館ではメインとなる美術展を楽しんだあと、その美術展の半券持参で他の美術展を割引もしくは無料で楽しめたりする。この日もゴッホ展を見終わって同時開催されていた『現代の写実ー映像を超えて』を無料鑑賞したのだが、これがとても素晴らしかった。そして改めてわたし自身がどういった芸術に感動するのか、ということを整理できた気がしたので今日はそれについて書いてみます。

 

まずは、この美術展の概要を。

東京都美術館東京藝術大学などがある「上野」は、多くの芸術家が育ち、輩出してきた長い歴史のある芸術家のメッカです。なかでも「公募展のふるさと」とも言われる東京都美術館は、さまざまな芸術家の発表と成長の場として大きな役割を果してきました。その歴史の継承と未来への発展のために、一定のテーマを決めて、現在公募団体で活躍している現代作家を紹介するシリーズ「上野アーティストプロジェクト」を開催します。第1回のテーマは「現代の写実― 映像を超えて」です。都市の看板や大型スクリーン、そしてテレビやスマホなどを通して写真やビデオの映像情報がめまぐるしく氾濫する現代社会の中で、絵画でしかできない「現代の写実」を真摯に追究する画家たち9人を紹介します。

東京都美術館公式サイトより

 

わたしは高校3年間美術部に所属していた。一般的には美術部って幽霊部員の集まり的なイメージを抱かれているかと思うが、わたしが通っていた高校は芸術系の学科がある高校だったので美術部員の多くも芸大・美大を目指しているようないわゆる『ガチ勢』だった。毎日放課後は石膏像のデッサンをして、2週に1回ペースで全部員のスケッチを並べて顧問の先生に1〜10まで点数をつけてもらう。みんなの前で褒められることもあればクソメソに言われることもあった。石膏像のデッサンというものは基本的に『どれだけ本物のように描くか』に重きを置いている。少なくともわたしが所属している美術部ではデッサンは対象となるモチーフをどれだけ忠実に写しとるか、が最重要ポイントだった。つまり〈まるで写真じゃないか〉と疑われるようなデッサンを目指して日々キャンバスに向かっていたのだ。

美術を本格的に学び始めた場所がそのような環境だったので、わたしには潜在的に『写実的な作品を見たときの衝撃の大きさに感動も比例する』という性質が備わったようだ。というのも今まで多くの美術展に足を運んできたのだが、思い返せば強く印象に残っている作品は写実性の高いものが多い。人間がまるで本物のようにモチーフを2Dで描き出す、という行為に圧倒的な感動を覚える。

 

こんなにも技術が進歩している現代に於いて『写真と見間違えるような写実的な絵を描くこと』というのは人類の技術への挑戦的な要素が多く含まれている気がして、なんだかとてもロマンを感じてしまう。あぁ素敵。

 

たとえば、小林隼人さんという方なんかはテーブルに並んだ果物などをモチーフとした静物画を多く出品していたのだけど、その並んだフルーツのシズル感が凄まじくて〈うひょーーーマジで本物じゃん〉とただただ感動しまくった。本当に感動すると人は語彙力を失ってひたすらウホウホ言ってるゴリラのようになってしまうものだが、小林さんの作品の前ではただただテンション高いゴリラのごとく、作品に近づいたり遠ざかったりしながら〈写真のようだ………〉と圧倒されっぱなしでした。

また、橋下大輔さんの作品はその大きさと画面から伝わる重量感、みたいなものが印象的でとても良かった。あれだけの大きな作品を描くときに、そこに描き出された世界を破綻させることなく完成させることってとても難しいことだと思う。写実性を求めると余計にそのバランスを取ることは難しくなりそうだ。そのバランスが崩れれば、途端に作品全体のリアリティは失われてしまうだろうし…。全体のリアル感を失わないようにバランスを見つつ細部を描き込んでいく、という途方もない作業量に〈マジすげぇ…〉としか言えない。マジすげぇ…

元田久治さんという方の作品は東京タワーや東京駅といったランドマークをモチーフに荒廃した未来の都市を描くテイストのものだったのだけど、これら全てがリトグラフによって制作されていた。わたしも高校時代にリトグラフをやった経験を持つのだが、スケッチの要領で金属板に絵を描いて化学反応によって腐食させて金属板に凹凸をつけることで絵を刷り出す、みたいな版画の手法です。(うーん、なんかこの説明だと伝わりきらない気がするので興味がある方はこちらをご覧ください。)まぁとにかく膨大な作業量を経て完成された作品なのだろうことが容易に想像でき、こちらも〈マジすげぇ…〉と圧倒されるしかなかった。

 

展示されている作品は写真撮影OKのものも多かったのだが、あまりの衝撃に途中まで写真を撮ることすら忘れて見入ってしまったので、写真なしでこれらの作品の素晴らしさを伝えなくてはならず、非常にしんどい。とにかく見ていただきたいです。

とはいえこの『現代の写実ー映像を超えて』展はすでに終わってしまっている。あぁ残念だ。なんで写真を撮らなかったんだ、わたし!!!!!

