楽しいことがあり過ぎる

楽しいことがあり過ぎる

健康な体があればいい

日記_在宅夏フェスとかカメ止めとかチバユウスケとか

ついにブログを1本も書かずに8月を終えてしまったので9月は早々に何かしら書くぞ!と息巻いていた。のに気づけばもう10日。書かずにいると書けなくなるとはよく聞く言葉だけどほんとにその通りなのかもしれない。「何かを書こう・書かなくては」という意識が日ごとに薄くなっている気がする……。いかんいかん!ということで2018年夏の出来事を雑に振り返りつつ、リハビリです。

 

・在宅夏フェスが最高に楽しかった

いやぁ最高だったよ #FRFYouTube !!!!!

チバユウスケにハマりだしてすぐにFujirock'18がYouTubeで生配信されることを知り「The Birthdayのライブをオンタイムで!しかも自宅で楽しめる!!!」とめちゃめちゃ楽しみにしていた。フジロックって一度は行ってみたい夏フェスだけど軽い気持ちで足を運んだら痛い目に遭うんじゃなかろうか……とラスボス感アリアリな夏フェスなので初心者にはなかなか手を出しにくい(と思っている)。そんな憧れのフジロックを自宅で楽しめる日が来ようとは。文明の発展はすばらしいな。

そんなこんなで初日のエレカシなんか会社帰りの地下鉄でスマホ片手にめちゃめちゃ楽しんだ。今回の生配信のすばらしいところは各配信が数時間前まではさかのぼって観ることができ(おそらく4〜5時間はさかのぼれたはず)、さらに各日終演後にはその日の配信映像を深夜から朝っぱらまで再配信してくれていたという点に尽きる。つまりそれは寝る暇すらない!ということだ。今回は各ステージの演奏が2チャンネル編成で配信されていたのだが、このさかのぼりサービス(以下おかわりタイムとします)と再配信サービスを使えばタイムテーブルかぶりなんてまったく敵ではない。これ、現地だったら「タイテ被ってんじゃん!諦めなきゃじゃん!!」案件もヨユーのよっちゃんでクリアできるすばらしい構成だったのではないかと思う。現地参戦組にもYoutube生配信とおかわりタイムや再配信サービスを利用してタイテ被りを被害最小限にとどめていた方がいらっしゃったみたい。まぁ自分のお目当てのアーティストが必ずしも生配信されるとは限らないのだけどね。現に今回のフジロック最大の目玉であっただろうボブ・ディラン御大は当然のように配信されなかったし。

とはいえ、わたしが観たかったエレカシThe Birthdayは無事に配信されたので存分に堪能した。カッコよかったなぁチバユウスケ

 

フジロックが開催された土日は、外出の予定が雨で中止になったので時間を問わずフジロックを観ていた。初めて観たアーティストではAwesome City Clubが良かった。夏の夜に彼らの音楽を聴いていると「あぁ、夏の夜っていいよなぁ」としみじみ思えた。夏の夜ってなんであんなに自由で開放感あるのに切なさもあるのか。不思議だ。酒を飲んでデロデロになりながら、いい音楽を聴く。めちゃめちゃ幸せな時間なのにふとした瞬間に世界が『自分のいる空間』と『それ以外の空間』で分断される、みたいな孤独感に襲われてしまうんだよな。

あとはMISIAも圧巻の歌声で最高でした。彼女のライブはap bank fesで観たことがあって「歌うために生まれてきた人間だ」感が凄まじかったのですが、今回もやっぱり「歌うために生まれてきた人間だ」感が凄まじかった。あんだけ伸びやかな歌声が自分から放たれたらそりゃもう気持ちいいだろうなーって思う。そりゃ観客も困惑してしまうような高難度のコール・アンド・レスポンス要求するさ……。

 

まぁそんな感じで在宅の分際で心の底からフジロックを堪能できた。ありがとうフジロック。現地に行ってもいないのにロスになってしまうくらいには堪能したよ。でもやっぱり現地に行きたくなったよ。

今年はフジロックの他にも様々な夏フェスが動画サイトでの配信サービスを実施していて、それってフェスの集客を落としたりしないのかなぁと思ったりもした。でも夏フェスに行きたい人たちって結局は「現地に行ってなんぼ」みたいな感覚を少なからず持っているだろうから、配信観ることで来年の集客に繋がるのかもしれないなぁ……と思ったり。配信で満足できるような人たちは、結局現地にまで足を運ぼうと思うような人たちでもないだろし、潜在的なフェス人口を掘り起こすことという点では配信サービスも有効なのかしら。あとは夏フェスに足を運ぶほどではないけど配信なら観てみよう!という層にアーティストを知ってもらえるチャンスになる、というメリットもあるのかな。

 

余談。

在宅フジロックの余韻のままにライジングサンのGyao!配信もめちゃめちゃ楽しみにしていたのだけど、直前になり、ライジングが生配信ではないことに気づきヘコんだ。あまりの悔しさに当日はtwitterに張り付いてライジング現地勢の感想ツイートを読み漁っていた。スカパラがね……めちゃめちゃ最高のステージだったようで……ほんと、観たかったな。いつだって現場に行っている人間が勝ち組なんだよな。来年はライジング行くぞ、と強く思った。

