楽しいことがあり過ぎる

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世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるみたいですよ。

The Birthday TOUR 19 NIGHTS 2018 AUTUMN 中野サンプラザ公演感想

The Birthday 中野サンプラザ公演


ぶっちぎりで優勝だった。何がってチバユウスケ(敬称略)のカッコ良さです。

もともと感情表現に関する語彙力の乏しいわたしは「ヤバい」をとにかく多用する。いい大人がそんな言葉でしか感情の起伏をアウトプットする術を持たないなんて、やや恥ずかしいなと思っているのだが、その「ヤバい」という言葉ですらカバーしきれない領域の感情を抱いたとき、どうやらその想いを表現するにピッタリの言葉が「優勝」であることを知った日だった。

 

前回の更新でマグロック2018での衝撃のThe Birthdayライブ初体験を書き(想像以上にたくさんの方に読んでいただきとても嬉しかったです)、それに続くエントリーがまたもThe Birthdayのライブの感想という時点で、わたしの沼具合が伝わるであろう。それはもう頭から爪先までずっぽしと、チバユウスケの魅力にハマりきっているのです。

ということで今回は2018年11月29日に中野サンプラザで行われた『The Birthday TOUR 19 NIGHTS 2018 AUTUMN』最終公演の感想を書いていこうと思う。

 

▼ちなみにこれまでに書いたチバユウスケ関連の記事はこちらをご覧ください。

日記_転職・ap bank fes・ミッシェルのこととか

日記_在宅夏フェスとかカメ止めとかチバユウスケとか

The Birthdayのライブを初めて観た_『マグロック2018』感想

 

その日は定時までしっかり仕事をこなし、会場である中野サンプラザに到着したのは18時40頃。定時まで仕事をしても19時開演のライブに行けるなんて……。交通アクセスに恵まれた都内で働いていることに改めて感謝した。The Birthdayのワンマンライブは初めてだったので、そして会場である中野サンプラザ規模のホールライブに行くのも久々だったので、少しばかり緊張していた。今回に限ったことではないが、ライブ開演前ってなんであんなにも緊張するのか……。自分がステージに立つ訳でもないのに無駄に緊張してしまう。

ファンの年齢層は、やや高めといったところか。「こんな人がロックバンドのライブに来るのか」といった年齢層と思える方々も多く、改めてチバユウスケクハラカズユキのキャリアの長さに想いを馳せるなどした。好きなアーティストと同じ時代を同世代として過ごせることはどれほど幸せなことだろうか。人生に於いてそんな経験ができることを少し羨ましくも思ったりした。

 

多くのファンと同じく、会場内に貼られた今ツアーのフライヤーを撮影し、まだ時間的に余裕があったので物販エリアへ。光の速さで当初の予定を大幅に予算オーバーするグッズを購入した。ライブの物販エリアには財布の紐をガバガバにする魔法があると思う。タバコも吸わないのにライターセット(500円)まで買ってしまった……。(帰宅後、喫煙者である父へのお土産としました)

 

今回の会場である中野サンプラザは1階席と2階席からなるホールである。わたしの座席は2階席の最後列ほぼセンター(しかも右隣が通路で最高)といった場所だった。チケット発券後に印字された座席番号をサイトで確認した際には「席運わるっ!!!」と落胆したものだが、ホールということもあり、結果としては、ワンマン初体験にはなかなか素晴らしい席だった。何といってもチバユウスケを真正面に拝める席である。最高だ。

ステージ上部にはカーテンのようなものがあり、まるでオペラ劇場のような雰囲気。オペラ劇場なんて行ったことないが、とにかく何やら金持ちっぽい雰囲気の内装だった。天井からはミラーボールが吊り下げられており「もしやライブ中にあのミラーボールが回転したりするのだろうか」とワクワクした。

 

 

