楽しいことがあり過ぎる

楽しいことがあり過ぎる

世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるみたいですよ。

X JAPAN『DAHLIA TOUR FINAL完全版』が非常にエモかった。

hideにハマって以降、バンド・ソロ活動問わずCDをレンタルし、とうとう映像作品にも手を出した。

 

どうやらX JAPANの過去の映像作品はDVD版やBlue-ray版が数年前に再販されたものの、新たに手に入れることはできないようです。ということで、俺たちのAmazonで検索するものの、どれも価格が跳ね上がっていて手を出すのを躊躇してしまうレベル。

ゆくゆくは全ての作品を揃えたいとは思うが、まずは手を出せそうなお手ごろ価格の作品から買うことにしよう。ご利用は計画的に、だ。

 

 

わたしは晩年のピンク髪verのhideを見て沼落ちしたタイプなので、まずは晩年のhideを拝める映像から手に入れよう!と思い、価格と内容を吟味して下記2作品を購入しました。

X JAPAN DAHLIA TOUR FINAL完全版 [DVD]

X JAPAN DAHLIA TOUR FINAL完全版 [DVD]

 
ALIVE! [Blu-ray]

ALIVE! [Blu-ray]

 

 


この土日で『DAHLIA TOUR FINAL完全版』をようやく見終わったので、そしてとても素晴らしかったので、今日はそちらの感想を書こうと思います。あまりにも書きたいことが多すぎてまさかの7000字オーバー。旬の話題でもないのにね…わたしの中では最旬だけどな。

 

 

そもそも20年以上前(!!)のライブ映像なので、画質はめちゃめちゃ粗かった。わたしが購入したのはDVD版だったのだが、Blue-ray版だともう少しキレイな画質だったりしたのだろうか…だとしたら、とても悔いが残る。 ところがメンバーの衣装等はぜんぜん古くさく感じない不思議…これも沼落ちフィルターの成せる業か?ファンの皆さんはそれなりに時代を感じる雰囲気を纏っているのにな。

 

本作の収録曲はこちら。

Disc.1

1、Drum Solo〜Amethyst

2、Rusty Nail

3、WEEK END

4、SCARS

5、DAHLIA

6、HEATH Solo

7、HIDE Solo

8、DRAIN

9、Piano Solo

10、CRUCIFY MY LOVE

11、ENDLESS RAIN

12、紅

13、Orgasm

 

Disc.2

14、Interval

15、White Poem I

16、Drum Solo

17、Forever Love

18、X

19、Say Anything (SE)

20、Tears (SE)

 

 

何というか、やっぱりX JAPANってYOSHIKIの理想を具現化することを第一としているバンドなんだろうな、と思った。一曲終わるごとにYOSHIKIがヘロヘロになってしまうんだけど、あれが演出なのかマジなのかはさておき、全てにおいて演劇っぽいというか舞台っぽいというか…現場のスタッフの動きはもちろん、映像の処理の仕方とか、他メンバーの表情カットの挟まれ方とか、全部が全部YOSHIKIの美学の追求の一端を担っている要素である、みたいな。伝わるだろうか、この感じ。とは言ってもその美学の追求感が決して「サムい」仕上がりにはなっていない。それもこれも全て含めてX JAPANだよね!と納得してしまう圧倒的な世界観の追及、みたいなものを感じた。

過去のhideのインタビューで、彼はX JAPANにおける自身の活動を「YOSHIKIの魅力に起因する部分が大きい」みたいに言ってたんだけど、きっと、X JAPANというバンドは全てにおいてYOSHIKIの美学の追及を核として動いているバンドなんだろうなって思った。何かいろいろ凄い。とにかく、見せ付けられる世界観がすごい。そして必ずYOSHIKIが一番目立つように構成されている(たぶん重要な部分)。

 

 

映像の編集の仕方については、チラチラチラチラと様々なカットが短い秒数(曲のリズムに合わせる感じ)で繋げられたような編集が多くて、30代の眼にはけっこうしんどかった。「ちょちょちょ、いま、HIDE映った?え、映ったよね??」みたいな。もう少し落ち着け!落ち着いていろいろ見せてくれ!!って感じで常にリモコン握ってた。やっぱりね、HIDEを見たいからね。何よりもHIDEを見たいからね。

映像の比率としてはYOSHIKI > TOSHI > HIDE > PATA・HEATHって感じだったと思う。それぞれのメンバーを楽しめるように推しメンアングルを選択できる機能(A○B界隈にあると聞いたがマジなのだろうか…)が欲しくて欲しくて「ぐおおおおお!HIDEを映せ~~~~!!!!」って何度も過激派発動しました。

