楽しいことがあり過ぎる

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世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるみたいですよ。

BUMPライブ感想_PATHFINDERツアーを終えて。

BUMP OF CHICKENライブ


ついに終わってしまった。何がってBUMPのPATHFINDERツアーです。

 

今までも散々書いてきたけど、今回のツアーは狂ったようにチケットを取りまくり給料と貯金を惜しむことなく費やしたツアーだった。終わってみれば全29公演中11公演に足を運んでいたようだ。本当は2月10日のファイナル前日も行きたかったけれどチケットが手に入らなかった。くそ!悔しい……

 

ツアー最初の地となった幕張メッセ2daysに参加し、今回のツアーはセットリストが毎公演組み換えられるということを知るや否や「可能な限り足を運ぼう」と決意。ひたすら希望公演のチケット先行受付にエントリーしまくり、落選に終わったものに関してはtwitterに張り付いて何とかかんとか譲り受けたりした。希望していたのにチケットを手にすることができなかった公演は新木場スタジオコースト公演と先述したファイナル前日の公演だけです。とはいえ、ツアー初日と最終日を現場で観ることができたのはとても幸せなことだった。ひとつのツアーでこれだけ足を運んだことも初めての経験だったので、色々と感じることも多く発見も多かった。

その中でも最も強く感じたのは「ライブが育っていったツアーであった」ということ。よく音楽雑誌のライブレポなんかでこの手の表現を目にするが、まさかこの言葉の意味するところが分かる日が来ようとは…自分でも驚いている。こんな言い方はツウぶってるようだけど、でも本当にそう感じたんだから仕方ない。公演を重ねるごとにメンバーはよりリラックスして演奏していたような気がしたし、観客との距離感も近くなっていた。そして、その距離感や空気感はMCや楽曲アレンジにも表れていたように感じる。特に『fire sign』の間奏部分なんかは、それが如実に表れていた。ツアー開始当初はコーラス部分を観客も一緒にシンガロングする程度だった。しかしツアー中盤から(わたしが参加した公演としては宮城公演以降だと記憶している)Gt.増川弘明による煽りMCが導入された。彼の煽りMCは決して上手といえるものではなかったのだが、BUMPを良く知るファンにとっては「それでこそ増川弘明!」と思えるグダグダ感で会場全体の妙な一体感を生んでいた。そして、その『決まり切らない感じ』こそBUMPの魅力だと思うのです。

これほど長期間に及ぶツアーであったので、複数公演足を運ぶファンが多かったことも「ライブを育てるツアー」になった所以だろう。Ba.直井由文のMCに応えるファンの声援やMCの合間合間に行われた会場名を連呼するコール&レスポンスも、複数公演参加したファンが多かったからこそ実現できた演出だと思う。数年前に発売された映像作品『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』の中で直井は「以前であればライブの構成を毎回変えることを大切にしていたがWILLPOLISツアーを通じてセットリストや特効のタイミングをお客さんが分かったうえで演るライブにも価値を見出せるようになった。分かりきった予定調和を演者と観客で一体となって楽しむこともありなのでないかと気付いた」といった旨の発言をしていた。まさしく今回の‪PATHFINDERもそういった予定調和を楽しめるツアーだったように思う。

 

そういえば本ツアーで初めてライブで聴くことができた楽曲も多数ある。そして、その経験によって大好きになった楽曲も多い。特に『Ever lasting lie』は今回のライブで何回か観ることができ、そのたびに「なんてカッコいい曲なんだ!」とハートを撃ち抜かれた。間奏部分のギターはCDで聴いてもカッコいいと思っていたが、ライブで聴くことでそのカッコよさを存分に味わうことができた。ギャンギャンにギターを掻き鳴らす藤原と増川は超絶カッコよかった。ツアー途中からは、あの間奏部分を聴きたいがために本曲のセットリスト入りを熱望したくらいだ。そして同じくらいセットリスト入りを願っていた曲がある。『ラフ・メイカー』だ。この曲も相当アツかった。もともと大好きな曲であったがライブを通してより好きになった。悲しみの歌をあれだけ激しく歌ってしまうのが、どうしようもなくBUMPっぽいよなぁ…とジンとくる。

