楽しいことがあり過ぎる

楽しいことがあり過ぎる

世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるみたいですよ。

めちゃイケ終了について思うことを書きました。

「あぁ、ついにか」

最初にネットでめちゃイケ終了の文字を見たとき、そう思った。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

恐らく、多くの視聴者と同じ感想だろう。しかし、この想いを多くの視聴者と同じモノのようにカテゴライズされるのは癪に障るので、ここで自分語りをしておこうと思います。

 

わたしはめちゃイケを毎週録画して見ている。なので、そんじょそこらの「にわか」とは一線を画すぞ、と自負している。今回の番組終了を機に「けっこう見てたのに…残念(><)」とか「この前の岡村さんのダンスのスペシャル回、おもしろかったのに」とか軽々しくツイートしてるような「にわか視聴者」を見かけると、「うるせぇ!毎週欠かさず見てたわけでもないくせに黙ってろ!!!このにわかヤローが!!!」と思ってしまう程度にはプライドの高いめちゃイケファンである。我ながら面倒くさい一般視聴者だ。

 

記憶しているかぎりだと、小学生のとき、同級生に「めちゃイケみたいな番組は教育に良くないってお母さんが言ってたから、こめぇりちゃんも気をつけないとバカになるよ」的な暴言を吐かれたことがあるので、その頃からほぼ毎週かかさず見てきたということになる。基本的にはオンタイム視聴+録画という視聴スタイルをとり、気に入った企画の際は繰り返し繰り返し見返してきた。我が家には、ひたすらめちゃイケが上書き録画されまくったVHSが10本近くある。最近はそれらを見返すこともないのだけど、おそらく、数取団とかスモウライダーとか恋するめちゃカミとかが録画されているはずだ。

 

数年前からはオンタイムで見ることは減り、録画したものを平日の深夜に楽しむスタイルにシフトチェンジしている。

オンタイム視聴から録画メインへと変わってしまったのは、学生から社会人になって生活スタイルが大幅に変化した、というのが最大の理由であるが、やはり番組への愛が以前に比べて薄れてしまったというのも大きいだろう。以前であれば、何が何でもオンタイムで見る、何なら1週間で一番楽しみにしていた番組だったのに、いつの間にかその座は他のバラエティ番組に変わってしまった。ここら辺の自分の中のバラエティ番組ヒエラルキーの変化を、以前は受け入れられず、意地でオンタイム視聴を続けていたのだが、今では素直に受け入れられるようになった。

 

わたしにとってのめちゃイケは「=ナインティナイン」である。

わたしは彼らが出ているからめちゃイケを見続けてきたし、めちゃイケナインティナインの番組だと思っている。なので、今回のめちゃイケ終了のニュースを知って、何よりもナインティナインのことが心配になった。

 

ここからは完全に個人の主張になってしまうのだが、いま、ナインティナインを芸人として楽しめる唯一のコンテンツはめちゃイケだ。数年前までは「ナインティナインのオールナイトニッポン」という強力なコンテンツがあったので、お笑いコンビとしてのナイナイを楽しむなら、ナイナイのANNを聴けば良かった。しかし、その番組も数年前に矢部さんが卒業してしまい、いよいよナイナイのお笑いコンビらしさを存分に味わえるコンテンツはめちゃイケだけになってしまった…と、思って過ごしてきた。もちろん、めちゃイケの全ての企画がそうであるとは言わない。というか、どちらかといえばそうじゃない企画の方が多いだろう。しかし、やっぱり、矢部さんの隣りに岡村さんがいて、いかにもお笑い芸人らしい展開が繰り広げられるめちゃイケは、わたしにとって「お笑いコンビであるナインティナイン」を存分に味わえる希望が持てる唯一の番組であった。

ぐるナイ(ゴチ)ももちろんおもしろいのだが、やはりゲストがメインとなりがちなので、多くのコーナーがナイナイを中心に繰り広げられるめちゃイケと比べると、やや物足りなさを感じてしまうのだ。

 

 