 

FUJI ROCK FESTIVAL'18 Aftermovie

'1:15くらいで拳突き上げる最高にカッコいいチバユウスケをご覧ください。

 

 

・映画『カメラを止めるな!』を観た(ネタバレ注意)

Picture

話題の『カメ止め』観てきました。

観たい観たいと思いつつなかなかきっかけがなく行けずじまいでいたのだが、チバユウスケが観たらしいので「これは観なきゃ!!!」とオタク丸出しで観てきた。いつだってオレの背中を押すのは推しの一挙手一投足だぜ(推しだけに)。金曜の真っ昼間の上映回だったが、さすが話題作なだけあって席は8割がた埋まっていたと思う。

 

序盤30分くらいはなかなか退屈で「あぁこれはきっと伏線を張っているのだろうな……ここの退屈な時間があとあと効いてくるはずだから耐えるのだわたし」って感じだった。たぶんそれはあの劇場にいた多くの人が感じていたことだったと思う。「今のところ世間が騒ぐほどの話題作か?って感じだけど、たぶん今は伏線を張りまくってる時間なんだ、耐える時間なんだ」みたいな。それで、その予想が見事にドンピシャで、後半の伏線回収がめちゃめちゃ気持ちいい展開。キタキタキター!!!ってめちゃめちゃヒャッハー!でした。

たぶん構成としては、今までにもあったかもしれないのだけど、その見せ方がモノづくりに携わったり、モノづくりに強い憧れを持っている人間には堪らないのではないかなぁ。あと出演されている役者の方々が世間的には無名(わたしが知らないだけかもしれないが)とされる役者ばかりというのも良かったのだろう。妙にリアルな感じがして、ストーリーによりいっそう集中できる環境づくりの一助になっていた。

本編はもちろんおもしろかったしお見事だったのだけど、個人的にはエンドロールが一番胸アツだった。あのエンドロールを観ることで、この作品がどれだけ細やかに神経を配ったうえで撮影されていたかを改めて知ることができた。それと同時に「何だかんだ言ってもやっぱり情熱ってたいせつだよな」と妙にうすっペらいけどでもそれが真理じゃん!!みたいな気持ちにもなれた(たぶん周りからしたらウザいだけ)。

すべてのカラクリを知ったうえでもう1回観るのもアリだよなー、と思える作品でした。

 

 

・引き続きチバユウスケにハマっている

以前チバユウスケにドハマリしたことを書いたのだが、その熱はまだ冷めていない。というか日を追うごとに熱は増す一方だ。彼のキャリアはミッシェルから数えると20年以上に渡るのでそれらを今から追い出したらそれはもう凄まじい量の情報を一気に摂取するということになり、何から追えばいいのやら状態。デビュー当時の映像を見ていた次の日には現在の情報がリリースされ、かと思えばミッシェル解散時のインタビュー記事にぶち当たり……と日々あらゆる年代のチバユウスケ情報に右往左往している。

もうね、まじで本当にカッコいい。チバユウスケに関しては『カッコいい』という一言に全てが集約できてしまうのではと思える。『カッコいい』という言葉こそが彼の魅力を伝える最大にして最小単位の言葉になるのではないかというくらいに『カッコいい』がそのまま『=チバユウスケ』になってしまう。彼は『カッコいい』ことを追求して『カッコいい』モノとして生み出し、それを作品として世間に放ち続けている。カッコいいなぁ。

残念なことにミッシェルはすでに解散してしまったバンドなので彼らのライブを観るという夢は叶えられないのだけど、幸いなことにチバユウスケは今現在も超イケてるロックバンドThe Birthdayのフロントマンとして現役バリッバリのロックンローラーである。ということでこの秋に開催されるThe Birthdayのツアーにはぜひ足を運びたい!と思い、チケット先行にエントリーしまくること数回。ようやくツアーファイナルの中野サンプラザ公演をご用意してもらえた。ヤッター!!!人生初チバユウスケである。今からめちゃめちゃ楽しみです。

 

最近は仕事終わりに新宿のdisk unionでミッシェルのCDやら映像作品を探し回っている。楽しいですよ、union巡り。気づくと何時間も店内をぐるぐるしてしまう。彼らの作品を見つけてはお財布と相談しつつ買い集めているのだが、わたしがもっとも大好きなアルバム『HIGH TIME』にはまだ出会えていない。ネットで探せば難なく手にできるだろうことは分かっているのだけど、なんとなくこの作品だけは店頭で手にしたいんだよな……というよく分からない意地みたいなものがある。なんでだろうか。

そういえばチバユウスケは大のレコード収集家らしく、彼が所属するバンドではたびたびLP盤がリリースされている。今のところまだわたしはそこまで手を出していないが、このままの勢いでいくと軽率にLP盤の収集まで行ってしまいそうなので、そこは冷静さを保っていきたい。でもミッシェルのLP盤ってどれもジャケットがカッコよくて欲しくなっちゃうんだよなぁ……。

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。 

 

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