開演時間である19時を5分ほど過ぎて、いよいよ、その時がやってきた。

場内が暗転し、彼らの登場曲である『16 Candles』が大音量で流れる。この時点でわたしのテンションは完全に振り切れ、なんとか声が漏れないように口元をタオル(物販で買ったもの)で覆った状態で思わず「うわぁぁぁ」と声を出していた。

最後に登場したチバから放たれる存在感は、会場最後列から見ていたわたしにも十分に伝わってくるほどに圧倒的だった。何なんだあの圧倒的王者感。一種の怖さすら感じるほどに凄まじい存在感。一気に熱気を帯びる場内の雰囲気に、全身がビリビリするほどに興奮した。

 

当日のセットリストがこちらです。相変わらず残念な記憶力なので、ネットから拾ってきました。

The Birthday セットリスト@2018.11.29 中野サンプラザ

01.THE ANSWER
02.ホロスコープ
03.STAR SUGAR BOAT
04.夢とバッハとカフェインと
05.VICIOUS
06.I KNOW
07.抱きしめたい
08.さよなら最終兵器
09.愛でぬりつぶせ
10.ダンス・ナンバー
11.VINCENT SAID
12.24時
13.TWENTY FOUR
14.なぜか今日は
15.1977
16.FLOWER
17.青空
Ec.1
木枯らし6号
涙がこぼれそう
Ec.2
くそったれの世界

 

さて、ここからは全曲事細かに感想を書き連ねていこうと思う。相当な文字量とウザいくらいの熱量になってしまいそうだけど、どの瞬間も端折るのが惜しいほどに優勝だったので、あの感覚をどうしても書き残しておきたいのです。

 

 

01.THE ANSWER

チバがギターを掻き鳴らした瞬間の、あのゾワゾワとした感覚は、いま思い出してもニヤニヤしてしまう。めちゃくちゃにカッコ良かった。なんていうかもう本当に腹の底から「ウオオオオオオオオオオッッ」て叫び出したいほどの興奮。ついに念願のThe Birthdayワンマンライブの始まりである。

 

02.ホロスコープ

わたしは『ホロスコープ』の冒頭の歌詞がとても好きだ。

《少年とナイフの相性は めちゃくちゃバツグンで120》

歌詞自体は文章としてまだ続いていくのだけど、この冒頭のワンフレーズのカッコ良さは異常である。実は、毎日彼らの音楽を聴いているとはいえ、まだまだ曲とタイトルがリンクしきれていない。そんな感じなので、チバが先述した冒頭部分を歌いだした瞬間に「これは歌い出しが最高のやつだ!!!!」とそのまんまやないか的な感情を抱き、テンション爆アゲだった。この歌い出し、素晴らしくないですか?めちゃくちゃカッコ良い。何がそんなにわたしの心にクリティカルヒットしているのか、冷静に考えてみてもサッパリ分からないのだけど、とにかくこの歌い出しが途轍もなく好きです。めちゃくちゃにチバユウスケな詞だと思う。

 

03.STAR SUGAR BOAT

最新シングル『青空』に収録されている本作。ライブで演奏される光景を目の当たりにして、底抜けにポジティブな空気をまとった曲だと思い至った。この曲が演奏されだした頃から、会場内の熱量が一気に上がったように感じる。それはもう最後列から場内のオーディエンスを見ていてもハッキリと分かるくらいに感じ取れた。サビに差し掛かった瞬間、両手を突き上げる客の多いこと多いこと。分かる、分かるぞ。あの瞬間を最後列で見ていたわたしにはとても良く分かる。この曲には、沸き上がった衝動を行動に移させる魔法があったよな……。

 

04.夢とバッハとカフェインと

タイトルのインパクトが強い。一度耳にしたら忘れないだろってくらいタイトル勝ちの1曲。『夢とバッハとカフェインと』というタイトルは、彼が今まで生み出した楽曲の中でも上位に食い込めるほどにタイトルそのものから溢れ出るチバユスウケ感が凄まじいと思うのですが、どうですか?サビ終わりのヒライハルキによるベースソロ(というのだろうか)がハチャメチャにセクシーで堪らなかった。

