楽しいことがあり過ぎる

楽しいことがあり過ぎる

健康な体があればいい

退職することにしました。

今、勤めている会社を退職することにしました。

人生に行き詰ってから半月で決断できました。これが早いのか遅いのかは分からない。

pantomochi.hatenablog.com

 

 

転職活動もまだ本格的に始めていないし、退職することもここ一週間くらいでやっと決めたって感じなので、何だかんだとバタバタしている。ここ数年のモヤモヤが一掃された感もあり、不安もあるけど「何とかなるだろう」って感じで、想像よりもずっと穏やかな気持ちで退職準備を進めています。

わたしが所属している部署自体は年内での閉鎖が決まっているので日々の業務もそこまで多くはなく、とは言え何となくソワソワ落ち着かない「暇なのに暇じゃない」という良く分からない精神状態の毎日です。

 

せっかくなので退職日を迎える前に、退職エントリーみたいなものを書いておこうと思う。転職活動や、転職先の会社でつまづくことがあったとき、このエントリーを読み返したら何かの役に立つかもしれないしね!

 

退職を決意した理由

そもそも20代の頃は仕事に対してのモチベーションは高いほうだったと思う。

バンバン仕事して周りからも評価されて給料も上がって出世して…みたいなイメージを抱いてた。しかし勤続年数が長くなるごとに、会社の業績やら社内政治やら自分のいる部署の状況やら、あとは単純にライブに行くという大きな楽しみを見つけてしまったことやら…もろもろのことが重なって「まぁ生活していく程度に稼げればいいか」という考え方に変わった。さらにそこから不況の煽りだったり、会社の業績だったり、社内での自分の立ち位置だったり、いろいろなことが絡まって「なるほどこの会社ではある一定のレベルからの出世は難しいかも」と気付いた。そして「出世したからといって自分が望んでいるような方向には進めないかもしれない」とも思った。あとは目標としていた先輩社員が辞めてしまって、自分が目指す社員像が近くにいなくなってしまった、というのも大きかったかもしれない。なのでここ3・4年は「給料分だけ仕事しよう」みたいなスタンスで働いてきた。さらに時期を同じくして先輩・後輩・同僚がバンバン辞めていった。個人のスキル不足だったり会社への不信感だったり理由はさまざまあったけど、とにかくバンバン辞めていった。そんなこんなでここ1年は「次は誰が辞める?」みたいなムードが社員同士のあいだに漂っていたように思う。わたしも「次こそはわたしも…」と思ったりしていた。ちなみにこの時点で具体的な転職活動はしていないので、漠然と「やめよっかな」と思ってはいたけどリアルな問題としては捉えていなかったんだろうな。

そんなこんなでモヤモヤしつつも、ぬるい環境で程よく働いていたところに部署閉鎖である。まぁ仕方ないよね、とは思う。赤字続きだったし。

 

そうなると、残った社員は退職or部署(支社)異動となる。ありがたいことに、社内ではそれなりに評価されていたので他部署から異動の打診があった。業務内容も今までの経験を活かせそうだった。だけど、ふと「辞めるなら今かもしれない」と思った。前述したとおり、他社員が辞めていったなか自分が辞めると決断できなかったのは、自分が抱えている仕事を誰が引き継ぐのか、といったことを考えたときに「そんな迷惑は掛けられない」と思ったのも大きな理由だったりする。わたしが所属している部署はそこまで大きな部署ではないので、誰かがいなくなったときの代償がそこそこ大きい。さらに言えば、人の入れ替わりが激しい職場のなか比較的勤続年数が長いわたしは、まあまあ重要な仕事を任されたりしていた。それはもう分かりやすい業務から縁の下の力持ち的な業務まで、大きいものから細々したものまで本当に様々だ。なので、辞める場合はそれらを誰かに引き継がなくてはならず、何ならわたしの後任を務めるための新たな人材の確保だって必要になりそうだった。そんなことに考えを巡らすと途端に「…だめだ、面倒くさい」となり、結局、辞めるという決断から逃げ続けてここまできた。しかし、部署がなくなるなら、それらの仕事は引き継がなくて良いのだ。閉鎖に伴う雑務を終えれば何も残らない。新たな部署で心機一転スタートだ。だったら他の会社で心機一転スタートでもいいのではないか、と思えた。

 

先日のことだ。夏に我が社を退職していった方とお会いする機会があった。自分が置かれている現状を伝え、どうしようか迷っている旨を素直に相談したところ、その方はこう返してくれた。「辞めた理由を履歴書に書けるうちに辞めた方がいいよ」と。なるほど、めちゃめちゃ心に響く言葉である。転職活動をするにあたり、必ず前職を辞めた理由を問われるシーンはあるだろう。そんなときに理由をはっきり答えられないようなタイミングで辞めるべきではない、ということらしい。めっちゃ力あるお言葉だ。有り難すぎる。

他部署への異動を打診され悩んでいたとき、どうせなら異動してみて無理だと思ったら辞めたら良いとアドバイスをくれた方もいたが「新部署で中途半端に仕事して辞めるんだったら、部署閉鎖という大きな理由があるうちに辞めた方が良いのではないか」と思えた。

 

また、兄のアドバイスも大きかった。どうせ新部署で新しいことを覚えるんだったら、会社を変えて新しいことを覚えるのとそんなに変わらないだろう、とのこと。なるほど!単純なわたしは「確かにそうだよね!」と感動しきりだった。

やはり持つべきものは相談できる人である。

 

思い切って社内の先輩にも相談した。その方は、以前、転職活動をしたりもしたが結局我が社に残り今もバリバリと働いている方だ。我が社に入社する前は、まったく別の業種で働いていた方なので転職経験もお持ちだ。心強い。いわく「誰でも人生についてとことん考える時期というものがあって、あなたはそれを今まで避けて生きてきたのかもね。残るにしろ辞めるにしろ、この機会に自分の人生をじっくり考えてみるのもいいんじゃない」だそうです。

 

ザ・図星!!!!!

 

そうなんですよね、今まで避けてきたんですよね。自分の人生についてじっくり考えるということを。

言ってしまえば実家暮らしの独り身なので、責任を負わずにのらりくらりと適当に生きてきても生活できてたし。実家暮らしの独り身がみんなそんな生き方をしている訳じゃないでしょうが、わたしは実家暮らしの特権をフルに活用して生活していたので、人生への危機感みたいなものに疎いままで生きてきた。そもそも家賃が払えない!とか食べる物がない!みたいな危機を知らないのだ。意識的にそれらを見ないようにしていた、とも言う。

 

 

そんな感じで、ちょろちょろと『転職』の文字が脳内をチラつきはじめ、様々な転職サイトを何とはなしに眺めていて気付きました。

 

「世の中、こんなに人材募集してる会社があるの!!?」

 

この事実はとても大きかった。

これだけあれば、どこかしらはわたしを採用してくれる企業もあるだろう、と思えた。かつて我が社を辞めていった、いわゆる「仕事ができない部類の人」も転職できているし、世の中にはこんなにも人材を求めている企業がある。これならわたしだってどうにでもなるだろう!!って思えた。

あとはやっぱり、改めて自分の市場価値を知りたかった、というのもある。今の会社ではそこそこ評価してもらっているけど、じゃあ世間一般では「仕事ができる人」と「ふつうの人」と「仕事ができない人」のどの部類に属するのかということを知りたくなった。仕事がすべてとは言わないけど、他者から必要とされることで喜びを感じるタイプの人間なので、改めて自己の存在意義みたいなものを確かめてみたくなったのです。怖さもあるけど…

 

今の会社で培ったスキルって他の会社でも武器になるのかなぁ…不安だ。めちゃめちゃ不安だ。10年近くかけて培ってきた能力が使いものにならなかったら悲しすぎるな…

 

そんなこんなで退職を決意した次第です。

 

 

改めて退職を決めた理由まとめ

  • 部署の閉鎖が決まった
  • 転職活動をする上で「前職を辞めた理由」が書きやすい
  • 自分の市場価値を知りたくなった
  • 年末年始をまたがずに転職すれば、転職先での手続きがスムーズそう

 

 

転職先を探すにあたって

新しい職場では1月下旬から働ければいいなと思っている。転職サイトで気になる企業をピックアップしているけど、エントリーをした企業は一社もない。

 

転職活動は初めてなので、いろいろと知らないことが多くて驚いてます。

職務経歴書とか、何を書けばいいんだよ…ここまでの社会人経験を振り返らなきゃいけないというのは、なかなかしんどいな。「わたしは今の会社(仕事)でどんな実績を残せただろうか…」とか考えるの、結構しんどい。自己アピール苦手マンは、こういうとき本当に困る。もっとグイグイいけるようにならないといけないのだろうか。

 

転職先に求める第一の条件は「完全週休二日制」であることです。そう、今の会社、完全週休二日じゃないんです。ぷぷぷ、ウケる。これだけは譲れないなぁ。そうだ、退職を決めた理由に加えておこう。

 

退職を決めた理由まとめ(改訂版)

  • 部署の閉鎖が決まった
  • 転職活動をする上で「前職を辞めた理由」が書きやすい
  • 自分の市場価値を知りたくなった
  • 年末年始をまたがずに転職すれば、転職先での手続きがスムーズそう
  • 完全週休二日制の企業で働きたい

 

あとは、給与。少しは上がって欲しいけど、どうなんだろうなぁ…。今の待遇は、同世代の社会人と比べても決して「良い待遇」とはいえないだろうから、上がってくれると信じているのだけど、いかんせん自分の市場価値が分からないので妥当な金額が分からない。有給休暇を取得しやすい環境かどうかってのも重要だ。なんていったってライブに行きたいもんな!(超重要)。入社してすぐは流石に無理だろうけど(そもそも半年間は有休発生しないんだっけ?)、ある程度したら有給休暇もスムーズに取得できるような職場環境であって欲しいと切に願います。今の会社は、そこら辺は好きにできたので有り難かった。

 

最終出勤日が12月はじめで、そこからは有給休暇消化期間に入る予定。12月第2週のBUMPの宮城公演に行って、その次の週は石川公演に行って、年始は神戸公演に行く予定です。神戸のチケット取ったときは、年内で会社を辞めるなんて思ってもいなかったので年末年始の休暇やらを調整して年始に3連休をもぎ取らなくては…!!ってひそかに闘志を燃やしていたのですが、その必要もなくなってしまった。

転職時期を1月下旬希望としているのも、それ(神戸遠征)が理由だったりする。だって新しい職場でいきなりド平日に3連休は無理だもんな。神戸公演に行かない、という選択肢はない。

 