 

 

Disc.1の感想

もうね、オープニングからYOSHIKIが炸裂してた。

暗転していきなりYOSHIKIのドラムソロ。ドラム叩き終わったYOSHIKIが花道を歩いていくと、花道中央にメンバーが下からせり上がってきて合流、みたいな演出。だったんだけど、もう!この時点で!!明らかにHIDEだけ衣装のテンションが違う!!!!ビジュアル面に関しての世界観の構築は、やはり我らがHIDEがズバ抜けていた。めっちゃ派手!そしてめっちゃHIDE!!ネオングリーンのビニールっぽい素材のスーツにトライバルみたいな柄が入ってる、あの有名なやつです。そのうえ頭はまっピンク!めっちゃ目立つ!引きの画でも探しやすい!!!(LAST LIVEの映像だけど、参考に貼っておきます)

 

 

なんかもうさぁ、5人が歩いているだけでサマになるんだよな。

わたし、バンドにもお笑いコンビにも男性だけで構成された組織に「エモい」感情を求めてしまうので、あのX JAPANのメンバーが談笑しながら歩いてるってだけで「ふぉおおおおお!わたし(女)には絶対に入ることのできない領域!彼らだけの世界!!」って感じで非常に高まりました。そして普通に歩いてるだけなのに、絵面がめちゃくちゃかっこいい。絵になるって彼らのことですよ、きっと。 

5人がステージに到着すると、女性の声(英語)でメンバー紹介されるいつもの流れなのだけど、各メンバーの名前の後にあがる歓声の大きさを、一番人気があるメンバーを把握するためのバロメーターとして聞いてしまうのはわたしだけかい?

ぶっちゃけ当時の人気の比率って、やっぱりYOSHIKIやTOSHIが高かったのだろうか。

 

1曲目からヒットナンバー続きで、もう「早戻し→再生」を何度繰り返したことか!!!まっじでHIDEがカッコよすぎて頭抱えた。普通に「うわっ(かっこいい)」とか「ぐえっ(かっこいい)」とか声に出てしまった。ちょいちょいカメラ目線くれるんだけど、その度に「ひ~~~~かっこいい!」って思いつつも「なるほど、今、まさに頭のおかしいギタリストを演じているのだな」と妙に冷静になったり。リアルタイムの映像ではないって分かっているから、そういった面では妙に冷静に分析してしまうよね、こっちも。そう考えると、既に亡くなった方達(この表現もどうかと思うが)ってのは不憫だな、とか思います。全て種明かしされた状態で見られちゃうんだもんね。

 

WEEK ENDからDAHLIAまではテンション爆上がりで何度も何度もリピートしてしまい、なかなか先に進めなかった。DVD2枚組みなのにDisc.1を観ることだけに先週1週間を投じてしまった。それぐらい素晴らしかった。

中でもSCARS大好きすぎるからな、わたし!SCARSだけでも相当リピート再生したからな。なんてったって歌い出しがHIDEだからね!!

 

そしてHIDEのソロコーナーね。これはもう「めっっっちゃHIDE」って感じだった。ソロツアー(PSYENCE A GO GO)の雰囲気をそのまま持ってきてちょっとゴージャスにしたよ!みたいな構成でした。で、やっぱりダンサーのネエちゃん達はおっぱい丸出しだった。HIDEといえばおっぱい丸出しネエちゃん引き連れてパフォーマンスする、みたいになってるね、もはや。お家芸です、お家芸

 

今回、映像作品を買うにあたり、『THE LAST LIVE完全版』より先にこちらを購入したのは、普段どおりのX JAPANのライブを観ておきたい、と思ったからです。やっぱりTHE LAST LIVEはメンバーの心情も、観客の心情も、もちろんライブの構成自体も非常に特殊な性質を持ってしまっているだろうことは明らかなので、その前にいつもどおりの彼らのライブを観ておこう、と。普段どおりの構成だと、それぞれのメンバーのソロコーナーが設けられていたらしい。HEATHもベース弾いてパフォーマンスしていたし。(すまん、わたしは途中で早送りしてしまった…)

しかし改めて考えるとすごいな。バンドのライブなのに、途中でメンバー各々のコーナーがあるって凄くないか?HIDEに至っては、ギターそっちのけでパフォーマンスしちゃってるんだもん。だいぶ謎だ。

 

紅からのOrgasmもヤバかった。

わたし、紅のイントロを弾くHIDEが大好きなんだけど、この時はイントロ弾き終わって弦を「チャッ」って抑えて一呼吸おいて、みたいな奏法をとってて、それがハチャメチャにカッコよかったです。……たぶん、伝わらないな。恐らくこの映像にそのシーンが収録されている、、、のか?

