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【雑記】好きなアーティストをどんな風に呼べばいいのか。

昨日、oasisのことを考えていたら、タイムリーにこんな記事を見つけた。

headlines.yahoo.co.jp

 

この手の記事を見るたび思うことは「はよ仲直りしてくれ」に尽きる。

ほんと、はよ仲直りしてくれ。いや、ぶっちゃけ仲直りしなくてもいいや。仲直りしなくてもいいから、ステージ上でケンカしてもいいから、oasis再結成してください!!!!

 

 

さて、皆さんは「私はこの人のファンである」と自認している方々のことをどんな風に呼んでいますか?自分の追っかけているバンドやら芸人やら俳優やらアイドルやらの話を他人とするとき、いつもその対象を何て呼べばいいのかちょっと考えてしまうことがあり、そのことについて適当に考えていたことが何となくまとまってきたので、今日はそのことについて書いてみようと思います。完全に私見です。

 

 

 

Mr.ChildrenBUMP OF CHICKENに関して、私は自分自身を彼らのファンだと自認している。そんな私が彼らのことをどんな風に呼んでいるか、例えばMr.Childrenの場合はこんな感じ。

ファンの多くは上記のように彼らを呼んでいると思う。

 

そしてBUMP OF CHICKENに関してはこんな感じ。

バンプに関しても、ファンの多くは上記のように呼んでいる印象。ただ、デビュー当時からのコアなファンほど、彼らのことを名字呼び(敬称なし)する傾向が増える気もする。これって恐らく彼ら自身が以前は互いを「藤原」とか「増川」とか「升」とかって呼び合ってたからかなーと思うのだけど、どうなのかなー。特に彼らがレギュラーを務めるラジオ「PONTSUKA」内では、最近は「藤くん」とか「ヒロ」とか「ヒデちゃん」って呼び合ってるけど昔はそうではなかったもんな。チャマはいつでもチャマって呼ばれているけど。

 

 

なぜこんなことを考えたかと言うと、私がまだミスチルのファンを自認する前にミスチルのファンを口外していた友人と話す機会があって、その際に桜井さんを名字呼び(敬称なし)で呼んだら、その友人にめちゃめちゃキレられた思い出があるからだ。まぁ、今考えたらキレた友人の気持ちも良く分かる。自分が応援しているアーティストを呼び捨てされたら、そりゃ嫌な気持ちになる。別に当人は(この場合は私が)何も考えずに呼んでいるのだろうけど、なんとなく傷付けられた気持ちになる。「面倒クセーな」って思う人もいるかもしれないけど、本気で好きだからこその感情なので大目にみてやってください。そもそも桜井さんは私より年上だしね。

あれから何年か経って、ミスチルのライブのために遠征までするようになった今、もし私の友人が彼らを敬称なしで名字呼びしていたら「おいおい、“さん”くらい付けろよ」って思うし、超仲いい友人だったら思うだけに止まらずその場で口頭注意してしまうかもしれない。文章にするときでさえ、敬称なしで書くことは憚られる。せめて「桜井(さん)」と書かせてくれ!!!!って思ってしまうくらい、敬称略で書くことに大きな抵抗がある。

 

こういった苦い経験もあり、誰かと芸能界隈の話題に触れるときは、よっぽどクローズドな空間で無いかぎり出来るだけ「○○さん」とか「○○くん/ちゃん」とか、ファン界隈でほぼ公式とされているような愛称があればそれを拝借するとか、もしくはフルネーム呼びするとか…とにかく気を配るようにしている。いつどこで誰が不快な気持ちになるか分からないからね。(なぜか、フルネーム呼びすることで敬称略した罪悪感を軽減できるような気がするのは私だけでしょうか…)

 

ところが、例えばバンプの場合、始めに挙げたようにデビュー当時から彼らを応援しているようなファン*1が彼らを敬称なしの名字呼びしている訳だ。かと言って、それらのファンは、どう考えてもバンプメンバーを軽視しているとかそういう訳ではないだろう、と思うんですよね。そして、そういった敬称なしの名字呼びするファンに対して、私のようにメンバーを「くんちゃん呼び」しているファンが不快感を持つかというと、私の場合は特に何も思わない。「あー、この人は古参ファンなのかもしれないな」とは思うけど。かつて私にキレた友人のように「“さん”付けで呼べ!」とか腹立たしさを覚えることは一切ない。

 

この差って何なんでしょうね。ミスチルメンバーに対して“さん”付けしない友人(仮)にキレる私がいる一方で、バンプメンバーを敬称なしの名字呼びするファン(仮)を許容する私もいる。この違いってすごく面白いなぁって思ったんですよね。

 