部署異動か退職が悩んでいる時期に、先輩や同僚から有り難い言葉をたくさん頂いた。

  • 広い視野を持って冷静に状況判断できるから、どこでもうまくやっていける
  • 今まで辞めていった人のなかで、一番の痛手
  • あなたの能力だったら、さっさと転職先も決まる
  • 勘がいいからどんな仕事でもコツを掴むのがうまい

 

もちろんお世辞もあるだろうけど、最後の「勘がいい」は退職の件とはまったく別の話題の際に掛けられた言葉なので、本音だと信じようって思っている。

 

 

退職の意向を上司に伝え具体的な日程も決まったのに、いまだ実感がわかない。10年近く勤めているので、その間に溜まりまくった資料やら何やらを処分しなくては…会社で支給されるスケジュール帳も卓上カレンダーも捨てずに保管しておく性質なので、それだけでもかなりの量だ。腰を痛めないように注意しつつ、退職の準備を進めます。

3ヵ月後くらいには、新たな職場で笑っていられますように!マジで。

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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最近のお出かけについて書きました。

先日、2日連続でインスタ映えしそうなスポットに足を運びました。

 

埼玉県川越市 菓子屋横丁と蔵造りの街並み

川越に住む友人の家を訪ねる予定だったのですが、集合時間は夕方だったので、せっかくだからと友人宅訪問前に小江戸川越を街歩きしてきました。観光エリアは川越駅から少し離れているのですが、さすがは観光地。駅から観光バスがバンバン走っているので、アクセス面では安心です。わたしは、ちょっとレトロな車体デザインのイーグルバスを利用したのですが、ドライバーの方が妙に観光客慣れした車内アナウンスをする方で笑い堪えるのが大変でした。電車の車内アナウンスっぽい感じで、クセが強かった…ちなみにイーグルバスなら蔵造りの街並みまでは片道200円です。観光エリアをぐるっと回りたい方には1日フリーパス(500円)もあるようです。

この日は土曜日ということもあり、現地は多くの観光客でにぎわっていました。大通り沿いに蔵造りの街並みが広がる川越。観光客はその大通り沿いに散策をするので、観光バスや車とギリギリすれ違うような状況が頻発し、けっこう危険でした。しかも観光客にはお年寄りが多い。歩行者天国にでもしちゃえば良いのに…とも思いましたが、そう簡単ではないんでしょうね。

 

まずは菓子屋横丁へ。昔なつかしいお菓子を売っている商店が多く立ち並ぶエリアです。ポン菓子とか芋けんぴとか干し芋とか。川越は「芋」の産地として町おこしをしているので、こういった観光エリアではとにかく芋関連商品が、どちらのお店でも売られていました。ちょっと小腹が空いていたので「たこせん」を購入。120円という超お手ごろ価格で、いかにも駄菓子!って感じの昔なつかしい美味しさでした。名物の芋アイスも食べようと思っていたのですが、友人ともども「ちょっと寒いよね。食べたらお腹冷えそうだよね…」と完全にビビッてしまい断念。三十路を過ぎたオンナはとにかく冷えに弱いのだ。

その後は、蔵造りの街並みを歩きながらさまざまなお店を見て回りました。そんな中、観光客の方々が手にしている“ある食べ物”が気になって仕方ない我々。さっそく“ある食べ物”を目指して、街ブラです。途中、お団子の香りやお茶(近隣の狭山市の特産品である狭山茶)の香りに誘惑されつつ、目当てのお店を発見!!20分ほど並んで、ようやく所望の“ある食べ物”をゲット!

 

それがこちら。めっちゃフォトジェニックです。

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スライスしたサツマイモを揚げた「おさつチップ」。めっちゃフォトジェニックなビジュアルです。チップそのものは一応しお味とのことですが、塩気はほとんど感じられませんでした。サツマイモの風味がほのかに感じられ、パリッとした食感が楽しいお菓子です。付属のディップソースが選べます。塩バターが一番人気だそうですが、明太マヨをチョイスしました。やっぱり明太マヨは間違いないですね。アメトーークアンジャッシュ渡部さんが「明太マヨは何にでも合う」ってベタ褒めしてましたが、おさつチップにも明太マヨは好相性でした!明太マヨすごい!!

 

 

せっかくなのでおさつチップと川越の観光名所「時の鐘」を一緒に。

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おさつチップを食べているところで、この日はタイムオーバー。まだまだ気になるお店や食べ物があるので、もう少しゆっくりできる日に改めて散策したいなぁ…と思います。

 

 

東京都港区 外苑前のいちょう並木と近くのカフェ

ミスチルきっかけで仲良くしている友人と久しぶりに会うことになりました。

特に何をするでもなく、何となく「今度お茶しようね」とか言ってた口約束を年内に実行しておこう!と思った次第です。特に何かをしようと思っていた訳でもないけど会ってお茶しましょうよってテンションのとき、どんなお店を選ぶかってすっごく難しくないですか?ちょっと前に、子どもの頃から仲良くしている友人Kと話していて気付いたのですが、食に関しての興味って、その人が行動を起こす際の大きな原動力になるなぁって思ったんです。友人Kはとてもフットワークが軽くて、つい先日も一人でシンガポール旅行に行ってたのですが、シンガポールを選んだ理由は「食べ物が美味しそうだから」だそうです。それって凄くない?

 

観光がしたい(○○が見たい)→□□に行こう!→せっかくだから美味しいものを食べよう、なら理解できるのですが、美味しいものが食べたい(○○を食べたい)→□□に行こう!という思考回路はわたしにはなかったんです。美味しいものは大好きだけど、ぶっちゃけ例え旅行先で「吉野家」に入ったとしても割りと許せるタイプなんですよね、わたし。吉野家であれ、その街で人気の名店であれ、出されたモノが美味しければ問題ないです!って感じ。なので、普段から人気のカフェをチェックしたり、□□ってお店のあの料理を食べたい!というアンテナを張らずに生きてます。そんな人間にとって、特に何をするでもなくただ会ってお茶したい、という時のお店選びほど難しいものはないです。だってぶっちゃけドトールとかでも大満足だもん。座ってコーヒーでも飲みながらおしゃべりできれば満足なんだもん。

 

しかし、そんな提案をできる勇気はないので急いで「都内 カフェ おすすめ」とかで検索しますよね。それで上から3番目くらいのまとめサイトのぞいて、気になるお店を食べログで調べて自分の中の合格ラインを超えてたらOK、って感じで3~4店舗をピックアップしてLINEでシェア。わたし、頑張った!!そうすると、相手も同じように何店舗かピックアップしてきます。ここで、何のこだわりも持っていないわたしはさっさと相手のピックアップ店舗から「ここがいいんじゃない?」と返答して、サラッと相手のおすすめ店舗を指定するのです。そうなればこっちのもんです!相手がよっぽど厄介な性質(タチ)でなければフィックスです。

 

ということで、今回もこの手を駆使し、友人がおすすめしてきたお店、外苑前駅徒歩数分の「カフェ香咲(かさ)」に行ってきました。小さめのお店ですが、店内は良い感じにうす暗くて、良い感じに落ち着ける雰囲気です。この良い感じ具合が非常にちょうどよい良い感じ具合でした。メニュー表にあった手描きイラストも可愛かったです。ラザニアもナポリタンも焼きカレーも、お食事メニューはどれもめちゃめちゃ美味しそうだったのですが、初回来店なので看板メニューのホットケーキを注文。パンケーキとは言わず、ホットケーキと称しているところに強いポリシーを感じます。ザ・スタンダードなシンプル系ホットケーキ、美味しかったです。ちなみにドリンクはミックスシトラスアイスティーを注文したのですが、これが結構な大きさのグラスでビビりました。フルーツがたくさん入っていて美味しかったです!

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www.instagram.com

 

 

可愛いメニュー表がお店のサイトに公開されていたので貼っておきます。

(引用元:https://cafecasa.net/menu/

https://cafecasadotnet.files.wordpress.com/2014/12/food-menu-page-2copy.jpg?w=900

https://cafecasadotnet.files.wordpress.com/2014/12/sweets-menu-page1copy.jpg?w=900

ゆっくりおしゃべりを楽しみ、それでもお互いにまだ時間に余裕があったので、駅のポスターで偶然発見した外苑前のいちょう並木を見に行くことに。最近は気になる場所があればインスタのスポット検索でいくらでも現地の「なう」な写真を見られるので、便利な世の中になったものです。我々もご多聞に漏れずインスタで事前リサーチし「これなら行く価値ありだ!」と思ったのでした。カフェから歩くこと数分で到着!

 

めっちゃキレイ~~~~~

 

想像以上の美しさでした…いちょう並木越しに聖徳記念絵画館が見えるのですが、それも相まって「まるで外国みたい~~~」って感激でした(海外渡航経験なし)。想像以上に立派なイチョウの木。イチョウの木ってあんなに大きくなるんですねぇ。知りませんでした。ひたすら「キレイだね」と言いあいながら並木道を進む友人とわたし。せっかくだからと写真を撮るのですが、これがなかなか難しくて…イチョウの美しい黄色も、写真に撮るとイマイチ伝わりません。こんなとき、我にカメラスキルがあればな~~~って強く思いました。あんなにキレイに紅葉しているのに、それを写真に残すこともできないなんてダメ人間のわたし……写真を撮ることを早々にあきらめ、写真撮影に励むカップルやおやこ連れを眺めながら並木道をブラブラしました。みんな楽しそうで、めっちゃ幸せ空間!!しかもこんな休日にいちょう並木で写真撮るようなカップルやファミリーは比較的自意識が高そうで(あくまで主観)なんかオシャレでした。あと、海外の方もたくさんいらっしゃった。道中遭遇した“落ち葉をママに向けて盛大にぶち撒けてるやんちゃボーイ”には大いに笑わせてもらいました。オシャレなわんこもいっぱいいたな。やっぱり全体的におしゃれだった。

その後、聖徳記念絵画館前の広場で開催されていたお祭りで唐揚げを買い「もっと早く知ってればお昼ご飯もここで食べたのに~」という会話などを楽しみながら帰路に着きました。帰りがけに撮った写真が奇跡的にインスタ映えする感じに仕上がったのでご覧あれ。

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おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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pantomochi.hatenablog.com

 

X JAPAN『DAHLIA TOUR FINAL完全版』が非常にエモかった。

hideにハマって以降、バンド・ソロ活動問わずCDをレンタルし、とうとう映像作品にも手を出した。

 

どうやらX JAPANの過去の映像作品はDVD版やBlue-ray版が数年前に再販されたものの、新たに手に入れることはできないようです。ということで、俺たちのAmazonで検索するものの、どれも価格が跳ね上がっていて手を出すのを躊躇してしまうレベル。

ゆくゆくは全ての作品を揃えたいとは思うが、まずは手を出せそうなお手ごろ価格の作品から買うことにしよう。ご利用は計画的に、だ。

 