 

 

展示も中盤を過ぎたあたりでようやく写真撮影OKなことに気付いて、何点か撮影することができた。

 

下記3点の写真は稲垣考二さんという方の作品で、これもとにかくバカでかかった。いくつものコマで構成された人物画は、それぞれのコマにも様々な描き込みがなされていて、見れば見るほど楽しめる!といったおもしろさがある。

 

東京都美術館

東京都美術館

 

 

東京都美術館の公式サイトには各作家の代表作が掲載されているので、一応リンクを貼っておきます。

www.tobikan.jp

 

この写実展を見たことで、わたし自身が芸術作品に触れる上で最も感動するポイントは何なのか、ということの一種の指針のようなものが明確になったのが大きな収穫です。どんなに巨匠と呼ばれる芸術家の作品を見ても、いまいち何が素晴らしいのか良く分からん…と思うことも多かったのだが、わたしが美術を勉強してきた過程は『いかに本物のように描くか』が素晴らしいとされている環境だったので、それを考えれば自ずと自分なりの芸術論みたいなものが浮かび上がってくるなぁ、ということを今回の美術展を通して整理することができた。例えば高校卒業以降も美術史やらの勉強をし続け、芸術分野への専門的な理解を深めていけば指針自体も大きく変わったかもしれないが、あいにく高校卒業とともに美術の勉強は写実性の追及からデザイン方面へシフトチェンジしてしまったので、わたしの中での素晴らしい作品の指針は写実性の高さが大部分を占めている。

だからこそ、人が何かを学ぶ過程に於いて最初に触れる『良し悪しの判断』というものは非常に大きな役割を担っているなぁ…と思ったりもした。例えばわたしが最初に美術を学ぶ環境が〈芸術は爆発だ!自由に描け!!!〉的なスタンスだったら、わたしの中の芸術論みたいなものも違ってきたかもしれない。

 

まぁこれはそれぞれの人間が持って生まれた資質も大きく作用するかもしれません。わたしは幾何学模様だったり直線的なデザインだったり、一定のルールや秩序がある画面構成を好む傾向にあるので、言葉で説明できないような矛盾した空間だったり作品だったりにはやや苦手意識を持ってしまいます。苦手というか落ち着かないというか。もしかしたら映画でも小説でも、SFやファンタジーものが苦手なのもそういった資質が関係しているのかもしれない。バランスが取れていない世界観や空間、画面といったものへの耐性が低いんだと思う。うーん、、、関係あるのかないのか。誰かそっち方面に詳しい人、教えてください。

 

 

おっといけない、話が大きく逸れてしまった。

そんなこんなで非常に実りある1日を過ごしました。

帰りに浅草の浅草寺に初詣にも行き、おみくじを引いたら「末吉」だった。まぁまぁ散々なことを書かれていたので念のため厄払いのお守りを買った。頼むよ、神様。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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年末年始に見たテレビ番組感想

ボーッとしている間に早くも1月11日。大変遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。ちょっとした憧れから始めた当ブログも開設半年を迎えました。ここ最近はめっきり更新頻度が落ちていますが、これからもマイペースにやっていこうと思います。

 

 

久しぶりの更新なので、今日のエントリーは文章を書くリハビリみたいなもんです。年末年始に録画しまくった番組のメインどころがようやく見終わったので感想を書いてみようと思います。 

 

 

2017年 年末特番感想

 

下記が昨年末(2017年)に録画した番組。

29日(金)

・朝までドキュメント72時間NHK・23:45~)

・朝まであらびき団スペシャル(TBS・23:50~)

 

30日(土)

・家、ついて行ってイイですか?年末3時間SP(テレ東・17:55~)

・アメト――――――――――ク!年末5時間SP(テレ朝・18:30)

・クイズ☆正解は一年後2017(TBS・23:55~)

 

31日(金)

ガキの使い!大晦日年越しSP(日テレ・18:30~)

・第68回NHK紅白歌合戦NHK・19:15~)

 

まず、ここ何年か年末の楽しみになっている『朝までドキュメント72時間NHK)』が最高だった。2017年放送分から視聴者投票で選ばれた上位10作品をランキング形式で発表・放送するという企画。ランキング結果が気になる方は各自調べて欲しいのだが、わたし的No.1は3位にランクインした『海が見える老人ホーム』です。あのホームで暮らす皆さんは老いることを受け入れつつ、余生を謳歌しているようだった。わたしは結婚もしていないし子どももいないので「割と元気なうちに突然死する」みたいな最期を迎えたいなぁ…と常々思っているのだが、あの老人ホームで暮らしている皆さんのような生活だったら長生きも素敵だな、と思う。ただし入居するにはそれ相応の資金が必要なのでまずは再就職を果たさなくてはならない。やはり人生を豊かにするには金がいるのだ。