 

 

 

そしてYOSHIKIが暴走しまくるで御馴染みのOrgasm。

Orgasm演奏している映像を初めて見たとき、ド肝抜かれた人も多いのではなかろうか。

演奏途中でYOSHIKIが観客エリアに乱入して、二酸化炭素撒き散らすというマジで「どういう意図の演出?」案件。マジで分からん。これぞ狂気!って感じ。セキュリティスタッフにガードされまくりながら発狂して白いガス(二酸化炭素)撒き散らすYOSHIKIとそれに群がるファン……地獄絵図かよ?って感じ。思わず笑ってしまった。

そんでもって我らがHIDEもテンション振り切ったらしく、途中、イエローハートのネック部分を持ってグルングルン回転してぶん回してました。めっちゃグルングルン回ってた。いやいやいやギター弾けよwwwってなりました。あれは現場にいたら「ひゃっほーーー」って感じかもしれないが、映像で見てしまうとちょっと面白かった。「ギタリストなのにww弾いてないwww」みたいな。挙句、ギターかじってました。なんじゃそりゃ。

 

これぞカオス!!!

 

 

ふぅ、、、、ここまででやっとDisc.1の感想、終わり。長かった。

しかし、ぜんっぜん語り足りない!HIDEとPATAのツインギターの素晴らしさとか、Orgasmのとき観客煽るHEATHのカッコ良さとか、TOSHIの煽りがハイトーン過ぎてほぼほぼ聞き取れないこととか…いろいろ足りてない!!語り尽くせない内容の濃さだ。TOCHI、マジで何て言ってるのか6割(いや7割かも)聞き取れない!!!あの日、会場にいたお客さんは聞き取れていたのか?

 

 

Disc.2の感想

もうね、初っ端からすごいの。Disc.2は収録時間1時間24分くらいなんだけど、始まって30分近く、ずーっとアンコール待ちしてる観客の映像だった。マジで。嘘かと思ったけどマジで観客の映像。

アンコール待ちしてる観客が徐々にウェーブをし始めて、その様子をカメラが追い始めたんだけど、いつまで経ってもずーっとその映像。しばらく観てて、10分近く経った頃に「さすがにそろそろ終わりか?」って思ったわたしがバカだった。ぜんっぜん終わらない。客もずーっとウェーブしてるし。途中、耐えかねて早送りしてしまったのだけど、恐らくずーっとウェーブしてる観客席を映していたと思われる。客もよく飽きないな…

その後はYOSHIKIのピアノからしっとりForever Love。

 

そして、事件はForever Love終わりでとつぜん起きたのです。

 

演奏し終わりピアノを離れると、なぜかTOSHIのもとに駆け寄り何やら話し始めたYOSHIKI。そんな2人を見守るHIDE、PATA、HEATHの3人。そうしてしばらく後、今度はHIDE、PATA、HEATHも交え5人で話し始めます。

これ、ネットに転がっていたFC会報のインタビュー記事によると、事前の段取りではForever Love演奏終わりでメンバーはいったんステージから引っ込む予定だったらしい。ところが、演奏後、急遽「ここでステージから引っ込むの?」みたいな雰囲気がメンバー間で漂い、ステージ上で緊急メンバーミーティング開催。結果、引っ込むことなく最後の曲であるXへと突入、ってことになったそうです。

 

どうですか、皆さん。この展開、めっっっっっちゃエモくない!!?

 

あのX JAPANがライブの途中でメンバーミーティング始めちゃうんですよ!?しかもステージ上で!!!めっちゃ良い雰囲気で!!!!YOSHIKIもTOSHIもHIDEもPATAも笑顔なんですよねー。HEATHだけは真顔でことの成り行きを見守ってる感あったんだけどね、それも含めとても良かった。この数分間が堪らなくエモかったです。

多分ね、YOSHIKIが「このままいっちゃおう」とか言ってるんすよ。で、それに対してTOSHIは「え、いったん下がらなきゃじゃない?」みたいなこと返してるの。でもYOSHIKIは「この状況で下がれないでしょ」とか言ってるんですよ。それで、そんな二人のやり取りを聞いてたHIDEが「よし、このままいっちゃおう!」とか言ってるんだよーーーーーーー!!!!(全て想像)

ミーティングが終わって、HIDEがステージ脇に控えているであろうスタッフに「このまま!このまま!」って言ってるのだけは、しっかり確認できたんだけどね。あの口の動きは確実に「このまま」って言ってた。