 

わたしは晩年のピンク髪verのhideを見て沼落ちしたタイプなので、まずは晩年のhideを拝める映像から手に入れよう!と思い、価格と内容を吟味して下記2作品を購入しました。

X JAPAN DAHLIA TOUR FINAL完全版 [DVD]

X JAPAN DAHLIA TOUR FINAL完全版 [DVD]

 
ALIVE! [Blu-ray]

ALIVE! [Blu-ray]

 

 


この土日で『DAHLIA TOUR FINAL完全版』をようやく見終わったので、そしてとても素晴らしかったので、今日はそちらの感想を書こうと思います。あまりにも書きたいことが多すぎてまさかの7000字オーバー。旬の話題でもないのにね…わたしの中では最旬だけどな。

 

 

そもそも20年以上前(!!)のライブ映像なので、画質はめちゃめちゃ粗かった。わたしが購入したのはDVD版だったのだが、Blue-ray版だともう少しキレイな画質だったりしたのだろうか…だとしたら、とても悔いが残る。 ところがメンバーの衣装等はぜんぜん古くさく感じない不思議…これも沼落ちフィルターの成せる業か?ファンの皆さんはそれなりに時代を感じる雰囲気を纏っているのにな。

 

本作の収録曲はこちら。

Disc.1

1、Drum Solo〜Amethyst

2、Rusty Nail

3、WEEK END

4、SCARS

5、DAHLIA

6、HEATH Solo

7、HIDE Solo

8、DRAIN

9、Piano Solo

10、CRUCIFY MY LOVE

11、ENDLESS RAIN

12、紅

13、Orgasm

 

Disc.2

14、Interval

15、White Poem I

16、Drum Solo

17、Forever Love

18、X

19、Say Anything (SE)

20、Tears (SE)

 

 

何というか、やっぱりX JAPANってYOSHIKIの理想を具現化することを第一としているバンドなんだろうな、と思った。一曲終わるごとにYOSHIKIがヘロヘロになってしまうんだけど、あれが演出なのかマジなのかはさておき、全てにおいて演劇っぽいというか舞台っぽいというか…現場のスタッフの動きはもちろん、映像の処理の仕方とか、他メンバーの表情カットの挟まれ方とか、全部が全部YOSHIKIの美学の追求の一端を担っている要素である、みたいな。伝わるだろうか、この感じ。とは言ってもその美学の追求感が決して「サムい」仕上がりにはなっていない。それもこれも全て含めてX JAPANだよね!と納得してしまう圧倒的な世界観の追及、みたいなものを感じた。

過去のhideのインタビューで、彼はX JAPANにおける自身の活動を「YOSHIKIの魅力に起因する部分が大きい」みたいに言ってたんだけど、きっと、X JAPANというバンドは全てにおいてYOSHIKIの美学の追及を核として動いているバンドなんだろうなって思った。何かいろいろ凄い。とにかく、見せ付けられる世界観がすごい。そして必ずYOSHIKIが一番目立つように構成されている(たぶん重要な部分)。

 

 

映像の編集の仕方については、チラチラチラチラと様々なカットが短い秒数(曲のリズムに合わせる感じ)で繋げられたような編集が多くて、30代の眼にはけっこうしんどかった。「ちょちょちょ、いま、HIDE映った?え、映ったよね??」みたいな。もう少し落ち着け!落ち着いていろいろ見せてくれ!!って感じで常にリモコン握ってた。やっぱりね、HIDEを見たいからね。何よりもHIDEを見たいからね。

映像の比率としてはYOSHIKI > TOSHI > HIDE > PATA・HEATHって感じだったと思う。それぞれのメンバーを楽しめるように推しメンアングルを選択できる機能(A○B界隈にあると聞いたがマジなのだろうか…)が欲しくて欲しくて「ぐおおおおお!HIDEを映せ~~~~!!!!」って何度も過激派発動しました。

 

 

Disc.1の感想

もうね、オープニングからYOSHIKIが炸裂してた。

暗転していきなりYOSHIKIのドラムソロ。ドラム叩き終わったYOSHIKIが花道を歩いていくと、花道中央にメンバーが下からせり上がってきて合流、みたいな演出。だったんだけど、もう!この時点で!!明らかにHIDEだけ衣装のテンションが違う!!!!ビジュアル面に関しての世界観の構築は、やはり我らがHIDEがズバ抜けていた。めっちゃ派手!そしてめっちゃHIDE!!ネオングリーンのビニールっぽい素材のスーツにトライバルみたいな柄が入ってる、あの有名なやつです。そのうえ頭はまっピンク!めっちゃ目立つ!引きの画でも探しやすい!!!(LAST LIVEの映像だけど、参考に貼っておきます)

 

 

なんかもうさぁ、5人が歩いているだけでサマになるんだよな。

わたし、バンドにもお笑いコンビにも男性だけで構成された組織に「エモい」感情を求めてしまうので、あのX JAPANのメンバーが談笑しながら歩いてるってだけで「ふぉおおおおお!わたし(女)には絶対に入ることのできない領域!彼らだけの世界!!」って感じで非常に高まりました。そして普通に歩いてるだけなのに、絵面がめちゃくちゃかっこいい。絵になるって彼らのことですよ、きっと。 

5人がステージに到着すると、女性の声(英語)でメンバー紹介されるいつもの流れなのだけど、各メンバーの名前の後にあがる歓声の大きさを、一番人気があるメンバーを把握するためのバロメーターとして聞いてしまうのはわたしだけかい?

ぶっちゃけ当時の人気の比率って、やっぱりYOSHIKIやTOSHIが高かったのだろうか。

 

1曲目からヒットナンバー続きで、もう「早戻し→再生」を何度繰り返したことか!!!まっじでHIDEがカッコよすぎて頭抱えた。普通に「うわっ(かっこいい)」とか「ぐえっ(かっこいい)」とか声に出てしまった。ちょいちょいカメラ目線くれるんだけど、その度に「ひ~~~~かっこいい!」って思いつつも「なるほど、今、まさに頭のおかしいギタリストを演じているのだな」と妙に冷静になったり。リアルタイムの映像ではないって分かっているから、そういった面では妙に冷静に分析してしまうよね、こっちも。そう考えると、既に亡くなった方達(この表現もどうかと思うが)ってのは不憫だな、とか思います。全て種明かしされた状態で見られちゃうんだもんね。

 

WEEK ENDからDAHLIAまではテンション爆上がりで何度も何度もリピートしてしまい、なかなか先に進めなかった。DVD2枚組みなのにDisc.1を観ることだけに先週1週間を投じてしまった。それぐらい素晴らしかった。

中でもSCARS大好きすぎるからな、わたし!SCARSだけでも相当リピート再生したからな。なんてったって歌い出しがHIDEだからね!!

 

そしてHIDEのソロコーナーね。これはもう「めっっっちゃHIDE」って感じだった。ソロツアー(PSYENCE A GO GO)の雰囲気をそのまま持ってきてちょっとゴージャスにしたよ!みたいな構成でした。で、やっぱりダンサーのネエちゃん達はおっぱい丸出しだった。HIDEといえばおっぱい丸出しネエちゃん引き連れてパフォーマンスする、みたいになってるね、もはや。お家芸です、お家芸

 

今回、映像作品を買うにあたり、『THE LAST LIVE完全版』より先にこちらを購入したのは、普段どおりのX JAPANのライブを観ておきたい、と思ったからです。やっぱりTHE LAST LIVEはメンバーの心情も、観客の心情も、もちろんライブの構成自体も非常に特殊な性質を持ってしまっているだろうことは明らかなので、その前にいつもどおりの彼らのライブを観ておこう、と。普段どおりの構成だと、それぞれのメンバーのソロコーナーが設けられていたらしい。HEATHもベース弾いてパフォーマンスしていたし。(すまん、わたしは途中で早送りしてしまった…)

しかし改めて考えるとすごいな。バンドのライブなのに、途中でメンバー各々のコーナーがあるって凄くないか?HIDEに至っては、ギターそっちのけでパフォーマンスしちゃってるんだもん。だいぶ謎だ。

 

紅からのOrgasmもヤバかった。

わたし、紅のイントロを弾くHIDEが大好きなんだけど、この時はイントロ弾き終わって弦を「チャッ」って抑えて一呼吸おいて、みたいな奏法をとってて、それがハチャメチャにカッコよかったです。……たぶん、伝わらないな。恐らくこの映像にそのシーンが収録されている、、、のか?

 

 

 

そしてYOSHIKIが暴走しまくるで御馴染みのOrgasm。

Orgasm演奏している映像を初めて見たとき、ド肝抜かれた人も多いのではなかろうか。

演奏途中でYOSHIKIが観客エリアに乱入して、二酸化炭素撒き散らすというマジで「どういう意図の演出?」案件。マジで分からん。これぞ狂気!って感じ。セキュリティスタッフにガードされまくりながら発狂して白いガス(二酸化炭素)撒き散らすYOSHIKIとそれに群がるファン……地獄絵図かよ?って感じ。思わず笑ってしまった。

そんでもって我らがHIDEもテンション振り切ったらしく、途中、イエローハートのネック部分を持ってグルングルン回転してぶん回してました。めっちゃグルングルン回ってた。いやいやいやギター弾けよwwwってなりました。あれは現場にいたら「ひゃっほーーー」って感じかもしれないが、映像で見てしまうとちょっと面白かった。「ギタリストなのにww弾いてないwww」みたいな。挙句、ギターかじってました。なんじゃそりゃ。

 

これぞカオス!!!

 

 

ふぅ、、、、ここまででやっとDisc.1の感想、終わり。長かった。

しかし、ぜんっぜん語り足りない!HIDEとPATAのツインギターの素晴らしさとか、Orgasmのとき観客煽るHEATHのカッコ良さとか、TOSHIの煽りがハイトーン過ぎてほぼほぼ聞き取れないこととか…いろいろ足りてない!!語り尽くせない内容の濃さだ。TOCHI、マジで何て言ってるのか6割(いや7割かも)聞き取れない!!!あの日、会場にいたお客さんは聞き取れていたのか?