ちなみに視聴者投票1位は『都会の小さいお葬式』という比較的小規模のお葬式を望む方々を対象とした横浜の葬儀会社に密着した作品だった。自身の母親が亡くなり葬儀の相談に来ていた女性が「大掛かりな葬式にすると準備や弔問客の対応に追われてしまい、故人とゆっくりお別れができないのではないかと思い家族葬にしたいと思った」という旨のことを話していて、番組を一緒に見ていた母が〈そうなのよねぇ…おばあちゃん*1の時もお客さんの対応でいっぱいいっぱいだったから、本当はもうちょっとゆっくりお見送りしたかったなぁ〉と言っていた。最後ぐらいは大勢でドンチャン騒ぎしながら明るく見送ってやりたいという考えもあれば、本当に親しい親族・友人のみでゆっくりお別れを…という考えもあり、どちらの考え方にもそれなりに同調できるので、両親には予めそれぞれの意思を確認しておきたいなと思う。そういえば葬儀会社に密着し始めた取材班が、遺族の方々に取材の了承を取り付ける場面も放送されたのだが、遺族の方々が皆さん落ち着いてご対応されていてとても感動した。まぁ例え暴言吐かれてたとしてもそんなシーンはカットされているのだろうけど。それぞれ身近な人を亡くしたばかりで心身ともに疲弊している方もいただろうに。ああいった場面でも、きちんと対応できるような人間になりたいものだ、としみじみ思う。

この番組は取材する側とその対象となる一般人との会話から伝わってくる温度感みたいな部分に人間の温もりや本音が見え隠れしているので、取材する側であるNHKスタッフの取材姿勢にも拍手を送りたい。 

同日に放送された『朝まであらびき団スペシャル(TBS)』。ライト東野による独断で優勝を勝ち取ったのはふーみんだったのだが、わたしはゆーびーむ☆に優勝を贈りたい。あの「この曲、良くな〜〜〜い」ってフレーズ大好きなんだよ…

また、こちらも年末恒例の『アメトーーーーーーーーーーク!年末5時間SP(テレ朝)』。アメトーーク大賞を楽しみにしていたのだが、今回はフジモン・有吉・ザキヤマの絡みが少なめでやや寂しかった。あとケンコバが大人しかったのもやや残念。まぁあれだけの芸人が揃っているので仕方ないとは思うが。途中、フット後藤がギターを弾く恒例の流れになった時、有吉が〈やっとラグビーの件(くだり)がなくなったと思ったのにぃ〉と中川家 礼二のラグビー部ネタをdisっていたのが痛快だった。わたしもあのラグビー部ネタにはやや飽きている。アメトーーク大賞グランプリには千鳥が選ばれていたけど、ここ最近の彼らの活躍ぶりを見れば文句なしの結果だろう。おめでとう千鳥。

 

放送後、バッシングされまくっているガキ使SP(日テレ)に関しては特に自分は嫌悪感を持ったりはしていない。例のベッキーのシーンも「ベッキーが可哀想だ」というよりは、彼女の嫌がり方がマジ過ぎて引いちゃったから笑えなかったなぁぐらいにしか思っていない。ベッキーの嫌がり方がマジ過ぎてわたしが面白いと思えなかったじゃないか!というめちゃめちゃ個人的な不満が残った。ガキ使SPに関しては個々の仕込みネタ部分よりも、自然発生的にレギュラーメンバーが笑かし合う誘い笑いの無限ループに陥っているようなシーンが好きなので、個々の仕込みネタに関しては特に言いたいことはない。ただ、雨上がり決死隊を中心にライセンスやYOU、勝俣州和らが芸人のプライベートネタを報告し合う『危険人物報告会』は毎年楽しみにしている。今回もおもしろかった。

 

大晦日当日は『第68回NHK紅白歌合戦NHK)』を見た。視聴率は歴代ワースト3位らしいが、わたしは非常に楽しんだ。椎名林檎トータス松本の目抜き通りが素晴らしかった。YOSHIKIのドラム復活やら安室ちゃんの涙ながらの熱唱やら桑田佳祐やら盛りだくさんでまさしく今年最後のお祭り騒ぎ感に溢れていて、これぞ紅白!と感動すら覚えるほどテンションぶち上がって楽しんだ。しかしそれと共に途轍もなく「平成の終わり感」を感じてしまったのだが平成最後の紅白は2018年末に放送される次回であり、今回これだけ色々出し尽くしてしまったのに次回どうするのだろうか…と心配になったりもする。わたしは有働アナウンサーが好きなので、平成最後の紅白は有働アナを総合司会に起用していただきたいなぁと思っています。

 

 
 
2018年 年始特番感想

 

下記が年始の録画番組。

1日(月・祝)

・あけまして ねほりんぱほりんNHK・00:10~)

・久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP(フジ・2:15~)

・モヤモヤさま~ず2 小田原&箱根新春SP(テレ東・14:00~)

・ドリーム東西ネタ合戦(TBS・21:00~)

・ゴッドタン新春SP(テレ東・22:15~)

 

2日(火)

新春大売出し!さんまのまんま(フジ・15:45~)

・男子ごはん 放送500回記念!(テレ東・16:00~)