The Birthdayというバンドはとにかく色気が凄まじいバンドである。初めて彼らのパフォーマンスを目にすると、それはもうヤバいくらいの色気に「エッロ……」と呟かずにはいられないほどに。今回も事あるごとに「エッロ……」と思ったのだが、本日最初の「エッロ……」ポイントは『夢とバッハとカフェインと』に於けるヒライのベースだったように思う。たぶん。

 

05.VICIOUS

以前からチバが「好きだ」と公言していた曲である。「チバが好きだと言っていた曲だぁー」と思いながら聴いていたらあっという間に終わっていたという印象しか残っていない。おそらく、当時のわたしはここまでの出来事に頭がキャパオーバーを起こし、軽く思考停止状態に陥っていたと思われる。残念すぎる。

 

06.I KNOW

めっっっっちゃくちゃにカッコ良かったんですけども!!!!CD音源で聴いていたときはそれほど印象に残っていなかったのに、ライブで聴いて一気に撃ち抜かれた。これぞライブマジックである。イントロから最高。優勝すぎた。チバとフジイケンジが向き合ってギターをかき鳴らすイントロは「なんじゃこりゃ!!!!」ってくらいに激シブ過ぎて脳ミソドロドロに溶けた。やっぱりバンド音楽を愛する者(わたしだ)にとってギターの音ってヤバい効果を生み出す劇薬だよな、と痛感した。もうなんか全身の血が沸騰したんじゃないかってくらいに一気に高まるあの感じ、最高でした。サビ部分で印象的なギターフレーズが入ってくるんだけどそれがもう本当に大好き。言葉で伝えられないからみんな聴いてくれ!!!!!!頼む!!!!!(動画再生開始1:25ぐらいから該当部分)

あと最後にチバが《I KNOW I KNOW》って歌うでもなく呟くんだけど、この世界であんなにもカッコ良く「アイノー アイノー」と言う男をわたしは知らない。

 

07.抱きしめたい

The Birthdayマイベスト10』というプレイリストを作ったら間違いなく選曲するであろう大好きな曲だ。いつかライブで聴きたいなぁ……と願っていたのだが、こんなにも早く叶ってしまうなんて。まさかここはユートピア

あまりの感激はもちろん、楽曲そのものの世界観も相まってめちゃくちゃに泣いてしまった。チバユウスケは多くの曲で『愛』を歌っている人だけど、こんなにもダイレクトにそれを歌われたら、そんなもん泣くに決まっている。言葉選びのひとつひとつが途轍もなくチバっぽくて、すごく好きだ。はぁ……思い出しても涙が出てきてしまう。楽曲の持つパワーが凄まじい。「それじゃ丸ごとよろしく!」って思ってしまえるくらいに頼もしい『愛』である。カッコ良いなぁほんとに……。

 

08.さよなら最終兵器

今回のライブで最も素晴らしいなぁと感じた演出は『さよなら最終兵器』のイントロでステージ後方に張ってあったスクリーンカーテンが落ち、デカデカとバンドロゴが登場したあの瞬間だった。タイミングが優勝ですよ。あまりのタイミングの素晴らしさに鳥肌が立つのが自分でも分かった。カッコ良すぎて笑いだしてしまうほどにすべてが完ぺき。優勝。

そんでもってこの曲である。テンション上げるな!っていうほうが無理。心の底から「たたた、たのしいぃ〜〜〜〜〜〜〜」って感じ。「オレはいまこの瞬間を生きてるんだ!」感が凄かった。チバが《お前に会えて良かったよ 心底 訳聞かれても 答えらんないけど》と歌った瞬間、今までのチバ体験が一気に頭を駆け巡り「わたしもチバに出会えて良かったよぉぉ」とおいおい泣いてしまった。心の底から「好きだ!」と思えるカルチャーとの出会いは本当に貴重だ。今年の春にチバユウスケというアーティストを知ることができたのは、いま思い返してみても本当に偶然の出来事だった。良かったよなぁチバユウスケの存在に気づけて。わたしはとてもラッキーだった。ありがとうチバユウスケ、ありがとう世界(思考が飛躍)。