 

 

Disc.2の感想

もうね、初っ端からすごいの。Disc.2は収録時間1時間24分くらいなんだけど、始まって30分近く、ずーっとアンコール待ちしてる観客の映像だった。マジで。嘘かと思ったけどマジで観客の映像。

アンコール待ちしてる観客が徐々にウェーブをし始めて、その様子をカメラが追い始めたんだけど、いつまで経ってもずーっとその映像。しばらく観てて、10分近く経った頃に「さすがにそろそろ終わりか?」って思ったわたしがバカだった。ぜんっぜん終わらない。客もずーっとウェーブしてるし。途中、耐えかねて早送りしてしまったのだけど、恐らくずーっとウェーブしてる観客席を映していたと思われる。客もよく飽きないな…

その後はYOSHIKIのピアノからしっとりForever Love。

 

そして、事件はForever Love終わりでとつぜん起きたのです。

 

演奏し終わりピアノを離れると、なぜかTOSHIのもとに駆け寄り何やら話し始めたYOSHIKI。そんな2人を見守るHIDE、PATA、HEATHの3人。そうしてしばらく後、今度はHIDE、PATA、HEATHも交え5人で話し始めます。

これ、ネットに転がっていたFC会報のインタビュー記事によると、事前の段取りではForever Love演奏終わりでメンバーはいったんステージから引っ込む予定だったらしい。ところが、演奏後、急遽「ここでステージから引っ込むの?」みたいな雰囲気がメンバー間で漂い、ステージ上で緊急メンバーミーティング開催。結果、引っ込むことなく最後の曲であるXへと突入、ってことになったそうです。

 

どうですか、皆さん。この展開、めっっっっっちゃエモくない!!?

 

あのX JAPANがライブの途中でメンバーミーティング始めちゃうんですよ!?しかもステージ上で!!!めっちゃ良い雰囲気で!!!!YOSHIKIもTOSHIもHIDEもPATAも笑顔なんですよねー。HEATHだけは真顔でことの成り行きを見守ってる感あったんだけどね、それも含めとても良かった。この数分間が堪らなくエモかったです。

多分ね、YOSHIKIが「このままいっちゃおう」とか言ってるんすよ。で、それに対してTOSHIは「え、いったん下がらなきゃじゃない?」みたいなこと返してるの。でもYOSHIKIは「この状況で下がれないでしょ」とか言ってるんですよ。それで、そんな二人のやり取りを聞いてたHIDEが「よし、このままいっちゃおう!」とか言ってるんだよーーーーーーー!!!!(全て想像)

ミーティングが終わって、HIDEがステージ脇に控えているであろうスタッフに「このまま!このまま!」って言ってるのだけは、しっかり確認できたんだけどね。あの口の動きは確実に「このまま」って言ってた。

はーーーーーーーー、このシーンが一番好きだ。

ミュージシャンである彼らには申し訳ないが、ちょっと泣けるくらいこのシーンが良かった。演奏している姿より印象的だった。このライブのハイライトは間違いなくステージ上で突如始まったメンバーミーティングだ。みんな笑顔なんだもん。あんなの見たら泣いてしまうよ。

 

おそらくこの時期ってTOSHIはダークサイドに行きつつある時期なんだよね。過酷なレコーディングが続いたアルバム「DAHLIA」をリリースして、ツアーが始まったもののYOSHIKIの怪我で何公演か中止になって…それらを経ての年末の東京ドーム2days公演。MC中でもたびたび言葉に詰まったり、時には涙を見せながら観客に語りかけるTOSHI。それなのに!このミーティングのときは、そんなTOSHIもすごく楽しそうなんだもん!!そんなの泣くに決まってるだろ!?

このバンドが一年後には同じ会場で解散コンサート演るんだぞ。無情すぎる………

 

そしてその後に続く「X」でもそれに匹敵するほどの非常にエモい展開を迎えるんですよ。Xの演奏途中で、YOSHIKIがドラムそっちのけで花道のTOSHIに駆け寄っていくんだけど、そんなYOSHIKIを見て、HIDEが代わりにドラムセットに座って叩き出しちゃうの!そしてそんなHIDEを見てPATAが笑ってるの!なにこれ!!!!?!?ステキ過ぎない!?この人たち、遊び心あり過ぎでは????は!!?!????

「X」では大ラスサビ前にHIDEが「飛べ飛べぇ!」的なシャウトで観客を煽るのがお決まりなんだけど、HIDEがドラム叩いちゃってるもんだから、代わりにYOSHIKIが「飛べ飛べぇ!」って叫ぶんすよ、HIDEのマイクで。めちゃめちゃ楽しそうだな、君たち。

 

あぁ最高だ……… 

燃え尽きた、燃え尽きたよ……最高すぎやしないか、X JAPAN。

 

全ての曲が終わって、いったんステージから引っ込むメンバー。その後、再び登場し、ツアーグッズやらサイン入りカラーボールやフリスビーを客席に投げまくっていた。ちょっとアイドルのライブっぽい演出でした。ちなみにYOSHIKIはバラの花束をぶん投げてます。やっぱりYOSHIKIは一味ちがうな。

 

あんなに「破滅に向かって」とか言ってるバンドなのに、こういった部分でファンを喜ばせようとしてくれるのもX JAPANの素晴らしいところだ。彼らは自分達の世界観や魅せ方に並々ならぬこだわりを持っている一方で、ファンを喜ばせようって部分にも大きく力を注いでいるように思う。まぁ割りとご迷惑をお掛けしたりもしているけど。やっぱりプロフェッショナルなんだな。ハチャメチャなときも多いけど。ドラムセット破壊するし。

 

最後はステージ上に横一列になって、お手手つないでバンザイを10回くらいやって終演。わたし、このバンザイシーンでも泣いてしまった。だって、めっちゃ笑顔なんだもん……めっちゃ楽しそうなんだもん。ちなみにエンディングは、Tears(SE)が流れてる終演後の会場内を映した映像でした。最後の最後、会場内のサービスモニターに「X JAPAN」のロゴとアルバム「DAHLIA」のブックレットにも掲載してあるメンバー各々の顔写真が並んでて、それらが徐々に幼少期の写真に変わるという映像が映されてました。それに沸く会場も良かったなぁ。遊び心だね、あれも。  

 

いやぁ、やっぱりダメだな。X JAPANというバンドが背負っているものを少なからず知ってしまっているから、過去の作品に対してフィルターなしには観られないよねって話ですよ。しかも、彼らの場合、それがあまりにもヘビー過ぎるんだもん。なんかもう、非常にしんどいですよ……

 

そんなこんなでまるまる一週間かけて『DAHLIA TOUR FINAL完全版』を観終え、やっぱり我慢できず、サラッと『The Last Live 完全版』と『白い夜 完全版』のBlue-ray版をポチってしまいました。ご利用は計画的に、とは…???

しかぁし!きっと今年の紅白歌合戦でX JAPANの新規ファンが増えて価格が跳ね上がるだろうから、その前に入手したほうが良いと思う。きっとそうだ。

 

 

ところで、この記事書いてる途中でApple Music内でX JAPANのライブ映像が配信されていることを知りました。マジか……手厚い……

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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スタバでやってる『名前を書いてくれるサービス』がキツイ。

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お題「今日の出来事」

 

会社最寄りのスタバで先週から始まったサービス。ドリンクのカップに客の名前をマジックで書いてくれる、というもの。うん、いかにも“スタバ”っぽいサービスだ。

 

このサービス、ぶっちゃけキツイ。とても。

 

一番はじめにこのサービスを受けたときは「外国のスタバみたい」と思った。外国のスタバに行ったことはないが、友人から聞いた話によると海外のスタバでは注文時に名前を聞かれカップにその名が書き込まれるらしい。ドリンクを受け取る際にはその名前で呼び出される、という算段だ。

 

今日も、いつものようにスターバックスラテのグランデを注文したら、レジを担当してくれた女性スタッフに「今、サービスでカップにお名前を書き込んでいるので、お客様のお名前お伺いしていいですか?」と言われた。わたしは反射的に「○○です」と答えた、下の名前を。

 

ハロウィン終了後から始まったホリデイシーズン限定デザインのカップには、両手でハートマークをつくったイラストが描かれている。笑顔の女性スタッフは、そのハートマーク内にマジックでわたしの下の名前を書いてくれた。なるほど、これはインスタ映えを狙っているに違いない!と思った。きっとそうだろう。

 

そういえば店内のテーブルには、クリスマスツリーの形をしたオシャレなメニュー表?みたいなものも置いてあった。細かく見なかったけど、恐らく「Good Day!」みたいなワードも手書きっぽい書体で印刷してあったと思う。ここでインスタ映えする写真を撮っていいんだよ、ということだろう。

 

だがしかし、わたしは一人ぼっちだ。

 

ついでに言うなら、お昼休みを一人で過ごし、会社に戻る途中にスタバでラテを買って帰ろうと思っただけだ。財布もむき出しで持っている。そんなわたしに、下の名前が可愛らしく書き込まれたカップはキツイ。

これを持って、わたしは今から会社に戻るのだ。そして、退職・転職活動に際しての必要書類についてググろうと思っているのだ。キツイ……

 

最初こそ「外国のスタバみたい」とのん気に思っていたのだが、同じサービスも2回目となると“もういいよ…”となってしまう。フラペチーノなら喜べたかもしれない、何となく。しかし、わたしが注文したのはただのホットラテである。寒い日に暖をとるために注文したただのホットラテだ。そのカップに可愛らしい文字で書き込まれた自らの下の名前は、やや荷が重い。

 

店員さんはニコニコ笑顔でラテを作り、スリーブを付けてくれようとした手を途中で止めて、下の名前むき出しのままのホットラテを渡してくれた。あまりにもニコニコ笑顔だったので「スリーブお願いします」とは言えなかった。スリーブを付けるのをやめた彼女の思いやりに「No」を突きつけるのは申し訳ないと思ってしまった……わたしの負けだ。

 

 

大人しくペーパーナプキンで包むようにカップを持ち(単純にスリーブなしで持ち運ぶのも熱かったし)、可愛らしい文字で書き込まれた自分の下の名前を見えないようにしながら帰社した。踊るように可愛らしい装飾を施された自らの名前が、ホリデイシーズン限定デザインのカップの表面で泣いている気がした。

ごめんよ、インスタはおろか、写真にも撮ってもらえないわたしの下の名前…

 

スタバには思わぬ魔物が住んでいる。ある日突然、わたしのような来店客のハートをガッツリ抉ってきたりするのだ。

 

果たして、このサービスはクリスマス当日まで続くのだろうか…

うっかりクリスマスにぼっちで来店しようものなら、恐ろしいほどの深い傷を負うことになるだろう。気を付けなければ……

 

余談だが、最初にこのエントリーを書いたときは「下の名前」をすべて「ファーストネーム」と書いていた。しかし、そんな風に書いたらスタバの思う壺だと思ったので、最後の最後ですべて「下の名前」と修正した。わたしの人間力なんて、そんな程度だ。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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めちゃイケ終了について思うことを書きました。

「あぁ、ついにか」

最初にネットでめちゃイケ終了の文字を見たとき、そう思った。

 

恐らく、多くの視聴者と同じ感想だろう。しかし、この想いを多くの視聴者と同じモノのようにカテゴライズされるのは癪に障るので、ここで自分語りをしておこうと思います。

 