それで、それについて色々と考えているうちに、この「キレる」ことと「許容する」ことの境には《愛やリスペクトがあるかどうか(もしくは感じられるか)》という部分が大きく関係あるような気がしてきた。つまり、どんな呼び方をしていたとしても、発言者が対象について(私の場合はミスチルバンプについて)愛を持って話題にしているかどうか、そこが重要なのではないかと。例えばバンプファンが藤くんを「藤原」呼びするのと、特段バンプファンでもない人々が「藤原」呼びするのとでは、その意味が大きく違ってくるな、と。いや、音としては同じ「藤原」なんだけど、そこに含まれる要素が大きく違ってくる気がする。他の皆さんがこういった問題についてどう考えているのかは分からないけど、私の場合はそんな感じだ。(だからって、ファンは何でも言っていいということでもない。)

 

あと、バンプに関していえば、彼らがデビューした当時からファンで居続けている人達ってメンバーと同世代、若しくはメンバーより年上の人達が多いから、よりメンバー4人との距離感が近いのかもしれんなぁ…とは思う。私なんかはここ数年でファンになったので、その時には既にドームでライブしちゃうような有名アーティストだったけど、デビューしたての彼らはライブハウスでライブして「ブラウン管の中で評価されたくない」とか言っていたらしいし、まだ色々とトガっていた時代だろうから、そこら辺の若手時代をリアルタイムで経験しているファンと、そうではないファンとではメンバーと自らとの距離感に差が出ていても仕方ないなぁ…とは思う。現に「俺が好きだった藤原はもういない…」みたいなことを口にする方々もいるし。

 

 

 

で、それとは別の問題で、「じゃあそもそもファンでも何でもない人達にミスチルバンプの話をする時にメンバーのことを何て呼ぶか」問題もある訳だ。どちらかというと、こちらの方が色々と複雑だ…主に私の精神面に於いて。

 

ファン同士ならいいですよ、そもそもそのコミュニティは「彼らのファンである」とい共通認識があるからね。でもそうじゃない場合は?今でこそ、苦い経験を生かして敬称なしの呼称をなるべく控えようって思いながら生活している私だけど、そうなる前は普通に敬称なしの名字呼び(所謂、呼び捨て)とかガンガンにしていた。それで誰かが不快に思うかもしれないなんて考えもしていなかった。そういった人達の中で突然に「ミスチルの桜井さんがね…」って話し出したとする。果たして、その場の雰囲気はどんな感じになるだろうか。「桜井さんってwwwww」みたいにならない?

昔、一番上の兄がSMAP木村拓哉さんを「木村くん」って呼んでて、二番目の兄と二人で「木村くんってwww友達かよwwwww」ってめちゃめちゃ笑った記憶があるんだけど、そんな風にならない?

 

と、まったくファンではない一般人(この呼び方も不思議だけど)と『自分が好きなこと(人)』について話題にするとき、とっても気を遣ってしまう。別に良いよ、私自身が笑われる分には。ほんとはイヤだけど。出来れば笑われたくないけど。私が一般人A(仮)に「桜井さんがさー」って言って、一般人A(仮)に「桜井さんってwwwwww、知り合いかよwwww」みたいに言われるの結構しんどくない?きっとそんなことないけど、間接的に桜井さんを笑われたような気持ちになりませんか?過剰反応だよって思われるような気もするけど、こういったシーンに遭遇するたびに、自分が応援している(ファンをやっている)対象を他人にどのように紹介すればいいのか、迷ってしまう。でもやっぱり呼び捨てなんかできないので恐る恐るビビリながら「○○さん」とか「○○くん/ちゃん」って紹介する。

 

この手の感覚ってどれだけの人が持ち合わせている感覚なのかなー。誰かの熱心なファンをやっている人なら分かってもらえるのだろうか。でも世の中には、そういった「誰かのファンを熱心にやった経験が一切ない人」もいるからな。そういった人達と話す機会であればあるほど、上記のビビリ案件が発動する気がする。

 

 

私は自分が好きなアーティストについて多くの人に広まってほしい、好きになってほしいって思うタイプなので、こういったブログをやっている訳だけど、リアルな世界では自分の趣味嗜好を割りと隠して生きて行きたいタイプです。それは多分、自分が好きなものを笑われたり傷付けられたりすることへの恐怖感がめちゃめちゃあるからだと思っているんだけど。あと、単純に何かにのめり込んでる自分を見せたくないっていう良く分からないプライドのようなもののせいでもあるけど。

そんな感じなので、自分の好きなものを現実社会で話題にするのがとても苦手だ。ミスチルのライブにもバンプのライブにもめちゃめちゃ行ってるけど、絶対に会社の人には言いたく無い。同じツアーで何公演も足を運ぶとか、絶対に知られたくない。まぁ、別に今の会社が、誰かの好きなものを悪く言うような底意地悪い人達の集まりって訳じゃないけどね。むしろ、興味持って聞いてくれる様な優しい人達ばかりだと思う。友達だってそうだ。そんな風に悪く言う人はいないと思う。多分。

 

 

うーーーん、、、色々考えているうちに、話が大きく逸れてしまった気がする。

結局何が言いたいかと言うと『自分の好きなものって、それが大好きだからこそ、あんまり良く知らない人達に踏み込まれたくないって気持ちがあるよね』という話です。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

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*1:ソースは特にありません。私の中での印象がそうである、という前提で話を進めます。