・緊急SOS!池の水全部抜く大作戦6(テレ東・17:55~)

・めちゃ2イケてるッ!新春3時間半SP(フジ・18:30~)

・クレイジージャーニー正月SP(TBS・23:25~)

・志村&鶴瓶あぶない交遊録2018(テレ朝・23:40~)

ナカイの窓 新年拡大SP(日テレ・23:00~)

 

まずは放送前からとても楽しみにしていた『めちゃ2イケてるッ!新春3時間半SP(フジ)』。まさかジャニーズカウコンまでブッ込んでくるとは思っていなかったので〈めちゃイケさすがだ…すげぇぜ〉と、そのバラエティ魂にグッときた。大晦日当日に岡村さんのInstagram経由でめちゃイケの収録をしているっぽいことは知っていたのだが、まさかそれがジャニーズカウコンだったとは…驚きました。最後の子役による寸劇も案の定めちゃめちゃ泣いてしまったのだけど、エンディングはきっちり笑わせてくる展開はバラエティの姿勢を貫き通していて格好良かった。個人的には中居くんがめちゃイケ女子メンバーと繰り広げたローションまみれの企画が超おもしろくて何度もリピート再生して楽しんだ。あの下らなさが最高だ。道中のオープンカーで話すシーン、〈今回で日本一周最後だもんね〉と残念がる中居くんに〈一応はね、今回でラスト〉と矢部っちが返していたので、特番等で復活する望みもなくはないのか?と期待せずにはいられない。頼むぞ、飛鳥さん!!!

余談。放送後にTwitterで感想を読み漁っていたら、番組構成をそのまま時系列に収録したと信じている人がまぁまぁいて驚いた。あんなむちゃくちゃなタイムテーブルがそのまま実行されている訳ねーだろ、と笑ってしまったのだが、数年前のわたしだったら同じように疑いもせず〈このクソ忙しい年末年始に収録して2日の夜に放送するって…スタッフすげーな!!?〉と感心していたかもしれない。そう考えると何だか少し複雑な気分になった。

 

年明けすぐに放送された『久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP(フジ)』は、一応録画はしたものの長らく放置したままで 昨日ようやく見た。能町みね子流行語大賞への考察が大変興味深く〈なるほどなぁ〉と感心した。相変わらず能町さんはわたしからすると予想できないような視点で物事を捉えているので、彼女のああいった分析は非常におもしろい。

 

年末特番で思いがけず楽しめたのが2日に放送された『クレイジージャーニー正月SP(TBS)』だった。予告を見た時点ではあまり期待していなかったのだがタッキーのマグマ大接近旅もHAKUTO月面探査レースも企画の核となる部分は壮大なスケールでありつつも、タッキーに同行したスタッフがポンコツだったり、月面探査プロジェクトの元ヤン天才エンジニアが大事な局面でパスポートを忘れてしまうトラブルに見舞われたり、人間の幅の広さみたいなものを感じられる構成だった。そうか、片や地球の鼓動のようなマグマ、方や地球が属する宇宙…地球を中心に据えて内側と外側をテーマにしていたのかもしれないな。

HAKUTO月面探査レースに関してはプロジェクト続行中のようなので続編を期待したい。

 

 

と、こんな感じで無職ということもあり例年以上に年末年始特番を存分に楽しんだ。他にも年末一挙放送されていた『逃げ恥』を初めて見てまんまとハマったり『マツコの知らない世界YOSHIKIスペシャルで泣いたりした。明日放送される『ダウンタウンなう』の本音ではしご酒にもYOSHIKIがゲストで登場するのでとても楽しみにしている。

 

ここ最近、hideだ!X JAPANだ!と騒いでばかりいるのだが、実はYOSHIKIがせっせと宣伝しまくっている『We are X』はまだ観ていない。様々なレビューを見ても賛否両論なので、まずはレンタルで観て良作なら購入をと思っているのだが果たしてどうなるだろうか。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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*1:母の母のことです(私から見たら母方の祖母)

〈2017-2018年版〉年末年始テレビ番組録画予約リスト

今年もいよいよあと3日。

毎年この時期になるとテレビ番組表を見ながら年末年始特番の録画予約を着々と進めることになる。普段から毎週見ている番組のスペシャル放送は録りこぼすことが少ないが、いわゆる突発的な特番や年末年始だけの恒例特番などは録りこぼすこともままある。先日、NHKの「チコちゃんに叱られる」を録画し忘れヘコんだ。頼むから再放送をしてほしい。

 

テレビのチャンネルを替える

 

そこで、来年の年末年始に何かの役に立つかもしれないと思い、今年、録画予約する(した)番組をリストアップしておこうと思う。完全に自分のための覚え書き的なエントリーとなるが、どこかで誰かのお役にも立ったなら嬉しく思います。

※ちなみに特番の宣伝のための特番(何のこっちゃ)も録画した番組多数だが、そこまで列挙すると訳わからなくなるので今回は省きます。

 