わたしはめちゃイケを毎週録画して見ている。なので、そんじょそこらの「にわか」とは一線を画すぞ、と自負している。今回の番組終了を機に「けっこう見てたのに…残念(><)」とか「この前の岡村さんのダンスのスペシャル回、おもしろかったのに」とか軽々しくツイートしてるような「にわか視聴者」を見かけると、「うるせぇ!毎週欠かさず見てたわけでもないくせに黙ってろ!!!このにわかヤローが!!!」と思ってしまう程度にはプライドの高いめちゃイケファンである。我ながら面倒くさい一般視聴者だ。

 

記憶しているかぎりだと、小学生のとき、同級生に「めちゃイケみたいな番組は教育に良くないってお母さんが言ってたから、こめぇりちゃんも気をつけないとバカになるよ」的な暴言を吐かれたことがあるので、その頃からほぼ毎週かかさず見てきたということになる。基本的にはオンタイム視聴+録画という視聴スタイルをとり、気に入った企画の際は繰り返し繰り返し見返してきた。我が家には、ひたすらめちゃイケが上書き録画されまくったVHSが10本近くある。最近はそれらを見返すこともないのだけど、おそらく、数取団とかスモウライダーとか恋するめちゃカミとかが録画されているはずだ。

 

数年前からはオンタイムで見ることは減り、録画したものを平日の深夜に楽しむスタイルにシフトチェンジしている。

オンタイム視聴から録画メインへと変わってしまったのは、学生から社会人になって生活スタイルが大幅に変化した、というのが最大の理由であるが、やはり番組への愛が以前に比べて薄れてしまったというのも大きいだろう。以前であれば、何が何でもオンタイムで見る、何なら1週間で一番楽しみにしていた番組だったのに、いつの間にかその座は他のバラエティ番組に変わってしまった。ここら辺の自分の中のバラエティ番組ヒエラルキーの変化を、以前は受け入れられず、意地でオンタイム視聴を続けていたのだが、今では素直に受け入れられるようになった。

 

わたしにとってのめちゃイケは「=ナインティナイン」である。

わたしは彼らが出ているからめちゃイケを見続けてきたし、めちゃイケナインティナインの番組だと思っている。なので、今回のめちゃイケ終了のニュースを知って、何よりもナインティナインのことが心配になった。

 

ここからは完全に個人の主張になってしまうのだが、いま、ナインティナインを芸人として楽しめる唯一のコンテンツはめちゃイケだ。数年前までは「ナインティナインのオールナイトニッポン」という強力なコンテンツがあったので、お笑いコンビとしてのナイナイを楽しむなら、ナイナイのANNを聴けば良かった。しかし、その番組も数年前に矢部さんが卒業してしまい、いよいよナイナイのお笑いコンビらしさを存分に味わえるコンテンツはめちゃイケだけになってしまった…と、思って過ごしてきた。もちろん、めちゃイケの全ての企画がそうであるとは言わない。というか、どちらかといえばそうじゃない企画の方が多いだろう。しかし、やっぱり、矢部さんの隣りに岡村さんがいて、いかにもお笑い芸人らしい展開が繰り広げられるめちゃイケは、わたしにとって「お笑いコンビであるナインティナイン」を存分に味わえる希望が持てる唯一の番組であった。

ぐるナイ(ゴチ)ももちろんおもしろいのだが、やはりゲストがメインとなりがちなので、多くのコーナーがナイナイを中心に繰り広げられるめちゃイケと比べると、やや物足りなさを感じてしまうのだ。

 

 

しかし、そんな大切な大切なめちゃイケも、ここ何年かは非常に「しんどい」時代を戦ってきたな…と思う。ぶっちゃけ、世間がめちゃイケ不振を騒ぎ始めた当時、わたし自身は「そんなことない」と思っていた。これは、心の底から思っていた、というよりは、子どもの頃から愛し続けてきた番組が「視聴率不振だ」とか言われてしまう現実を受け入れられなかった、といったほうが正しいかもしれない。「わたしが大好きな番組が面白くないわけがない!分からない奴がアホなんだ!!」と思いながら、いつか盛り返すと信じていた。

 

2012年6月9日放送の「めちゃイケ酒豪No.1は誰だ!決定戦」という企画をご存知だろうか。

その名の通り、めちゃイケのレギュラーメンバーで一番お酒に強い人を決めよう、といった主旨の企画だ。それぞれが好きなお酒を好きなペースで飲み続け「もう無理だ」となったら「おやすみなさい」宣言をして、隣室に備えてあるお布団へGOする、という非常にシンプルな企画だった。

わたしは、この回の放送が死ぬほどお気に入りで、ここ何年かのフェイバリット企画として、今でも事あるごとに見返しては大笑いしている。中盤、カラオケを楽しむ大久保佳代子加藤浩次が張り倒すシーンなんか、加藤の「狂犬」っぷりがいかんなく発揮されていて最高に面白いと思ったし、終盤の、ジャルジャル福徳とナインティナインだけが残ってからの三人のやり取りなんか最高にエモかった。前述したとおり、わたしは「コンビとしてのナインティナイン」という図に弱い。彼らのコンビらしさを感じられれば感じられるほど、面白さと共にエモさを強く感じてしまう。番組終盤、酒に弱いながらも脱落することなく残った福徳と、ベロベロに酔っ払った岡村、そして普段どおり*1の矢部の三人だけが会話をする、という流れになった。ベロベロに酔った岡村を気遣った福徳が、岡村に「おやすみなさい」宣言を促すのだが、福徳と矢部の二人だけを残すことに企画としての不安を感じた岡村は頑としてリタイアしない、という展開になった。そうしてリタイアを受け入れないながらも酔いによる頭痛を訴える岡村に、福徳が「頭痛いんすか?」と問い、岡村が「頭痛いのよ」と返すシーンがあった。そんな二人に続くかたちで、矢部がふたたび「頭痛いの?」と聞き、岡村が強めに「頭痛いのよ」と返す、このやりとりが非常にエモかった。岡村と矢部が共に向き合い「頭痛いの?」「頭痛いのよ」と言い合うだけのシーンなのだが、明らかに“矢部を笑わせよう”という意図が感じられた岡村の「頭痛いのよ」は、ただ相方を笑わたいという岡村の魂胆が見え隠れしているようで、とてつもなくエモく感じた。あまりにも岡村と矢部だけの空間過ぎて、すぐそばにジャルジャル福徳がいることなんて、すっかり忘れていた(わたしが)。

さらに岡村は「お笑いコンビのツッコミとして矢部とサシで酒を飲みたい」と訴える福徳に対し、口の中に酒を含んだ状態で喋り出す、というボケをかました。もちろん、口に含んだ酒はダラーっと溢れてきてしまうのだが、それがめちゃめちゃ面白かった。着ている洋服がビチャビチャになっている岡村は、追い討ちをかけるように酒が入ったグラスを空中で傾け、自らの胸辺りに浴びるというボケをかぶせた。この一連のボケは非常に古典的で下らないのだが、これが本当に面白かった。たて続けにボケる岡村に対して、矢部はゲラゲラ笑いながら何も言わずに岡村の頭を叩きつっこんだのだが、これが堪らなかった。なんていうか、やっぱりこの二人は最高だ!と強く思った。グラスに入った酒を浴びる岡村に対し、焦ってタオルで拭いてあげる福徳と、何もせずにただゲラゲラ笑ってつっこむ矢部。最高に面白い。何度見ても腹を抱える面白さだ。

めちゃイケ不振のムードを一掃するような面白さだと思った。

 

ところが世間の反応はそうではなかった。放送後、世間から「アルハラだ」と批判が寄せられ、BPOによる審議の対象となり、最終的には番組公式サイトに謝罪文が掲載された。

この一件で、わたしは初めて「もう、めちゃイケはダメかもしれない」と思った。あんなに面白い企画が、世間で「No」と言われてしまうのなら、めちゃイケの考える面白さは世間の考える面白さと同じではないのかもしれないと感じたのだ。

 

実際、どうだったのだろうか。わたしは、あの企画を本当に面白いと感じたし、めちゃめちゃ大笑いした。出演者の振る舞いが、いかにも「めちゃイケ」っぽくて最高の企画だ!と感動していたのだが、世間はやはり「No」が大多数を占めていたのだろうか。

わたし自身がアルハラを受けた経験がないからだろうか。番組は番組として楽しみ、現実社会の問題と「=」で捉えない、という考えは甘いのだろうか。

 

完全に憶測だが、あの騒動以降、めちゃイケは窮屈な囲いの中で番組作りをしてきたのではないかと思っている。めちゃイケはいつでも攻めの笑いを追及している、というスタンスをとって番組作りをしてきたバラエティだと思うが、あの頃から、何となく「無理はできない」空気が番組全体に漂い始めたように感じている。あの騒動は、確実にわたしの中のめちゃイケに暗い影を落としてしまった。

あの騒動以降、大好きなめちゃイケに対して、どうしても一歩引いて見てしまうようになった。「まだまだやれる」「めちゃイケの面白さはこんなもんじゃない」と、世間のめちゃイケつまらなくなった評を覆せる日が必ず来ると信じていたけれど、けっきょく、わたし自身もめちゃイケを面白いと感じられなくなってきていたのだろう。そして、そんな自分を認められずにいたのだと思う。だってわたしにとってのめちゃイケは「=ナインティナイン」なんだもの。めちゃイケが面白くない、ということはナインティナインを面白くないと言ってしまうようでツライ……本当にツライ。

 

 

加藤浩次が順調に司会者としての地位を築き、大久保佳代子が様々なバラエティで活躍していく姿を見て「すごいなぁ!」と思う反面、「これじゃぁめちゃイケ的にはイマイチだよな」と思ってきた。あの番組では、ナインティナインが圧倒的なセンターであり、どの出演者よりも輝いていなければならないのだ。だから、ナインティナイン以外の出演者は常に彼らより売れてないとされている方が面白いんだよな…とか思ってしまう。

極楽とんぼは売れっ子であるナインティナインをひがんでいるキャラのほうが面白いし、大久保佳代子も笑えないブスキャラでいてほしかった。でも、それももう無理だ。あんなに美人な奥さんがいて仕事も順調で山本圭壱も復帰してどう見ても幸せそうな加藤さんが、今さら独身街道を突き進む恋愛不得手な岡村さんをひがむなんて無理があるし、狂犬キャラを発揮してもそれこそ単なる「キャラ」になってしまう。大久保さんだって、どんどんキレイになってるし、独り身のまま結婚適齢期真っ只中を過ぎつつあるわたしからしたら、けっこう憧れる女性の部類に入っている。出演者の関係性からみても、わたしが大好きだっためちゃイケには、もう戻れない。