ちなみに『さよなら最終兵器』初回盤のCDジャケットが数あるThe Birthday作品のCDジャケットの中で1番好きかもしれない。めちゃくちゃカッコ良い。

 

09.愛でぬりつぶせ

この曲も大・大・大・大好きな曲である。『抱きしめたい』『さよなら最終兵器』『愛でぬりつぶせ』の3曲は、この日のハイライトと言っても過言ではないくらいに堪らない並びだった。こんなにも立て続けに好きな曲を演奏されたら、あまりの喜びに窒息して死ぬ。それくらいに最高の並びだ。この曲もねぇ、歌詞がいいんですよ。四の五の言わずにかましてやれ感がめちゃくちゃカッコ良い。

チバユウスケは独特の世界観を持つ歌詞を生み出すことで多くの人々の心を奪い続けている。その魅力のひとつに『かわいらしさ』があると、わたしは常々思っている。彼はどちらかというと、いや、どちらかと言わなくてもガラが悪いほうのアーティストに分類されると思うのだけど、めちゃくちゃにロマンチックでかわいらしい歌詞を書くんですよ。この『愛でぬりつぶせ』の冒頭、《あの娘の肌に 俺の身体を こすり合わせて 地球の地図を ぬりかえるのさ》もめちゃくちゃにロマンチックでかわいらしい。どうしたらこんなにもかわいらしい歌詞が書けるのか……。あんなにガラが悪いのに愛する人への想いをこんな風に表現してしまうんだもんなぁ……(褒めてる)。

そして続くサビの歌詞も最高。《グチってばっかいねぇで 愛でぬりつぶせ》。強い、強すぎる。パワーワードすぎる。シンプルに「そうだよな、グチってばっかいちゃダメだよな」と思えた。

 

10.ダンス・ナンバー

ステージ上部にミラーボールが登場し、パリピ感があった。レインボーカラーの照明がガンガンに照らされる中でこの曲を歌いながら踊りまくるチバユウスケは圧倒的にセクシーダイナマイツだった。なぜチバのダンスはあんなにも色気があるのか。身のこなしがゆったりとしていて、腕をヒラヒラさせて、妙に艶っぽい。本日何度めかの「エッロ……」ポイントである。

 

余談だけど、今回のライブは本当に照明が素晴らしかった。『さよなら最終兵器』でバンドロゴが登場するまではメンバーの背面のスクリーンカーテンに、ことあるごとに彼らのシルエットが映し出される演出がなされ、それがあまりにも美しかった。あまりにも美しくて映画を観ているような錯覚に陥るほどに完成された世界観だった。他にも随所で左右それぞれから赤色と青色の照明で照らす演出が多用されていて、赤と青のダブルカラーで浮き上がるメンバーの姿はそれはもうカッコ良さが天井突き破っていた。世の中のすべてのバンドがライブの際に赤と青の照明を使うべきだ。

 

11.VINCENT SAID / 12.24時 / 13.TWENTY FOUR

この3曲については敢えてまとめて感想を書く。 なぜかって、それはもうこの3曲を演るチバユウスケがあまりにもセクシー過ぎたからである。何なんだあれ。色気の塊だった。観ているこっちが酔ってしまうくらいに色気がダダ漏れしていた。特に『24時』はヤバい。フジロックの配信を観たときも、マグロックで観たときも感じたことだけど『24時』を歌うチバから溢れる色気は異常だ。色気っていうか、もうエロ。エロですよあんなもん!!!年齢制限つけなきゃってくらい、そのまんまエロ。ハンドマイクのチバユウスケ、強すぎた。そんでもって続く『TWENTY FOUR』。ノリノリのチバユウスケ。ノリノリのわたし。ノリノリ過ぎて記憶が曖昧である。なんか《TWENTY FOUR オウ オウ》みたいな余韻を残した歌い方がめちゃくちゃカッコ良くて「カッケー!!!」と思ったことしか覚えていない。