はーーーーーーーー、このシーンが一番好きだ。

ミュージシャンである彼らには申し訳ないが、ちょっと泣けるくらいこのシーンが良かった。演奏している姿より印象的だった。このライブのハイライトは間違いなくステージ上で突如始まったメンバーミーティングだ。みんな笑顔なんだもん。あんなの見たら泣いてしまうよ。

 

おそらくこの時期ってTOSHIはダークサイドに行きつつある時期なんだよね。過酷なレコーディングが続いたアルバム「DAHLIA」をリリースして、ツアーが始まったもののYOSHIKIの怪我で何公演か中止になって…それらを経ての年末の東京ドーム2days公演。MC中でもたびたび言葉に詰まったり、時には涙を見せながら観客に語りかけるTOSHI。それなのに!このミーティングのときは、そんなTOSHIもすごく楽しそうなんだもん!!そんなの泣くに決まってるだろ!?

このバンドが一年後には同じ会場で解散コンサート演るんだぞ。無情すぎる………

 

そしてその後に続く「X」でもそれに匹敵するほどの非常にエモい展開を迎えるんですよ。Xの演奏途中で、YOSHIKIがドラムそっちのけで花道のTOSHIに駆け寄っていくんだけど、そんなYOSHIKIを見て、HIDEが代わりにドラムセットに座って叩き出しちゃうの!そしてそんなHIDEを見てPATAが笑ってるの!なにこれ!!!!?!?ステキ過ぎない!?この人たち、遊び心あり過ぎでは????は!!?!????

「X」では大ラスサビ前にHIDEが「飛べ飛べぇ!」的なシャウトで観客を煽るのがお決まりなんだけど、HIDEがドラム叩いちゃってるもんだから、代わりにYOSHIKIが「飛べ飛べぇ!」って叫ぶんすよ、HIDEのマイクで。めちゃめちゃ楽しそうだな、君たち。

 

あぁ最高だ……… 

燃え尽きた、燃え尽きたよ……最高すぎやしないか、X JAPAN。

 

全ての曲が終わって、いったんステージから引っ込むメンバー。その後、再び登場し、ツアーグッズやらサイン入りカラーボールやフリスビーを客席に投げまくっていた。ちょっとアイドルのライブっぽい演出でした。ちなみにYOSHIKIはバラの花束をぶん投げてます。やっぱりYOSHIKIは一味ちがうな。

 

あんなに「破滅に向かって」とか言ってるバンドなのに、こういった部分でファンを喜ばせようとしてくれるのもX JAPANの素晴らしいところだ。彼らは自分達の世界観や魅せ方に並々ならぬこだわりを持っている一方で、ファンを喜ばせようって部分にも大きく力を注いでいるように思う。まぁ割りとご迷惑をお掛けしたりもしているけど。やっぱりプロフェッショナルなんだな。ハチャメチャなときも多いけど。ドラムセット破壊するし。

 

最後はステージ上に横一列になって、お手手つないでバンザイを10回くらいやって終演。わたし、このバンザイシーンでも泣いてしまった。だって、めっちゃ笑顔なんだもん……めっちゃ楽しそうなんだもん。ちなみにエンディングは、Tears(SE)が流れてる終演後の会場内を映した映像でした。最後の最後、会場内のサービスモニターに「X JAPAN」のロゴとアルバム「DAHLIA」のブックレットにも掲載してあるメンバー各々の顔写真が並んでて、それらが徐々に幼少期の写真に変わるという映像が映されてました。それに沸く会場も良かったなぁ。遊び心だね、あれも。  

 

いやぁ、やっぱりダメだな。X JAPANというバンドが背負っているものを少なからず知ってしまっているから、過去の作品に対してフィルターなしには観られないよねって話ですよ。しかも、彼らの場合、それがあまりにもヘビー過ぎるんだもん。なんかもう、非常にしんどいですよ……

 

そんなこんなでまるまる一週間かけて『DAHLIA TOUR FINAL完全版』を観終え、やっぱり我慢できず、サラッと『The Last Live 完全版』と『白い夜 完全版』のBlue-ray版をポチってしまいました。ご利用は計画的に、とは…???

しかぁし!きっと今年の紅白歌合戦でX JAPANの新規ファンが増えて価格が跳ね上がるだろうから、その前に入手したほうが良いと思う。きっとそうだ。

 

 

ところで、この記事書いてる途中でApple Music内でX JAPANのライブ映像が配信されていることを知りました。マジか……手厚い……

 

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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