 

恋するメチャカミで見たナイナイのコンビ愛や、ナイナイ20周年企画の「20のやりたいこと」や、ちょっと前の矢部不倫ドッキリ企画で見せたナイナイの阿吽の呼吸とか。ああいうナインティナインのコンビとしての面白さやエモさみたいなものが大好きなわたしは、これから先どうすればいいんだ……

 

 

どうしてもめちゃイケ終了を受け入れられないんだよなぁ…つまらないプライドやら、複雑な想いがあり過ぎて、なかなか処理できずにいる。飛鳥さんが岡村さんに番組終了を告げた回も、録画はしてあるけど未だに見られずにいる。めちゃイケ終了のニュースについてる一般人のコメントを読むと、本当にみんな好き勝手に言ってて「ふざけんな」と思う。外野は黙ってろよ!と思う。まぁ、そういうわたしも完全に外野だけど。

 

これらのもやもやした感情も、ブログに書けば少しは整理できるかと思ったけどそんなことなかったな。もっといろいろ書きたいことがあったはずなのに、何が言いたいのか良く分からない文章になってしまった。

 

 

とりあえず、今日はこれで終わります。きっとまた何か書くと思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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とぶくすりベスト [DVD]

とぶくすりベスト [DVD]

 

*1:実際は相当な酒量を飲み、酔っていたようだが表面上は普段と変わりなく見えた

BUMPの楽曲リストを作ってみた。

このブログを始めて以来、BUMPやミスチルディスコグラフィーを見る機会が増えた。

 

というのも、彼らの楽曲に関してのエントリーを書く際に発売日や収録アルバムの情報を併記したほうが、より、有益な内容になるだろうなぁ…と思ったからだ。一応、こんな弱小ブログでも読者の皆さんのことを考えて書いているつもりだ。あと、何かそういった情報を併記しているほうが「ブロガーっぽさ」があるでしょ。

 

ところが毎回毎回、バンドの公式サイトを参照したり、wikiを確認したりするのは意外と面倒だと気づいた。まず、そもそもとしてアーティストそれぞれサイトの構成が異なるので、必要な情報をピックアップするのがけっこう手間だ。Wikiも非常に便利なのだけど、やっぱり自分が必要な情報をピックアップするだけのサイトとしては、情報が多すぎて、精査するのがちょっとした手間だ。

 

そこで、どうせなら自分が使いやすいように楽曲リストを作ろう、と思い立った。

どうせそこそこ暇なので、空いた時間を使って「わたしが使うためだけの楽曲リスト」を作ることにした。エクセルをいじるのもけっこう好きなので、なかなか楽しい作業になりそうな予感。

 

 

さて、自分が楽曲リストを作るうえで、ポイントとした点は以下です。

  • シングル/アルバム問わずリリース順に作品名が羅列されている
  • シングルの場合、収録アルバムを一目瞭然にする
  • コピペしやすい構成にする

特に、シングル/アルバム問わずリリース順を把握できるようにしたい、というのは強く望んでいた点だ。彼らのアーティストの活動をさかのぼる際に「どの作品がどの順序でリリースされているのか」というのはけっこう重要な指標になったりする、と思っている。なので、シングル/アルバム問わず、純粋な作品年表みたいなものが欲しかった。

 

まずは、楽曲数が少ないであろうBUMP OF CHICKENの楽曲リストから作ってみた。

 

完成系がこちらです。(画像が粗い…)

 

f:id:pantomochi:20171120124312j:plain

発売日順に上から下に列挙している。

 

シングルの場合、タイトル曲を最初に記載し、同じ発売日としてカップリング曲名を記載した。BUMPの場合は「隠し」というものも存在するので、そちらも曲名を記載している。行の色を分けることで、発表年を視覚的に確認できるようにした、というのもちょっとしたこだわりです。

さらに、シングル形態でのリリース楽曲については収録アルバム名も記載した。ベストアルバムに収録されているかどうかも把握できたら後々なにか役に立つかもしれない、と思い立ち、それについても記載した。

BUMPの場合、インディーズレーベルから発売された作品もあるので、リリースレーベルについての情報も記載できるようにした。

 

アルバムについてはタイトルのみを記載し、タイトル部分をクリックすると別シートのアルバムデータの情報にジャンプするようにリンクを設定した。

 

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この「役に立つのか立たないのか微妙なジャンプ機能」は、ちょっとしたシステムを構築した気分に浸れるので割と気に入っている。実際問題、役に立つかどうかはかなり微妙なラインだけど…

 

 

アルバムについてのエピソード等はさすがに書ききれないので、wikiへのリンクを貼ることで自分を納得させました。

 

 

もう少し利便性の高い構成もあった気がするが、ひとまず楽曲名をリリース順にコピペするには、そこそこ役立つ仕様になっていると思う。まだ実際に使ったことはないけど…

 

ミスチルについても楽曲リストを作りたいと思ったが、というか彼らのほうが膨大な曲数なので本当に必要なのはBUMPより彼らかも…って思っているのだが、いかんせんデータ量が膨大なので、なかなか手を付けられずにいる。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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今日の出来事、TSUTAYAでアルバム5作品を借りてきました。

お題「今日の出来事」

 

今日は土曜出勤なのですが、クソ暇なのでブログ書きます。
なぜクソ暇なのかというと、所属している部署の年内閉鎖が決まっていて、さらに年末というタイミングも重なり部署閉鎖後の身の振り方を決めかねているからです。

 

詳しくはこれを読んでください。

pantomochi.hatenablog.com

 


さて、今日はお昼休みを利用して、職場近くのTSUTAYAで気になっていたアルバムを借りてきました。
心の底から借りたかった作品は2作だけだったんだけど、旧作5枚で1080円(税込)とか言われたら意地でも5枚借りなくちゃ!!!って貧乏根性丸出しで無理やり5枚借りてきました。これTSUTAYAあるあるですよね。そして、たいていの場合、数合わせで借りてきた作品は、あまり聴かないまま放置される…

 

 

クソ暇すぎる時間をつかい借りてきた5作を紹介します。

 


まずは本命1作目。hideの1stアルバム「HIDE YOUR FACE」です。 

自宅の近くのTSUTAYAにはなかったので「さすがに田舎のTSUTAYAじゃレンタルとかしてないのか?」って諦めてたら職場近くの店舗にありました。ラッキー♪

HIDE YOUR FACE

HIDE YOUR FACE

 

 

 

 

次も本命の2作目です。hideの2ndアルバム「PSYENCE」
このアルバムに収録されている「LEMONed I Scream」と「FLAME」が聴きたくてレンタルしました。 

 

 

 
以前、ライブアルバム「PSYENCE A GO GO」をレンタルしたのでライブ盤の音源は持っているのですが、あまりにもお気に入りの曲になったのでオリジナル盤の音源も欲しくなったのです。
特に「LEMONed I Scream」はめちゃめちゃ可愛らしい曲なので大好き。ほんと、可愛らしい曲なんだよ。

 

これを拡声器つかって歌うhideもめちゃめちゃ素敵なんやで……

PSYENCE

PSYENCE

 

 

 


はい、ここからは数合わせ的に借りた作品です。

 

 

3作目、雨のパレードの1stミニアルバム「sense」
この中に収録されている「ペトリコール」という曲、以前CMで聴いて気になっていた曲です。せっかくの機会なのでレンタルしてみました。彼らの楽曲はペトリコールしか知らないので(多分)、それ以外の曲を聴くのが楽しみです。

sense

sense

 

 

 


はい、4作目。

X JAPAN(リリース当時は「X」名義)の2ndアルバムBLUE BLOODです。
実はXってオリジナルアルバムは5作しかリリースしていないんですよね…。最後のアルバムとなった「DAHLIA」は既に持っているので、それ以外のオリジナルアルバムも見つけたら借りようって思ってました。自宅近くのTSUTAYAで「Jealousy」は見つけたのですが、それ以外は在庫なし……。
今日行った店舗で「BLUE BLOOD」を見つけたので借りました。
「X」と「ENDLESS RAIN」はライブ音源しか持っていなかったので楽しみです。

BLUE BLOOD

BLUE BLOOD

 

 

 

 

最後、5作目。

X JAPANのベストアルバム「THE WORLD ~X JAPAN 初の全世界ベスト~」
特に理由もなく借りました。今、wiki見て気づいたのですがもの凄いサブタイトル付いてたんだな…収録曲も一切チェックしていないままにカゴに突っ込んだので、マジで蛇足的レンタルですね。

 

 

どう見ても「こいつ、X JAPANにハマったんだな…」ってバレるラインアップですね。

 

間もなく定時です!!!!!わーい!

そして、今思い出したけどBUMPの広島公演なんだな、今日は。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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人生に行き詰まったとき、どうすればいいのか分からない。

今日のエントリーは自分語りです。

 

 

​こういっちゃなんだが、いま、人生で恐らく初めて「これから先の人生をどうしたらいいか、完全に行き詰まった感」を感じながら日々を過ごしている。この感覚は今週の月曜あたりからなんとなくあって、そして昨日明確に「あ、これ、わたし、人生に行き詰まった!」とストンとはまったという感じだ。

 

小・中学時代は地元の公立校で平和に過ごし、いじめられたりすることもなかった。高校受験は推薦入試で第一志望の高校に受かったから大して苦労した記憶はない。高校はそこそこ休みがちだったりしたけど、友だちもそれなりにいたし、スクールカーストも中の上くらいだった。かわいい女の子ポジションではなかったけど、まぁふつうにおもしろい女子枠としてはそこそこ慕われてたと思う。

経済的な理由と自分のやる気の問題で、中学生からの漠然と目標にしていた美大受験は諦めたけど、というかそもそもそれくらいスルッと諦められる程度の夢だったんだな。専門学校はそれなりに名門とされている学校を第一志望にして、まぁそれなりに受験対策の夏期講習とかは受けたけど、受験勉強疲れで精神的に疲弊する…みたいなことも経験せずに無事、合格した。

専門学校時代はダブらない程度に休みまくって、無事にストレートで卒業した。ただ、就活は途中リタイアしてしまったので1年弱フリーターをすることになった。でも、フリーターをしているあいだも自分としては「あぁわたしはダメだなぁ。これからどうしようかなぁ。でもこれでそれなりに生きていけるなら、まぁとりあえずこのままで…」くらいにしか思ってなかった。絵に描いたようなダメな若者です。

ある日、弟から「お姉ちゃん、ずーっとそのままでいくの?」と問われ「あ、わたし、弟にまで心配されてる。これヤバイかも?」と考えを改め、すぐさま求人情報誌を見まくって、さっさと就活。見事、応募1社目で内定をもらい、そのままその会社で10年を迎えようとしている。あのときの弟には今でも感謝している。