『Merry Christmas』や『スノースマイル』を聴くことができたのもレコ発ツアーではなくセットリストが流動的なツアーならではのことだった。本当に貴重なツアーだった。熱望していた『ロストマン』や『66号線』を聴くという願いは叶わなかったが、とてもとても素晴らしい時間を過ごすことができた。感謝しかない。

遠征も数多く行った。札幌、静岡、仙台、金沢、神戸…これから先の人生、短期間でここまで動き回ることは早々ないだろうと思う。各地の名物や観光名所を訪ねたことも楽しい思い出です。大雪の金沢で転んで以降、ヘルニアは悪化しまくっているけど…。

 

2月11日のさいたまスーパーアリーナ公演では「これでわたしが参加するライブも最後かぁ…」と初っ端から感傷的になってしまい、オープニングSEの時点でしんみりしてしまった。『涙のふるさと』の〈会いに来たよ 会いに来たよ 君に会いに来たんだよ〉部分や『流星群』の〈こんな魔法のような夜に 君と一緒で良かった〉部分の〈君〉を勝手に『=わたし』解釈をしてしまい、めちゃくちゃに泣いてしまったりもした。それこそ藤原基央がライブのたびに口にしている「お客さんが数人でも数万人でも、演奏するときは1対1の関係」とはあの瞬間のことだろう。あの瞬間、間違いなくBUMPとわたしは楽曲を挟んで1対1の関係だった。

当日は座席が400レベルということもあり、会場中を見渡せる環境だったこともまずかった。コンフェッティが舞い散る様子やPIX MOBが曲に合わせて点滅する様まで俯瞰で観ることができ「あぁこんなにたくさんの人が、いま、この瞬間の幸せを共有しているんだ」と勝手に高まってしまい、楽曲とはまったく関係なく突然に泣いてしまう…というライブあるあるも頻発した。

 

こんな風にブログを書きつつ振り返ると、次から次へとツアーの思い出が浮かんでは消えていく。どれもこれもいつまでも思い返すことができればいいのになぁ、と思うがそうもいかないだろう。

ファイナル公演の最後、直井由文は「今でもライブをやるのが怖くなる時がある。なんでこんなことやらなくちゃいけないんだろう、ライブやりたくないって思う時がある」と言っていた。そりゃそうだよな、と思う。わたしだってそれなりに社会人経験を積んできたので、彼らにのし掛かるプレッシャーがどれ程のものなのか、少しは想像できるし、実際にはその数百倍のプレッシャーが彼ら4人にのし掛かっているのだろう。考えただけで嫌になる。それでも彼らは音楽を届けるためにライブを演ってくれる。増川弘明は毎公演、去り際に「また来てね」と言ってくれる。だからわたしも「また行くよ」と思う。彼らのライブにはそれだけの価値がある。少なくともわたしにとっては。

藤原基央はこのツアー中に何曲か曲を書いた、と言っていた。そしてその中の1曲、まだメンバーにも聴かせていないというその1曲をサプライズで弾き語りしてくれた。以前、サイトで期間限定された『流れ星の正体』のデモ音源といい、こういった粋な演出を用意してくれるんだよなー、藤原基央という人は。

 

ちょっとした事情により延期となった福岡公演が終われば、ライブでBUMPに会える日はしばらく来ないだろう。ちょっと、、、いや、だいぶ寂しくもあるけれど、それまでにわたし自身の人生を前に進めておかなくてはな…と思う。ここ数ヶ月は「BUMPのツアーが終わるまでは…」を理由に様々なことを先送りにしてきたけれど、ファイナル公演が終わった今となっては、その言い訳も通用しないのだから。

 

それでは最後に。BUMP、大好きだぜー!!!!!

 

おわり。

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

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