 

14.なぜか今日は

あーーーーーーこれもヤバい。大好きだ。『愛でぬりつぶせ』同様に冒頭の歌い出しから最高すぎる。イントロが鳴り出した瞬間「ギャーーーーーー!!!」って感じでした。『なぜか今日は』を聴くたびに、月並みだけど「平和な世の中がいいよなぁ……」と思わずにはいられない。あと、個人的には新宿が登場するのも胸アツポイントである。都内で働く我が身にとって、今、もっともお世話になっている街は新宿だ。新宿いいよね……。

 

15.1977

この曲は、パンクロックへのオマージュ作品だとかつてどこかで目にしたことがある。だからだろうか。この曲を歌うときのチバは本当に幸せそうだ。観ているこちらまで笑顔になってしまうくらい本当に幸せそうに楽しそうに演奏し、歌う。チバがロックに出会えた喜びを楽曲を通じて会場全体にシェアしているような、そんなピースフルな時間が『1977』演奏中の中野サンプラザホールには漂っていた。それがほんとうにどうしようもなく幸せな時間で、楽曲自体は明るい曲なのに、泣けた。とにかくいろいろなことに感謝したくなるようなそんな幸せな数分間だった。ありがとうチバユウスケ、ありがとう世界(2回め)。

 

17.FLOWER

よっ!待ってました!!ボーカリスト フジイケンジの登場である。

彼が《真っ赤なRADIO》と歌いだした瞬間の、会場に溢れる「いいぞいいぞウチの子」感。そんなフジイを嬉しそうに笑顔で見つめるチバも印象的だった。いや、最後列なので、その表情までハッキリとは見えなかったのだけど、でもきっとあの瞬間のチバは間違いなく笑顔だっただろう。《忘れないで 君が思うほど この世界は それほど腐ってはない》とチバユスウケが歌うことの意味をしみじみと考えてしまい「あぁ、いい曲だな……」と改めて思った。歌詞の重みよ……。

 

18.青空

チバユウスケというアーティストが、どんなキャリアを重ねてきたのか。それを知っている人間にとって、彼が《悲しみはもう 捨てていいよ》と歌うことの意味はあまりにも大きい。それはもう泣くなっていうほうが無理である。当時をオンタイムで経験していないわたしでさえこのザマなので、当時を経験してきた長年のファンにとってその衝撃はあまりにも大きすぎたのではなかろうか……。そんなことを思ってしまった。

彼の楽曲には「青」という色が数多く登場する。未来だったり希望だったりを思わせるメタファーとして登場することがとても多い。それらの楽曲を歌うときのチバの脳内にはどんな「青」が広がっているのか……。学生時代から美術を学んできた身としては、そんなことにも想いを馳せた。

あと『青空』を演奏しているときのヒライハルキの色気が凄まじかったことも忘れずに記しておこう。わたし『青空』のベースラインがめちゃくちゃに好きです。

 

 

ここで本編は終了。少しのブレイクタイムを挟み、アンコールへと突入した。

 

Ec1.木枯らし6号 

演奏前のMCで「そろそろ吹くころかと思ってたのにテレビで今年は吹かないとか言いやがってよぉ」みたいな悪態をついてからの歌い出し。さすがである。とにかくご機嫌に歌うチバ、最高である。

 

Ec2.涙がこぼれそう

ついに聴くことができた念願の1曲。ついに念願の「今日は◯◯でお前らと一緒だ!」を聴くことができた。嬉しい。歌い出しで客席を煽るチバも、途中でコーラスを煽るチバも最高に楽しそうで、幸せそうで「この時間がもっと続けばいいのに……」と思わずにはいられなかった。戻りたい、あの時間。

 

 

ここでアンコール終了。さて帰るか、と思ったのも束の間。どこからともなくアンコールを促すクラップが。まさかのダブルアンコールである。さすがファイナル、客の気合いもハンパなかった。