2017年内に放送予定の番組

29日(金)

・朝までドキュメント72時間NHK・23:45~)

・朝まであらびき団スペシャル(TBS・23:50~)

 

30日(土)

・家、ついて行ってイイですか?年末3時間SP(テレ東・17:55~)

・アメト――――――――――ク!年末5時間SP(テレ朝・18:30)

・クイズ☆正解は一年後2017(TBS・23:55~)

 

31日(金)

ガキの使い!大晦日年越しSP(日テレ・18:30~)

・第68回NHK紅白歌合戦NHK・19:15~)

 

2018年始に放送予定の番組

1日(月・祝)

・あけまして ねほりんぱほりんNHK・00:10~)

・久保みねヒャダ明けましてこじらせナイト寿SP(フジ・2:15~)

・モヤモヤさま~ず2 小田原&箱根新春SP(テレ東・14:00~)

・ドリーム東西ネタ合戦(TBS・21:00~)

・ゴッドタン新春SP(テレ東・22:15~)

 

2日(火)

新春大売出し!さんまのまんま(フジ・15:45~)

・男子ごはん 放送500回記念!(テレ東・16:00~)

・緊急SOS!池の水全部抜く大作戦6(テレ東・17:55~)

・めちゃ2イケてるッ!新春3時間半SP(フジ・18:30~)

・クレイジージャーニー正月SP(TBS・23:25~)

・志村&鶴瓶あぶない交遊録2018(テレ朝・23:40~)

ナカイの窓 新年拡大SP(日テレ・23:00~)

 

特に楽しみにしている番組について

・朝までドキュメント72時間(12/29放送・NHK

毎年恒例の年末SP。今年一年間で放送された中から視聴者投票で選ばれた10本を改めて放送する。毎年、この年末スペシャルを欠かさず録画し、時間を見つけては1本ずつ見ていく、という楽しみ方をしている。ちなみに2015年の年末スペシャルは2016年の年末休みに見た想い出。番組内でEDテーマを松崎ナオが披露するのだが、今年はどこで歌ってくれるのだろうか。

 

・アメト――――――――――ク!年末5時間SP(12/30放送・テレ朝)

 特番で多く企画されている『運動神経悪い芸人』については、わざわざスペシャルで取り上げるほどおもしろいとは思わないので、そろそろ別の企画を特番で扱ってほしい。年末スペシャルの楽しみは『アメトーーク大賞』のみ。今年も、有吉・FUJIWARAフジモンザキヤマの悪ふざけを楽しみにしている。

 

・クイズ☆正解は一年後2017(12/30放送・TBS)

 これも毎年恒例の年末特番。今、wikiで調べたら、初めて放送されたのは2013年とのこと。どうやら幸せなことにわたしは初回から見続けているようだ。初めてこの番組を見たときはその画期的なコンセプトに感動し、年明けの社内スピーチでこの番組の素晴らしさをテーマに話したほど。初回放送時、番組途中で相撲芸人のあかつが登場し、その生放送ならではの演出に感動した。わたしはロンブー淳とともにMCを務める元TBSアナウンサーの枡田絵理奈が好きなのだが、彼女は今年のMCも務めてくれるのだろうか…

 

・あけまして ねほりんぱほりん(1/1放送NHK

再放送を録画試聴し、遅ればせながらそのおもしろさの虜になっている。あの人形劇を用いた演出は、ヘビーな話を重くし過ぎないという素晴らしい効果を発揮している。こちらもドキュメント72時間SP同様に長時間に渡る番組のようなので少しずつ消化していくつもりだ。

 

・緊急SOS!池の水全部抜く大作戦6(1/2放送・テレ東)

この番組は毎回録画し忘れているので今回こそはちゃんと録画してゆっくり楽しみたい。単純に何が出てくるのかというワクワク感と驚きを堪能でき、とても良い番組だと思う。以前、放送された芦田愛菜ちゃんゲスト回はめちゃめちゃデカい貝が出てきて、そのあまりのデカさにとても驚いた。

 

・めちゃ2イケてるッ!新春3時間半SP(1/2放送・フジ)

ナインティナイン中居正広の目に見えない絆みたいなものを勝手に感じてしまい、おもしろさはもちろん、個人的にはそのエモさにもグッと来てしまいがちな人気企画。SMAP解散に伴い、年末年始の歌番組系で中居君を見ることができず溜まったストレスを発散させておくれよ、といつも以上に期待が高まっている。バラエティで活躍しまくる中居君を見て「やっぱり中居君はすごいなぁ」って思いたいんです。めちゃイケ終了前に『中居&99の日本一周シリーズ』を映像作品化してくれないものか、と思うが恐らく難しいだろう。めちゃイケ放送20周年企画か何かで『赤本』と称して過去のスペシャル放送を映像作品化して販売したのだが、EXILE企画やらモー娘。企画やらで「それもいいけど、そうじゃない」感が凄かったんだよな…どうせならヨモギダ少年愚連隊シリーズや中居&99の日本一周シリーズを作品化して欲しいのだが。