多分一生、本人には伝えないけど…

 

物事について深く考えることがとことん嫌いなので、迷ったら考えることを放棄してしまう。何とかなるなる精神で、悩み疲れたらサッサと寝てしまうタイプです。これまではそれでどうにかなってきた。というか、その方法で進める方向にしか進んでこなかった、というのが正しい言い方かも。

 

 

ところが、だ。

ついに、行き詰まった。

ほんとうに、どうすればいいのかさっぱり分からない。

 

何が起きたかというと、自分が所属している部署がなくなることが正式に決定した。というかそれは元から決定していて「部署閉鎖にともなう仕事が完了次第ゆくゆくは〇〇という部署に配属だよ」的なことを言われてここ数ヶ月を過ごしていたら、今年いっぱいで、その行き先だった〇〇という部署まで閉鎖になることが決まってしまった。わはは、なんじゃそれ。

 

さて、どうしたものか。

 

一応、今までそれなりにマジメに仕事をしてきたし、それなりに同僚からの信頼を得てきたので「うちの部署に来ないか?」的な打診を受けたりもしている。ありがたいことだ。

わたしの勤める会社は、人間関係がダイレクトに出世に響くような今っぽくない会社なので、そういった組織にいて周りから重宝されてるっぽい扱いを受けるのはありがたいことかもしれない。

でも、そんな会社なので、そういった組織や社内政治に嫌気がさして辞めていった人も腐るほど見てきたし、なんなら仕事できる人ほど新たな目標を掲げてサッサと辞めていった。……こんなこと書くと自分で自分の査定を落としている気がして悲しくなってくる。でも、そんな会社だってことを重々承知しているから、社内である程度評価されても「とはいえ、世間一般ではわたしってどれくらいデキる社会人なのだろうか」とも思ったりするわけです。

 

元同僚や元後輩とたまーに飲んだりすると、そのたびに「さっさと辞めたほうがいい」とか「あなたなら転職してもうまく行く」とか言ってもらえて「そうかぁ転職しても大丈夫かもな、わたし!」とか思って悦に浸っていたのだが、現実問題として目の前に「転職しなくてはいけない」と突き付けられて、途端にどうしたらいいのか分からなくなってしまった。

散々、周りから転職を進められたにも関わらず行動してこなかったのは、不満がありながらも今の職場が心地よかったからだ。たぶん給料は平均より低いと思うのだけど、実家暮らしなのでそれなりに遊んで暮らせるし、社歴を積んでいるから新人みたいな気の配り方をしなくてもいいし。まさしく井の中の蛙でいられるから、それがとても楽チンなのだ。

仕事にやりがいを求めてたらさっさと転職していたのかもしれないけれど、数年前から仕事を人生のモチベーションにしていないので、楽しく遊んで暮らすための金さえ稼げればいっかー、くらいにしか考えていない。ライブに行くための資金稼ぎのための仕事って感じです。

そんなんなら今の会社を辞めずに有り難く打診をくれた部署に異動すりゃいいんでは?って感じかもしれないけど、とはいえ世間一般でいったら良い待遇の職場とは言えないだろしなぁ…うむむ。といった具合です。

 

 

つまり、欲が出てきてしまったのですね。

「もしかしたら、わたしはもう少し給料を貰えるかもしれない。他の会社ならもう少し良い待遇を受けられるかもしれない」って思ってしまったのだ。

そして、今までの心地よさを天秤に掛けるくらいに、その欲が膨らんできてしまったのだ。

 

こういう時、もし、わたしに人生経験豊富な歳上の友人や腹を割って話せる元先輩がいたら相談できたのかもなーって思う。いま、すごく、いろいろな人の人生観や仕事観を聞いて回りたい。そして、そういった皆さんに「わたし、どうしたらいいですかね?」って相談して「こうしたら?」って答えてもらいたい。

 

女というものは大抵の場合、すでに結論が出ている問題を相談してくる生き物だ、みたいに言われるが、今回のケースに関して言えばほんとうに自分の中で答えが出せずにいる。どうしたらいいんだろうか。

 

もっと先輩社員と仲良くしておくべきだったなー…自分の人生についてのアレコレを誰かに相談する、ということをせずにこの年齢まで来てしまったので、今さらこの手の人生相談を誰にすればいいのかさっぱり分からない。

 

そんな中、hideの素晴らしさに気づいてしまって、毎晩YouTubeでhideの動画を見あさったり、生前の彼に関するエピソードとか、彼の友人知人が残した記事なんかを読み漁ってるから、だんだんと鬱々とした気分になって、なんだかどうしたらいいんだわたしは状態に拍車が掛かっている。hideすごいなぁぶっ飛んでるなぁ好きだなぁ魅力的だなぁ、とか思っても「結局この人いま生きてないし…」という結論に毎回ぶち当たって「ふむ………」みたいな気持ちになっている。X JAPANもhideも、知れば知るほど色々とヘビーな事象を背負っているバンドでありアーティストなんだもんな。なんてったって「破滅に向かって」ですからね、「破滅に向かって」。

いま、自分の気持ちが疲れているからなのか、そもそも彼らの音楽にそういった面があるからなのかは分からないけど、なんとなく気持ちがダークサイドに引っ張られていってる気がします。ここのところ毎晩、いいちこソーダ割り(梅干し入り)飲みまくって酔いどれになってhideやらXのライブ映像見ながら入眠しているからな…

独身の女として、破滅に向かっている気がしないでもないぞ???

 

 

あーーーー、どうしたものか。

このまま年末に突入して、さっむい夜道を歩きながら「終わりなき旅」とか聴いちゃった日にはマジでダメになってしまう気がするので、それだけはやめておこうと思います。

 

おわり。

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pantomochi.hatenablog.com

 

高校生のわたしよ、今すぐ「BANANA FISH」を読むのです……

お題「高校生の自分に読ませたい本」

ネタがないのでお題から失礼します。

 

ちょっと前に「あーーーーこれは多感な時期に出会いたかった!!!」って読後に激しく後悔した作品と出会いまして。つい最近、深夜アニメ化が発表されたあの作品。

  

そう。BANANA FISHです。

bananafish.tv

natalie.mu

 

 

BANANA FISH」を未読の方は、以下、ネタバレありますのでご注意ください。

 

 

 

昔から作品名は知っていたけど、なぜか読まずにいました。

ところがある日友人から激推しされ、さらに文庫版を貸していただけることになり、今年の夏の終わりに一気に読みました。

 

感想としては「これは名作って言われるだけのことはあるわ(涙声)」でした。めっちゃ泣いたし凄まじく疲れた。映画でも小説でも漫画でも、感情に大きく働きかけてくるような超大作*1を見た後ってテンションが振り切ってしまってとてつもなく疲れてしまう、あの感じです。

 

ここからは当時のエピソードを書いてみようと思います。

 

うわさに聞く名作を嬉々として読み進めていたわたしでしたが、ここでひとつの悲劇が…。友人から借りた「BANANA FISH」の文庫版には巻末に著名人からのエッセイが掲載されています。ご存知の方も多いかもしれませんが、この巻末エッセイがまぁネタバレのオンパレードだったりするのです。

それを知らずにいたわたし……えぇ、早々にネタバレ踏みました。

しかもこれがネタバレ中のネタバレ。大オチもいいところですよ。

 

なんてったってアッシュが死ぬことを早々に知ってしまったんだもんねーーーー(悲劇)

 

 

何が悲しくてヒーローが(あくまでわたしの中でのポジションの話)死ぬって分かっているマンガを読み進めなくてはいけないのか……あぁ、頼むから巻末文を寄稿する人はネタバレしないでくれよな。いや、もしネタバレ含む場合はどこかしらに「ネタバレあります」って注意喚起さえしてくれれば僕は怒らないよベイビィ。ちょっとばかりの優しさで世界は笑顔で包まれたはずなのにベイビィ……

 

そんな感じで早々にネタバレ大爆死を遂げつつも、最後まで一気に読み終えました。いやぁ泣いた泣いた!!「この人、最後は死ぬんだよな…」って分かってても最後はギャンギャンに泣きました。もちろん本作の後日談となる「光の庭」も読みまして、その美しい最後にも「うぅ…アッシュ、美しい……」ってメソメソ泣きました。

 

結末知っててこんなこと言うのは感想を語るうえで一番卑怯だって分かっているけど言いますね。これ、アッシュが死ぬ以外に話の落とし所として、これ以上の終わり方ってないんだろうなと思いました。だってアッシュも英二も幸せになれる結末なんて、そんなの美しくなくない?これはもうアッシュの死という形でしか美しく終われない作品ではないか?と思うわけです。まぁだからこそ「それダメじゃん、そんなことするのは卑怯じゃん。アッシュが死ぬとか卑怯じゃん(涙声)」って話かもしれませんが…

美人薄命って言うのでしょうか。物語の中でも常に周りの人々を魅了し、そんな彼に読者も魅了されまくって、それなのに最後はあっけなく死んでしまう……あまりにもパーフェクトだ……。アッシュの美しさと反比例するように悪の組織は本当にクソ集団だし、アッシュを取り巻く環境も「マジでこれ救いがないじゃん!!!?」って頭抱えたくなるようなヘビーさなので、読後の疲労感ハンパなかったです。

本作を読む際の心得みたいなものを事前に友人から聞かされていたので、土日の休みをまるまる費やして読破したのですが、これ、軽い気持ちで平日の就寝前に読み始めたりしなくて良かった。本当に良かった。寝る前に読み始めでもしたら、まんまと続きが気になって寝るに寝られず完徹で次の日の仕事に向かう、みたいな地獄を見るところでした…あぶないあぶない。

 

読み終えてワンワン泣いて、少し落ち着いてからオタクらしく様々な考察サイトを読み漁って作品への理解を深めたりしていたのですが、ネット民の中にもアッシュに在りし日のリバー・フェニックスを重ねている方が本当に多くて。「だよねだよね、やっぱりあれはリバー・フェニックスだよね」って嬉しくなりました。ほんっとアッシュの作画、はじめと最後で変わりすぎだろ!?!!?ってツッコミも最もなのですが、わたしとしては見目麗しいアッシュが大好きなのでとても良いと思います。美しいアッシュ、最高だな……

リバー・フェニックスも若くして亡くなってしまっているので、それも含めてまんまアッシュやんけって感じですね。ぜっっっっっったいにないと思うけど、もし本作をリバー・フェニックス以外で実写化するとかって話が出たら本当に戦争起きるから、界隈の皆さんは何卒アニメ化でとどめておいてくださいね…というか、アニメ化でさえ各所ではすでに叩かれまくっているもんな……