しかし、そんな大切な大切なめちゃイケも、ここ何年かは非常に「しんどい」時代を戦ってきたな…と思う。ぶっちゃけ、世間がめちゃイケ不振を騒ぎ始めた当時、わたし自身は「そんなことない」と思っていた。これは、心の底から思っていた、というよりは、子どもの頃から愛し続けてきた番組が「視聴率不振だ」とか言われてしまう現実を受け入れられなかった、といったほうが正しいかもしれない。「わたしが大好きな番組が面白くないわけがない!分からない奴がアホなんだ!!」と思いながら、いつか盛り返すと信じていた。

 

2012年6月9日放送の「めちゃイケ酒豪No.1は誰だ!決定戦」という企画をご存知だろうか。

その名の通り、めちゃイケのレギュラーメンバーで一番お酒に強い人を決めよう、といった主旨の企画だ。それぞれが好きなお酒を好きなペースで飲み続け「もう無理だ」となったら「おやすみなさい」宣言をして、隣室に備えてあるお布団へGOする、という非常にシンプルな企画だった。

わたしは、この回の放送が死ぬほどお気に入りで、ここ何年かのフェイバリット企画として、今でも事あるごとに見返しては大笑いしている。中盤、カラオケを楽しむ大久保佳代子加藤浩次が張り倒すシーンなんか、加藤の「狂犬」っぷりがいかんなく発揮されていて最高に面白いと思ったし、終盤の、ジャルジャル後藤とナインティナインだけが残ってからの三人のやり取りなんか最高にエモかった。前述したとおり、わたしは「コンビとしてのナインティナイン」という図に弱い。彼らのコンビらしさを感じられれば感じられるほど、面白さと共にエモさを強く感じてしまう。番組終盤、酒に弱いながらも脱落することなく残ったジャルジャル後藤と、ベロベロに酔っ払った岡村、そして普段どおり*1の矢部の三人だけが会話をする、という流れになった。ベロベロに酔った岡村を気遣った後藤が、岡村に「おやすみなさい」宣言を促すのだが、ジャルジャル後藤と矢部の二人だけを残すことに企画としての不安を感じた岡村は頑としてリタイアしない、という展開になった。そうしてリタイアを受け入れないながらも酔いによる頭痛を訴える岡村に、ジャルジャル後藤が「頭痛いんすか?」と問い、岡村が「頭痛いのよ」と返すシーンがあった。そんな二人に続くかたちで、矢部がふたたび「頭痛いの?」と聞き、岡村が強めに「頭痛いのよ」と返す、このやりとりが非常にエモかった。岡村と矢部が共に向き合い「頭痛いの?」「頭痛いのよ」と言い合うだけのシーンなのだが、明らかに“矢部を笑わせよう”という意図が感じられた岡村の「頭痛いのよ」は、ただ相方を笑わたいという岡村の魂胆が見え隠れしているようで、とてつもなくエモく感じた。あまりにも岡村と矢部だけの空間過ぎて、すぐそばにジャルジャル後藤がいることなんて、すっかり忘れていた(わたしが)。

さらに岡村は「お笑いコンビのツッコミとして矢部とサシで酒を飲みたい」と訴えるジャルジャル後藤に対し、口の中に酒を含んだ状態で喋り出す、というボケをかました。もちろん、口に含んだ酒はダラーっと溢れてきてしまうのだが、それがめちゃめちゃ面白かった。着ている洋服がビチャビチャになっている岡村は、追い討ちをかけるように酒が入ったグラスを空中で傾け、自らの胸辺りに浴びるというボケをかぶせた。この一連のボケは非常に古典的で下らないのだが、これが本当に面白かった。たて続けにボケる岡村に対して、矢部はゲラゲラ笑いながら何も言わずに岡村の頭を叩きつっこんだのだが、これが堪らなかった。なんていうか、やっぱりこの二人は最高だ!と強く思った。グラスに入った酒を浴びる岡村に対し、焦ってタオルで拭いてあげるジャルジャル後藤と、何もせずにただゲラゲラ笑ってつっこむ矢部。最高に面白い。何度見ても腹を抱える面白さだ。

めちゃイケ不振のムードを一掃するような面白さだと思った。

 

ところが世間の反応はそうではなかった。放送後、世間から「アルハラだ」と批判が寄せられ、BPOによる審議の対象となり、最終的には番組公式サイトに謝罪文が掲載された。

