実は幕張公演で「せっかくだから持っていなかったビデオポキールを買おう!」と突然思い立ち、買ってみました。バンプ沼に落ちて以来、それ以外の映像作品は割りと直ぐに買い漁っていたのですが、なぜか本作だけ買わないままでいたんですよね…
しかしちょっと前のPONTSUKAで、インディーズ時代に催された謎イベント「直井祭」について話題に挙がったことがあり、メンバーのトークを聞いてもイマイチどんな主旨のイベントだったのか理解できず…でも、どうやらビデオポキールのエンディングにそのイベントの一部始終が収められている!という情報はキャッチできました。
それ以来、ずーっと「いつか買わなきゃ」って思っていたので、どうせなら彼らの地元である千葉でこの機会に買おうではないか!という結論に至ったわけです。
で、こちらがその「ビデオポキール DVD版」のジャケットです。
だいぶ若いな!?
そうなんですよねー、だってこの作品(VHS版)が発売されたのって2000年ですからね!タイトルから分かる通り、発売当初はVHSとしてリリースされた作品を、今はDVD版として販売しているみたいです。
簡単な作品紹介はこちら。
シングル「天体観測」が大ヒットし、アルバム『jupiter』も絶好調な男性4人組ロックバンド、BUMP OF CHICKEN。本作は、2000年2月にインディーズ(ハイラインレコーズ)からリリースされた4曲入りビデオクリップ集の初DVD化作品で、藤原基央(ヴォーカル)直筆のモノクロイラストや歌詞を取り込んだ「ガラスのブルース」(ファーストアルバム『FLAME VEIN』収録)、メンバー全員が白いつなぎ姿で車を修理する「ランプ」(ファーストマキシシングル)をはじめ、インディーズ時代を代表する名曲を収めた貴重な映像集だ。トランプで遊ぶ和やかな楽屋風景や、笑顔が絶えないライヴ後の打ち上げシーンなど、楽曲の繊細なイメージとは裏腹に、元気にはしゃぐメンバーの表情をとらえた意外なオフショットも楽しめる。(武村貴世子)
Amazonレビューより
ガラスのブルース、リトルブレイバー、ランプ、グロリアスレボリューションのMVが収録されているのですが、私がもっとも「買って良かった!」と思えたのはインディーズ時代の楽屋や打ち上げの様子を収めた映像集が収録されていた点です。
今よりもだいぶ若くて素朴な雰囲気漂うメンバーがただただ笑えます。なんとなーく「この人たち大丈夫か?」感が漂っているんですよね…何なんだろ、この異様なオーラ。中でもDr.の升さんの「この人、大丈夫?」感が凄まじかったです。ちょっと怖いくらいだよ……なんか目が怖いんだよ…(笑)若かりし日の升さんはまぁまぁ暴力的な少年だったようなのですが*1、その名残があるように感じたのは私だけだろうか……藤原さんも今よりテンション高めで可愛らしかったです。ほんとに仲いいなぁってほんわか和みました。
あとチャマさんが終始テンション高めで「the お調子者」感が凄かったです。
ほんと何てことない彼らの様子を映像に収めてるだけなんですけど、多幸感に包まれまくりました。何だこれ………
で、問題のエンディング。
噂の「直井祭」の映像が収められていました。
私、ワクワクしながら観ました………
うん。やっぱり良く分からないね!!!
そこに映っているのはスーツを着たバンプメンバー4人。
場所は彼らのインディーズ時代の所属レーベルでもあった「ハイラインレコーズ」。ステージには筆で記された「第四回 直井祭」の文字…謎過ぎる……
店内にお客さんは沢山いらっしゃったので、イベント自体は盛況だった模様。
ちなみにPOTSUKA情報によると、この「直井祭」はチャマさんの誕生日であるとかそういった特別な理由は特になく開催されたイベントのようです。訳分からんな!?
シャンパンボトルを持ったヒロさんが、何故か「乾杯!」と掛け声を上げてボトルの栓を開けたり、その後ステージに立った升さんが良く分からないスピーチをした後に何食わぬ顔で改めて「乾杯!」と音頭を取ったり…藤原さんと主役であるチャマさんは何も話さないし…とにかく良く分からない映像でした。
それにしてもコルクを飛ばしながら「乾杯!」って声を上げたヒロさん、アナタって人はほんとに……何がしたかったんや………(遠い目)。
現在とは全く異なる、初々しい4人を観ることができる貴重な作品だと思います。
外見や話し方こそ初々しさ溢れる映像ばかりでしたが「この4人が今の4人になっていくんだよなぁ…」って思いながら観ていると、妙に納得してしまう部分もあったりしました。今でこそハイブランドのファッションに身を包み垢抜けたシティー派バンドマンって感じの4人さんですが、PONTSUKAでのトークは相変わらず下らなさの極み!!!!みたいな時も多々あるもんなぁ(褒め言葉)。その根っこの部分が、当時の映像からも十分に感じられました。
こうやって絶対に観ることができない若かりし日のバンプを拝めるだなんて、有り難い世の中じゃのう。
あとは、これまた若かりし日の彼らがレギュラー出演していたスペースシャワーTVの「BUMP TV(バンプ ティーヴィー)」が映像作品化されたら、もう思い残すことはないのにな……
以上です!
ご覧いただき、ありがとうございました。