 

・クレイジージャーニー正月SP(1/2放送・TBS)

こちらも通常放送は毎週録画している大好きな番組。見るたびに「世の中にはわたしの知らない世界がたくさんあるのだな」というテンプレ通りの感想を抱く。タッキーがマグマ探索をするらしいが個人的には丸山ゴンザレスの新作を早く見たい。ちなみに、丸山ゴンザレス回ではなかったが、だいぶ前に放送されたタイのハッテン場に潜入した回はなかなか興味深かった。

 

・志村&鶴瓶あぶない交遊録2018(1/2放送・テレ朝)

これもお正月恒例の特番。英語禁止ボウリングにナイナイがゲストで登場するので、それだけのために録画している。毎回、岡村さんはモリマンのホルスタイン・モリ夫とキスするのだが、そろそろ美女とキスしていいと思う。普通にキスされてリアクションしきれない岡村さんを見たい。ちなみに、この英語禁止ボウリングも企画自体はマンネリ気味なので、今さらめちゃめちゃ笑えるという訳でもないのだが、正月の風物詩的な感じで毎年何だかんだ録画し続けている。

 

最後に

2015年に放送された年末特番「時間がある人しか出れないTV(日テレ)」は、もう復活しないのだろうか。あれはとてもおもしろかったので、ぜひ復活してほしいんだよな…2016年の年末にも放送されるだろうと期待していたのだが、放送されなくて当時はとてもガッカリした。

年始の特番は1/4放送分までチェックしたのだが、3日と4日に関しては録画したいほどの番組がなかった。自分の確認漏れではないだろうかと不安になる…録りこぼしてないだろうな…?

 

今回のエントリーを書くにあたり、年末年始の番組表を改めてチェックしていたのだが笑福亭鶴瓶明石家さんま志村けんの出演番組の多さに驚いた。鶴瓶、さんまは普段からレギュラー番組を多数抱えているが、志村けんはそうとも言えないのに、なぜこんなにも正月特番に重宝されるのだろうか。誰も傷つけない笑いの提供者として、普段より幅広い年齢層がテレビの前に揃うであろう正月には鶴瓶志村けんは打ってつけなのかも知れない。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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hideのお墓がある三浦霊園に行ってきました。

ちょっと前のことになるがhideのお墓がある三浦霊園に行ってきたので、その時のことを書いておく。帰ってきたらすぐに書こうと思っていたのだけど何だかんだとグダグダしていたらこんなにも間隔が空いてしまった。無職になったら時間ができるからブログを書く時間も好きなだけ確保できるなと思っていたのだけど、意外とそうでもない。いや、何かをしなければいけない時間というのは格段に減るのだけど、というか今は転職活動もまともにしていないので1日のほぼ全てが自由時間みたいなもんなのだけど、そうなるとどうにもグダグダと好きなライブ映像を見たりネットサーフィンばかりしてしまって何かにじっくり向き合う時間というものを確保しなくなる。さらに、働いていた時は「あれも書きたい、これも書きたい」とブログに書きたくなる出来事や考えがポンポン浮かんだものだが無職になってストレスフリーな日々を過ごすうちにそういった「アウトプット欲」がめっきり失せた。やはり適度にストレスを受けていないと様々な事象について考えなくなってしまうのかもな、わたしの場合は。

はっ!また前置きが長くなってしまった。

 

そもそもなぜhideのお墓に行こうと思ったかというと取り立てて大きな理由はない。

秋頃から突如としてhideにハマり、そのままの流れでX JAPANにもハマり、動画サイトであらゆる関連映像を見漁り音源もレンタルしまくり、ついにはAmazonやらヤフオクやらメルカリやらで欲しい映像作品を買いあさり(どれもこれも今は販売していないものばかりでバカ高い)、そんなことをしている日々の中で無職になることを決め、「時間ができたらhideのお墓に行ってみよう」と思った。自然な流れだった。少なくともわたしにとっては。

 

hideの魅力に気付いた時にはすでに彼はこの世の中に存在しておらず、それでもhideの素晴らしさにどんどんハマり、それに伴い「マジか…この人、もういないのか……」とズドーンと絶望の沼に突き落とされるような喪失感も強まり、夜中にライブ映像を見ながらわんわん泣いた日もあったりして、我ながらまぁまぁやばいオタクになっていた。ハマればハマるほど「今はいない」という現実を改めて突きつけられるのが怖くなり、せっかく購入したラストライブのBlu-rayもなかなか開封できずにいたぐらいだ。重いオタク……

 

そんな重いオタクに成り下がっていたので「行こう」と決めたもののいまいち乗り気になれず霊園までの行き方もギリギリまで調べておらず、前日の夜に慌ててアクセスを確認したら、わたしの地元の駅から三浦霊園最寄りの『三浦海岸駅』までは電車で2時間以上も掛かることが分かった。遠いな!!!?