この一件で、わたしは初めて「もう、めちゃイケはダメかもしれない」と思った。あんなに面白い企画が、世間で「No」と言われてしまうのなら、めちゃイケの考える面白さは世間の考える面白さと同じではないのかもしれないと感じたのだ。

 

実際、どうだったのだろうか。わたしは、あの企画を本当に面白いと感じたし、めちゃめちゃ大笑いした。出演者の振る舞いが、いかにも「めちゃイケ」っぽくて最高の企画だ!と感動していたのだが、世間はやはり「No」が大多数を占めていたのだろうか。

わたし自身がアルハラを受けた経験がないからだろうか。番組は番組として楽しみ、現実社会の問題と「=」で捉えない、という考えは甘いのだろうか。

 

完全に憶測だが、あの騒動以降、めちゃイケは窮屈な囲いの中で番組作りをしてきたのではないかと思っている。めちゃイケはいつでも攻めの笑いを追及している、というスタンスをとって番組作りをしてきたバラエティだと思うが、あの頃から、何となく「無理はできない」空気が番組全体に漂い始めたように感じている。あの騒動は、確実にわたしの中のめちゃイケに暗い影を落としてしまった。

あの騒動以降、大好きなめちゃイケに対して、どうしても一歩引いて見てしまうようになった。「まだまだやれる」「めちゃイケの面白さはこんなもんじゃない」と、世間のめちゃイケつまらなくなった評を覆せる日が必ず来ると信じていたけれど、けっきょく、わたし自身もめちゃイケを面白いと感じられなくなってきていたのだろう。そして、そんな自分を認められずにいたのだと思う。だってわたしにとってのめちゃイケは「=ナインティナイン」なんだもの。めちゃイケが面白くない、ということはナインティナインを面白くないと言ってしまうようでツライ……本当にツライ。

 

 

加藤浩次が順調に司会者としての地位を築き、大久保佳代子が様々なバラエティで活躍していく姿を見て「すごいなぁ!」と思う反面、「これじゃぁめちゃイケ的にはイマイチだよな」と思ってきた。あの番組では、ナインティナインが圧倒的なセンターであり、どの出演者よりも輝いていなければならないのだ。だから、ナインティナイン以外の出演者は常に彼らより売れてないとされている方が面白いんだよな…とか思ってしまう。

極楽とんぼは売れっ子であるナインティナインをひがんでいるキャラのほうが面白いし、大久保佳代子も笑えないブスキャラでいてほしかった。でも、それももう無理だ。あんなに美人な奥さんがいて仕事も順調で山本圭壱も復帰してどう見ても幸せそうな加藤さんが、今さら独身街道を突き進む恋愛不得手な岡村さんをひがむなんて無理があるし、狂犬キャラを発揮してもそれこそ単なる「キャラ」になってしまう。大久保さんだって、どんどんキレイになってるし、独り身のまま結婚適齢期真っ只中を過ぎつつあるわたしからしたら、けっこう憧れる女性の部類に入っている。出演者の関係性からみても、わたしが大好きだっためちゃイケには、もう戻れない。

 

恋するメチャカミで見たナイナイのコンビ愛や、ナイナイ20周年企画の「20のやりたいこと」や、ちょっと前の矢部不倫ドッキリ企画で見せたナイナイの阿吽の呼吸とか。ああいうナインティナインのコンビとしての面白さやエモさみたいなものが大好きなわたしは、これから先どうすればいいんだ……

 

 

どうしてもめちゃイケ終了を受け入れられないんだよなぁ…つまらないプライドやら、複雑な想いがあり過ぎて、なかなか処理できずにいる。飛鳥さんが岡村さんに番組終了を告げた回も、録画はしてあるけど未だに見られずにいる。めちゃイケ終了のニュースについてる一般人のコメントを読むと、本当にみんな好き勝手に言ってて「ふざけんな」と思う。外野は黙ってろよ!と思う。まぁ、そういうわたしも完全に外野だけど。

 

これらのもやもやした感情も、ブログに書けば少しは整理できるかと思ったけどそんなことなかったな。もっといろいろ書きたいことがあったはずなのに、何が言いたいのか良く分からない文章になってしまった。

 

 

とりあえず、今日はこれで終わります。きっとまた何か書くと思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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*1:実際は相当な酒量を飲み、酔っていたようだが表面上は普段と変わりなく見えた