 

 

Ec3.くそったれの世界

数分ののち、再度メンバーが登場。最後に登場したチバはゆったりとした足取りでドラムのクハラの後ろを通り過ぎ、ステージ上手ぎりぎりへ。片手に持ったお約束の缶ビールを高々と掲げる。その後、またゆったりとした足取りで下手へと移動し、こちらでも高々と缶ビールを掲げる。最後はセンターに立ち、缶ビールを高々と掲げる。

チバが缶ビールを掲げるたびに歓声が上がる場内。まるで王様と群衆のようだな、と思った。『王の帰還』みたいな。

沸き上がる場内に静粛を促し、マイクを通さずに《とんでもない歌が 鳴り響く予感がする》と歌い出した瞬間の圧倒的存在感よ……。マジでとんでもない。歌詞そのまんま過ぎる瞬間が目の前で繰り広げられるあの光景は、本当に堪らない。こんなにもドンピシャな作品を良くもまぁ作ってくれたものである。大感謝だ。

 

先述したとおり、チバユウスケは多くの作品で『愛』を歌ってきた。そして、なにかの媒体でメッセージを発信する際には、その多くが『with LOVE』という言葉で結ばれている。こんなにも『愛』について表現してきた人が『くそったれの世界』というタイトル曲のなかで《I LOVE YOUは最強》と歌ったら、それはもう正解以外の何物でもない。こんなにもどストレートに《I LOVE YOUは最強》と歌われたら、それはもうその通りなのだ。だから、どんなにくそったれの毎日でも、やっぱりわたしはわたしの人生を愛してあげたいなぁと思えたし、人であれ物であれ体験であれ、愛する対象をたくさん持った人間でありたいと思えた。

めちゃくちゃポエムっぽいけど、でも、それが素直な気持ちだ。グチってばっかいねえで愛でぬりつぶすのだ。

 

 

以上が、The Birthdayのワンマンライブを初めて体験した感想です。 

ここまで長々と書き連ねてきたが、やっぱりThe Birthdayというバンドの魅力をズバリ端的に表す言葉は「カッコ良い」以外にはあり得ないだろう。あれこれと言葉を並べてもやっぱり彼らに一番ピッタリとくる言葉は「カッコ良い」である。

他にも、演奏中にドラムスティックを飛ばしてしまったクハラが流れるような動作で新たなスティックを持ち直す様がめちゃくちゃに職人ぽくてカッコ良かったこととか、アンコールで登場したヒライハルキが素肌にパーカーを着ていたらしいのに最後列の席ということでまったく気づけなかったこととか、フジケンのギターで何回も痺れて「フジケン最高だーーー!!!!」って高まったこととか……。

その圧倒的なカッコ良さは、何度観ても慣れることはなさそうだ。現に、この日だって曲が終わるたびに何度「かっこよぉ……」と呟いていたことか。声に出さずにいられないほどに彼らのカッコ良さはずば抜けている。観れば分かる。

次はライブハウスで演奏する彼らを観てみたい。

 

 

チバが「中野はデカいと知っている」等、例のごとくやや謎気味のMCを放ったりもしたのだけど、それも含めチバユウスケの魅力なのでオールオッケーだ。とにかくチバユウスケはどの瞬間もめちゃくちゃカッコ良かったし、めちゃくちゃロックだった。たぶん、わたしがぼんやりと思い浮かべる『ロック』という概念を人間として描き出せば、そのままチバユウスケになるのではないかと思えるくらいに、わたしの中のロックはそのまんまチバユウスケである。

ちなみにThe Birthdayは2019年2月13日に新譜をリリースするようなので、とても楽しみだ。

 

 

最後に、ライブ終演後に放たれた公式のツイートを貼ってこのエントリーを終わりたいと思う。The Birthdayファンに激震が走った衝撃の1枚(写真2枚め)にはチバユウスケの魅力がこれでもかと集約されている(と思う)。

 

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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