 

 

 

当日のこと。

昼過ぎ到着を目指し出発。横浜駅から京急本線快特に乗って『三浦海岸駅』へと向かう。京急本線には初めて乗ったのだが車窓が大きく設けられていて「これは海が眺めやすいようにかな?」と思ったのだけど真相は謎です。途中からは乗客も減り、だいぶ穏やかな時間が流れる車内。窓から海が見えてテンションが上がった。この日は天気も良く絶好のお出かけ日和だったので、車内はポカポカしていてめっちゃ眠くなる。

 

横浜駅から電車に揺られること約50分。ようやく三浦海岸駅に到着。三浦海岸駅自体はどちらかというと小さな駅。実は、降りたらhideのポスターだったりが商店のウィンドウに貼ってあったりするのかな、とか思っていたのだけどまったくそんなことはない。至って普通の田舎の駅だった。

 

駅を出るとすぐに花屋があり、墓参り客向けと思われる仏花が売られている。一般的な仏花とともに「これは明らかにhideのファンをターゲットにしているのだろうな」と思われるピンクや赤いお花がメインのものもあった。命日や誕生日当日にはもっと派手に売り出されるらしい。事前にhideのお墓参りに行ったことが書かれたブログを何本か読んでおり、どうやら駅周辺には他にもお花屋さんがあるという情報を得ていたのでその花屋を探そうと駅周辺をウロチョロし始めたら、偶然、三浦霊園方面に向かうバスを見つけた。その時点で仏花を入手できていなかったのだが何故か焦って乗り込んでしまった。こういった行き当たりばったりな行動に計画性の無さが露呈している。

とは言えさすがに心配なので、車内で霊園のホームページを見て園内に売店があることを確認。せっかくだから予算内で選んだオリジナルの仏花を持って行こうと思っていたけど仕方ない。仏花は霊園内の売店で購入することにした。

 

 

霊園へは海沿いの道を走っていく。陽の光が水面にキラキラと反射していてとてもキレイだった。道中に、例のブログで紹介されていて行きたいと思っていた花屋があった。チラッと見えた店内にはhideのポスターが多数貼られていて、その前にピンクのお花がたくさん並んでいた。やっぱりあのお店で買えばよかった…と後悔。

 

 

海沿いを走り10分ほどで『三浦霊園入口』に到着する。何もないただの道路。およそ霊園的なものは見当たらない。いきなり迷ったかもしれない、と心配になって辺りを見回すと霊園への案内板が設置されていた。良かった。

バス停から霊園までは路地裏のような道をひたすら歩いていく。あまりにも普通の生活道路すぎて不安になるくらい何でもない道だった。本当に霊園に着くよね?と心配になる程。わたし以外に霊園を目指している通行人も見受けられなかった。というか、そもそも人が見当たらない。まぁど平日の真昼間に墓に行く人なんてそうそういないだろうが。

 

しばらく歩くとようやく『三浦霊園』に到着した。事前に調べて知ってはいたけどなかなかの広さ。なだらかな斜面に多数のお墓がある。

hideのお墓は6区。お墓を探す前に、まずは売店を目指した。

売店には2種類の仏花が売られていた。菊が数本まとめられたスタンダードなものとガーベラやかすみ草が束になった全体的にピンクっぽい仕上がりのもの。「これはもしかしてhide向けかな」と思ったのだけど、どうだったのかなぁ…そこまでどピンクって訳でもなく何となくピンクっぽいイメージかしら…程度のものだったのだけど。

せっかくなのでそのピンク系の仏花を2束購入することにした。明らかに「こいつhideの墓に来たんだな」ってバレそうな気もしたけど、別にその通りなので今さら気にしないことにした。せっかく2時間も掛けて来たのだ。悔いなくこの地を後にするぞ!と心を強く持った。

 

レジ横にお線香も売っていたので仏花と一緒にレジに持っていく。お店の方がとても親切な方で、買おうとしているお線香は2束入りだけど1束入りもあるのでそちらの方が良いのでは、と助言してくれた。1束入りの方は完全に眼中に入っていなかったので助かった。さすがに一人で線香2束は多すぎる。あぶないあぶない。ついでに無料のマッチまでサービスして貰えた。ちなみにこの日は風がとてつもなく強く、お店の方からライターの貸し出しもありますよ、と申し出を受けた。有難い言葉だったがひとまずマッチでチャレンジすることを告げ、仏花2束と線香1束を購入し売店を後にした。

 

 

 

園内の案内図に沿って6区に行ったのだがhideの墓が見つけられない。

事前の下調べでは『いつでも花がたくさん供えられていて目立っているからすぐに見つかる』という話だったのに全然見つけられない。

むやみに歩き回っても無駄だと思い、とりあえず少し歩き高台に移動して6区を見下ろしてみると明らかに派手な一角があった。そこに見えているお墓は、写真で何度も見て来たそれだった。これがわたしとhideのお墓との初対面だった。何だか想像していたものより間抜けな初対面とあり、ちょっと残念に思ったけど仕方ない。わたしは大事なことほど、それに行き着くまでの工程で空回りすることが多い人生を送ってきたタイプなので「今回も見事に空回っているな」と妙に納得したりした。