携わるスタッフの面々から「腐女子ホイホイやんけ!」ってツッコミにはさすがに笑いました。わたしはアニメ制作の方々にあまり詳しくないのですが、たしかにスタッフの方々が携わってきた代表作をチョロっと見たら「これは……」って感じでした。アニメ化に当たって、あのそこはかとなく漂う界隈の雰囲気はどういった感じに表現されるのか……「BANANA FISHはハードボイルド漫画だ!」という読者の皆さんの機嫌を損ねるような結果にならないといいなぁ…とか、めっちゃ外野から静かに願ったりもしています。すべて懸念で終わっておくれ。

 

BANANA FISH」には、アメリカのちょっと危ないけどカッコいい!みたいな雰囲気が詰まりまくっていると思います。いや知らんけど…。わたしアメリカ行ったことないし。でもでも、作中の描写で「あ~~~~、これは正しくわたしが憧れているカッコいいアメリカ!!!スーパークールなアメリカ!!!」て何度も痺れました。

あとはやっぱり男同士の友情ですかね…ああいった類の男の友情って、ぜったいに女には分からないじゃないですか。というか、わたし自身が男同士の友情への憧れが強すぎて、ああいった類のエピソードを妙に「聖域」のように見てしまうところがあるので、そういった面でも非常に痺れました。ダメなんだよね、男の友情系。口に出さない絆みたいな…そんな絆があるのかないのかも分からないけど、だからこそ余計に憧れてしまう。そして恐らく、その憧れはこれからもあらゆる分野において捨てきれないままにいるんだろうな…。 わたしが妙に「バンド音楽」に惹かれてしまうのも、そういった面で幻想を抱いているせいもあるかもしれません。当人にとっては迷惑な話だ……

 

 

この作品、できれば高校生時代に出会いたかったなぁって強く思います。

大人になった今でもじゅうぶんにすばらしい作品だと思ったし、読後の絶望感が凄まじくて少しのあいだ放心状態だったのですが、これを多感な高校生時代に読んでたらマジで何日間も引き摺るような心理ダメージ負っていたような気がします。とは言え、そういった作品に出会える機会もそんなに多くはないので、いっそのことダメージ受けるだけ受けてみたかったなぁ、と思ったり。高校生時代に読んで、20代でも読んで、30代で読んで……といった感じで、各世代で読んでいったら感じ取れる部分や感情が動かされる部分も変わってきたかもなぁって思います。そういった作品ってあんまりないと思うので、そういった意味では非常にもったいないことをしたなぁ……

 

つい先日、矢沢あいブームが再燃して「天使なんかじゃない」「ご近所物語」「Paradise Kiss」を一気に読み返して、やっぱり学生時代と同じ部分で感動したりもすれば、まったくなんとも思っていなかった部分でグッときたりもしたので、そういった作品との出会いは大切にしていきたいものです。

 

おわり。

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Banana fish (1) (小学館文庫)

Banana fish (1) (小学館文庫)

 
Banana fish another story (小学館文庫)

Banana fish another story (小学館文庫)

 

*1:世間の評価に関わらず、あくまでわたしにとっての超大作

どこかの誰かに推したいから、私はブログを書く。

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」。

 

そもそも私がこのブログを始めようと思ったのは、大好きなミスチルやBUMPのライブに行った感想を好きなだけぶち撒ける場所が欲しかったからだ。

SNSが普及して誰でも簡単に自分の体験をシェアできる時代。だからこそ面倒くさいしがらみも増えてしまった。……単に、私がそれらを使いこなせていないだけかもしれないけど。

 

私はもともと自分の好きなものを他者(この場合、友人や職場の人)に知られることが苦手だ。自分が好きなモノを他人からどう思われるのか、何かにアツくなっている姿は他者の目にどう写るのか、ということを異様に気にしてしまい、どうにも「私、この音楽が好きなの」などと言えない。自分の好きなものをバンバンおすすめしてくる友人を心底うらやましいと思う。私には真似できない。化粧品だったりファッションだったりは大丈夫なんだけど、音楽・テレビ・マンガは何だか無理だ。よりアツくなってしまうコンテンツほど、誰にも知られてはいけない!と謎の脅迫観念に襲われてしまう。なぜ…????


そんな私にとってtwitterInstagramはとてもありがたかった。#MrChildren や #BUMPOFCHICKEN と検索するだけで、あっという間にたくさんの同担と出会えるのだ。もともと「○○を好き」という前提があるので、好きなものについて好きなだけ語っても引かれる心配は少ないし、リアルな社会と比べて誰かの目を気にするストレスが圧倒的に少ない。リアルな世界と遮断されたネットの世界は、好きなものについて語るには打ってつけだった。


ところが最近はどうにも居心地が悪い。

というか、自らそういった事態を招いてしまったのだけど。


私がSNSを通じて作り上げたコミュニティは主に「Mr.Children または BUMP OF CHICKENのファン」という属性を持った人たちで構成されている。そうなってくると、自然と「今度のライブで会おうよ」みたいな流れになってくる。リアルな社会で自分の好きなバンドや音楽の話ができる仲間を持っていないので、当初は「やったー!会おう会おう!いえーい!!」みたいな感じで、軽率に会っていた。しかし、そういったつながりが増えれば増えるほどなんだか窮屈になってきてしまった。そもそもミスチルやBUMPを好き、というだけでしか共通項がないので、色々と合わないなぁーって思うことも増えてしまった。それこそ、彼らの音楽の「どういった部分」が好きなのかとか、そもそもどんなスタンスでファンを続けているのかとか、どれくらいの金額を趣味に費やせるのかとか…。それらの要素から何となくうかがい知れるお互いの生活スタイル、大きくいえば仕事観や人生観……挙げていったらキリがないのだが、そういった小さなことから大きなことまで「なんか合わないなぁ」が積み重なってきている。そんなものはスルーしていればいいし、実際にスルーしてきた。


しかし、である。


中には過去にライブ会場で会ったことがある人もいて、そういった人たちに対しての「なんか合わないなぁ」はなかなかスルーできなくなってきた。やはり「顔も知らない誰か」と「顔を知っているあの人」の差は大きい。結局、ネットの世界に現実社会の煩わしさを自分で持ち込んでしまったような感じだ。リアルな社会と違い、綿密にコミュニケーションを取れる間柄でもないので、気を使う場面も増えてきていたりする。「何だかなぁ…」である。

 

とくに、私が属するコミュニティでは「ライブのネタバレは絶対にダメ!」という共通認識がある。もともと私自身はセットリストやMC等のネタバレをあまり気にしていなかったタイプの人間だ。というか、音楽ジャンルでは「ネタバレ」を良しとしない人も多くいると知る前は、事前にセットリストを確認してライブに足を運んだりしていた。ライブで歌う予定の楽曲を事前に聴き込んで、ライブ本番に臨んでいた。演者でもないのに。


最近はセットリストを知らないほうが楽しいかもな、と思うようになってきたので(もしかしたら周りに感化されたのかもしれない…)、わざわざ調べたりすることはしない。とはいえ、例えば何かのきっかけでネタバレを踏んでしまっても「あ~あ、ネタバレ踏んじゃった」くらいで見過ごせる。それぐらいのこだわりだ。もとは自分からセトリを確認していたタイプなので、本来はネタバレウェルカムなのかもしれない。


そんな風にテキトーで雑なタイプの私にとっては「ネタバレ、ダメ絶対!!!!」という空気はやや窮屈だ。だってライブが終わったら何かを言わずにはいられない。あの曲を歌ってくれたとか、あの曲のここが良かったとか、言いたいじゃん!?MCはこんなネタだった、とか言いたいじゃん!!!!


これだけの情報化社会なので、自分の欲しい情報の取捨選択くらいは自己責任でやって欲しいなぁ…と思う。ネタバレ絶許マンでもいいけど、他の人にまでそのルールを押し付けないで欲しいなぁ…と思う。ネタバレ踏んでも「不運だ……」くらいで済ませられないものなのか。いちいち「ネタバレやめて!!」みたいな注意喚起をハッシュタグ付きで投稿しちゃうような空気はどうかと思う。


なので、そういった暗黙のルールや共通認識にとらわれず、好きなことを好きなだけ発信するために私はブログを書いている。ブログはtwitterInstagramほどコミュニケーションツールとしての副産物は少なそうだ。今のところ……

 

リアルな社会では、他者には自分の好きなモノを知られたくない私だけど、顔も知らないネットの世界の誰かさんには自分が好きなモノを知って欲しいのだ。知って欲しいというか、おすすめしたい感覚に近いかも。
ミスチルってこんなにいい曲を歌ってるんだよ」とか「BUMPのこの曲がめっちゃ良いんだよ」とか、めちゃめちゃ言いたい。ミスチルもBUMPも、めちゃめちゃ推したい。

 

 

そんなわけで、ライブに行けばセトリも演出もMCも書いておきたいし誰かに伝えたいし、何かハマったコンテンツを見つけたらたくさんの誰かに推していきたい。

 

 

ひとまず今は引き続きhideに夢中なので、hideを推したい。hideのおかげで毎晩寝不足だ……BUMPの新木場スタジオコースト公演のこともすっかり忘れて、毎朝毎晩hideのことばかり考えている。

昨日TSUTAYAでhideのドキュメンタリー映画を借りてきたので、早く見なくては…

 

 

 

 

とはいえやっぱりBUMP新木場公演への未練も断ち切れないでいるので、仕事終わりに新木場駅行きの電車に飛び乗ったのだけど。

 

あと、ブログを始めてみて「やっぱり文章を書くのが好きなんだなぁ…」とも思う。あとで読み返すと結構おもしろいし。

 

ほぼ日手帳を何年も買い続けて、その度に三ヶ月続けばマシくらいの絶望的な継続力しか持ち合わせていなかった私なのにブログは楽しく続けられている。

言い訳になってしまうが、職業柄、仕事中は常にパソコンを使っている。そんな毎日が約10年。その影響かは分からないけど握力の低下が著しくて、ここ数年はペンを握って文字を書くことの疲労感がはんぱない。便せんに手紙でも書こうものなら3行くらいで手がプルプルしだして、とてつもなく疲れてしまう。だから、タイピングで続けられるというのも性に合っているのだと思う。


そして、ありがたいことにこのブログを読者登録してくれている方もいる。どこかの誰かが読んでくれているかもしれない、と思えるのも継続できる原動力になっている。

 

これからもマイペースに続けていきたい。誰にも何にも干渉されずに、好きなものを好きといえる場を大切にしていきたい。

 

__

追記

無事に新木場スタジオコースト行ってきた。 

欲しかったPF KATAKANA Logo TEEも買えました。良かった!

いつかライブハウスでBUMPの音楽に触れてみたいものだな。

f:id:pantomochi:20171108234602j:plain

 

 

おわり。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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