 

この日もhideのお墓はたくさんのお花で溢れていた。訪ねた日は、彼の誕生日から1週間ほど経過した日だったこともあり、余計にたくさんのお花が供えられていたのかもしれない。その多くは真っ赤なバラの花束やピンクのお花で揃えられた花束だった。墓前には多くのお酒やタバコも供えられていた。本当に今でもたくさんの人に愛されているのだな、としみじみ思えるお供え物の数々。区画内には天使の置物が置いてあるのだけど、クリスマスが近かったからかサンタの衣装が着せられていた。

 

まずは買ってきた仏花をお供えした。そして次はお線香である。

………やはり、想像以上の強風でまっっっっったく火が着かない。マッチを4本無駄にしたところで諦めて売店まで戻りライターを借りることにした。店の近くまで行くと、お店の方が店先まで出迎えに来てくれた。なんだか申し訳ない。風避けが付いたライターを借りて再びお墓に戻る。風避け付きライターでもなかなか火は着かず、どうにかこうにかして火が着いたお線香2本だけを手向け、手を合わせた。少しだけ涙が出た。

 

彼のお墓を目の当たりにしたらその場で泣いてしまうのではないかと思っていたのだけど、実際にはそんなことはなく、涙が出たのは線香を手向けて手を合わせた時だけだった。

30秒ほど黙祷し、あとは何をするでもなくただお墓を眺めた。手向けられているお花やキーホルダー、お酒の瓶を見たり、墓石に掘ってあった彼の両親からの言葉を読んだり…墓石には、hideの楽曲『HURRY GO ROUND』の歌詞も彫ってあって、その歌詞の最後には〈また春に会いましょう〉とあるのだが「春が来ても会えないじゃん」とか「春にこの世を去ったのも何かの縁なのか」とか、そんなどうでも良いことを考えたりした。思ったよりも穏やかな精神状態で、10分から15分くらい、ただぼーっと過ごした。血縁以外の人間のお墓を訪ねたのは、徳川なんちゃら系の歴史上の人物を除けば人生初のことだったのだけど、こちらが一方的に思い入れを持っている人間のお墓を訪ねるというのは悪くないな、と思う。足を運ぶ以前は、そういった場所を聖地巡礼感覚で訪ねる行為に一種のやましさみたいなものを感じたりもしていた。しかし、いざ実際に足を運んでみると、そういった気持ちではなく「やっと会えた」といった感覚の方が強かった。好きなアーティストに会うためにライブに行くのと近い感覚かもしれない。この場所に来れば必ずhideに会える、と思える場所があるのは、残されたファンにとっては有難いことかもしれない。悲しみだったり絶望だったりやり場のない思いを抱え続けるよりは、ひとまずこういった場所に足を運ぶことで自分の中で消化できたりすることもあるのではないだろうか。少なくともわたしにとって彼のお墓を訪ねることは、そういう類のものになった。(ライブでもお墓でも何でも、対象者に「会いに行く」という表現は我ながらキモいと思うのだけど、そこは多めに見て欲しい。)

 

お墓の近くにはポストが設置されている。中には、彼の元を訪ねたファンからhideへのメッセージが書いてあるメモ帳が何冊も入っていた。わたしもメッセージを残そうと思い、その1冊を手に取りパラパラと捲る。失礼かな、と思いつつもいくつかのメッセージに目を通した。すごくラフな文体で書く人、やっと来られた喜びを綴る人、悩み事を打ち明けている人、何度も訪ねて来ているであろう人、さまざまなファンの思いがそれぞれの距離感で綴られていた。わたしは、彼への感謝とお誕生日を祝うメッセージを残してきた。文中、どうにも〈hide〉と書くことがはばかられ〈hideさん〉と書いた。わたしのような新参者が彼に対して〈hide〉と呼びかけるのは何だか違う気がしたから。

 

そうして恐らく30分ほどの時間を彼の墓前で過ごし、帰路に着いた。

 

三浦霊園からの眺め

写真は三浦霊園からの眺め。向こうに海が見えます。こんな言い方は変かもしれないけど、自分が亡くなったら海の近くの墓地もいいなぁとか思えるくらい素敵なロケーションでした。

 

 

片道2時間強、往復で5時間近く掛かるけど、また訪ねたいと思う。霊園を後にする時、何となく「また来ます」と思えた。まずは新しい職場が決まったら行ってみようかな。また真面目な社会人生活に戻ったら、しばらくは足を運べなくなるかもしれないから。

 

次回行くときは万全の準備で行きたい。とにかく海沿いで風が強いので、まずはライターは必携。仏花も三浦海岸駅近くのお花屋さんで買って行こう。(ちなみにわたしが行きたいと思っていたお花屋さんは「フラワーショップ三浦花園」さんです)

 

 

余談。

最近はmiseryのMVがお気に入りで、繰り返し見ている。

帽子を深くかぶった姿が、めちゃめちゃ素敵なんだよなぁ。

 

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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